村岡町の大カツラ Cercidiphyllum japonicum(カツラ科)

美方郡村岡町耀山  幹周12.5m   村岡町名木

美方郡村岡町和池   幹周16m 兵庫県天然記念物

美方郡村岡町兎和野  幹周11m 兵庫県天然記念物

H 10.7.12 UPDATE

落葉大高木。日本各地の山地の谷沿い、沢の水がきれいな所を好んで生える。木は一本でなく複数の細い木の寄り集まって形成される。

前に紹介した別宮の大カツラは幹周14.5m。


耀山のカツラ

蘇武岳の南西にある金山峠へ向かう途中にある。幹周12.5mで他のカツラの様に主幹が枯れて回りのひこ生えに取り囲まれあたかも巨木のように見えるカツラが多い中、このカツラは主幹もしっかりしている。


耀山のカツラ群生地

平成2年10月19日の神戸新聞にこのカツラの群生が見つかった記事があるらしい。この渓流に沿って写真のようにカツラが15本あるらしい。現在新しい林道を作る工事中で、これらの木は避けられて道は奥へと付けられているようだ。


兎和野の大カツラ

兎和野高原にある大カツラ、この木の根元から湧水があり沢を作っている。兎和野高原には自然散策の路が多数あり、木の殿堂へと続き瀞川高原「但馬高原植物園」にも近い。兎和野高原の駐車場より歩いて300mの近くにある。


和池の大カツラ

大カツラは、(たしか)昨年オープンした但馬高原植物園の中にあり、大人500円の入場料を払わなければ見られないようになってしまった。園内にはミズバショウ、ザゼンソウも植えられている。この時期はササユリ、ヘメロカリスが咲いていた。大カツラの根元からは水温10℃日量5,000トンの湧水がある。(案内板より)


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