小国町の鉾納宮と下城の大イチョウ
<夫婦スギ><大ケヤキ><下城の公孫樹>
天然記念物指定。熊本県阿蘇郡小国町
H13.3.3
阿蘇山の北にある小国町、この町に「阿弥陀スギ」を訪ねる途中に神社の大ケヤキが目に入り鉾納宮の境内に立ち寄った。ちょうど神社は二人の地元の人が清掃中でスギ、ひのきを焼く煙と臭いが懐かしく感じられた。
このページで紹介するケヤキ
大ケヤキ 幹周8.1m・7.3mこのページで紹介するイチョウ
下城の大イチョウ 幹周10mこのページで紹介するスギ
夫婦スギ 鉾納宮の夫婦スギ鉾納宮の夫婦スギ
鉾納宮の正面にある夫婦スギ、こらまで多くの神社に木を訪ねたがこのように正面にスギが対で植えられている神社はかなりあり、いずれも夫婦スギという呼称が多い。
鉾納宮の大ケヤキ
この神社には2本の大ケヤキ幹周8.1m・7.3mがある。このケヤキはかなり樹齢を重ねているようで樹冠は衰えているが幹は立派で夫婦スギと同様対で植えられているようだ。
下城の大イチョウ
この大イチョウは、枝張りが広いことで知られている、写真のように太い枝が何本も横に伸びている。落葉の季節なので枝張りの大きさは実感出来なかったが国道からでも認識できる銘木である。
下城の大イチョウ
「この公孫樹は、下城上総介経賢の母妙栄尼の墓標と伝承されている。目通り幹廻り約10m、樹高20m、枝張り東西34m、南北40mの巨木で、樹齢千年を越えていると言われている。鏡ヶ池伝説によると、小松女院の乳母眞神の墓標とも伝えられている。又この公孫樹はチコブサンと呼ばれ、乳の少ない婦人が祈願をこめて樹皮を煎じて呑むと、乳が出るとの言い伝えもある」 現地標識より