加茂の大楠 Cinnamomum camphora
(クスノキ科)<樟・楠>
別名 クス .徳島県三好郡三加茂町
国指定特別天然記念物1999年1月2日訪問
蒲加茂の大楠 樹高25m、幹周り13m、根周り20m、樹齢1,000年。特別天然記念物に指定されている。国道192号線を走っているとすぐ目立つ巨木である。三加茂町のシンボルになっている。樹全体がバランスよく美人楠である。
大楠の全景
車と大きさを比較すればよく解るように、枝張りは東西46m、南北40m、樹高25mあり写真のように大きな樹冠をもつ美しい大楠。「一樹、森成す三加茂大楠」と言われる。回りは他の楠と同様やはり公園になっている。山からは離れ又他の木が回りに無いのでより大きく見える。「この木何の木気になる木?」というテレビの宣伝に出てくる木を思い出した。
大楠の美しい幹
この楠は幹も美しく、目通りを測定する1.3m付近はくびれているので、測定よりも大きな幹及び根周りを持つと思われる。この木は空洞も無く樹勢も旺盛で美しい木の中の木って感じ、多くの人に愛されていることもうなずける。