クスノキ Cinnamomum camphora(クスノキ科)

<樟・楠> 別名 クス                .

鹿児島県蒲生町八幡神社 蒲生の大樟 全国第一位

1998年10月31日

常緑高木。高さは普通20m、時に高さ50m、直径8mに達する巨木がある。樹皮は暗褐色で短冊状に縦に裂ける。葉は互生し、長さ5〜12pの卵形で先はとがっている。シナモン。樟脳の原料。香木の代わりに仏像の彫刻にも多く使用。樹の高さは50mにもなり、日本産の樹木の中では最大級。樹冠も大きい。

環境庁1991年巨木リスト1位 鹿児島県蒲生町八幡神社 幹周24.2m樹齢千数年。

 蒲生の大樟  樹高 30m、幹周り24.2m、樹齢1,500年。特別天然記念物


大樟の根周り

根周り33.6m、幹周24.2m、樹高30mの我が国最大の樟であり、日本の樹木の中でも最大の太さである。幹周りの太さでは縄文スギ(16.4m)も足元にも及ばない大きさである。八幡神社の左にどっかり座っている。


工事中の大樟

(樟)楠と言う字は南の木と書くように樟は九州に多い。現在は樟の樹を守る工事中で、おそらく斜面に生えているため根が張りやすいように土盛りをしているようだ。以前にも盛り土をしたと何かで読んだことがある、盛り土がなければもっと幹周りの大きさは太くなるらしい。それでも圧倒的な大きさで迫ってくる迫力がある。樹が一番元気のいい春から夏にかけてもう一度訪れてみたい。


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