柏原のケヤキ Zelkova serrata(ニレ科ケヤキ属) 

欅> 別名 ツキ           

兵庫県氷上郡柏原 県天然記念物木の根橋ケヤキ

H9.11.30/H10.9.12 UPDATE

落葉高木。ケヤキは日本の代表的な広葉樹のひとつ。公園樹、街路樹として植えられる、特に関東地方に多く生育もよい。寿命の長い木なので、天然記念物に指定されているものも多い。普通高さ20〜25mになるが、大きいものは高さ50m、直径5mに達する巨木もある。樹皮は灰褐色で、老木になると鱗片状にはがれる。樹冠は扇をなかば開いたような円形状になる。葉は互生し、長さ2〜7pの卵形または卵状被針状で質はやや薄い。先は鋭くとがり、基部は円形またはやや心形で、ふちには鋭い鋸歯がある。花は4〜5月に開く。秋になると黄色から赤へと色づく。

環境庁発行1991年巨木リスト1位  福島県猪苗代町本町 天子神社のケヤキ 幹周15.4m

  このページで紹介するケヤキ  兵庫県柏原町(木の根橋)の大ケヤキ 幹周6.0m・樹高22m・推定樹齢1,000年


ケヤキの全景

このケヤキは、推定樹齢千年に及び街の中、しかも車道近くにあり、また川の流れの上を根が伸びている。近くには八幡神社があり三重の塔、珍しい形の本殿があり、一見の価値はある。写真は八幡神社へ登る階段から見た遠景。11月末撮影。


川をわたる根

幅6mの川をケヤキの根が渡っている。(手前の苔が生えた所が根の部分)自然の橋となっており、「木の根橋」と呼ばれている。そんなに大きなケヤキではないが(幹周6m)、珍しい根の形のため注目されている。

撮影日       1997年11月30日

撮影場所   兵庫県氷上郡柏原町


夏のケヤキ

夏のケヤキ、98年9月12日撮影


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