なぜ,「オリーブの首飾り」なの?

品といえば,「オリーブの首飾り」。なぜなんだろう?いつから? この,ふと思い付いた疑問をインターネットを駆使して,解決してみようじゃありませんか。
と言う訳で,「オリーブの首飾り」を探す旅を始めてみよう。


1日目

「オリーブの首飾り」といえば「ポール・モーリア」。さっそく,ヤフーで検索。関連サイトなんかあるのか?と思ったら,1件一致。

Paul Mauriat

ー,公式ファンクラブがあるじゃないか。この顔は,まさしくポール・モーリア。生きていたのか(失礼)。すぐさま,HP内を閲覧。どうやら,彼は昨年(1998年)まで,日本公演を盛んにやっていたらしい。しかし,昨年が,ラストだとか。もう,生で見ることができないとは,残念。しかし,英語のページが多いぞ。読むのが面倒。
でも,手品の話題はないみたいだ。もしかして,本人の知らないところで,「オリーブの首飾り」は手品とともに使われているのか?それとも,そんなことは,本人にはどうでもいいことなのか?おかしい!?われわれ日本人の認識は「オリーブの首飾り=手品」なのに。非常に,不可解だ。
いきなりのいきづまり,どうしたらいいんだ?

を取り直して,gooで検索。今回もキーワードは「ポールモーリア」。282件,ちょっと多い。「オリーブの首飾り」をキーワードに追加すると,36件。この数なら,全件確認できる。(しばし確認)う〜ん,どいつもこいつも,ポール・モーリアの曲リストだ。おっ,新しい情報を発見

学生を愛する熱い心

私が学生の頃なので、もう十年も前の話になるが先生は、御自宅でのスキーの練習に、ポールモーリアの 「オリーブの首飾り」を使われるという。あの軽快な曲に合わせて、パラレルの練習をされるらしい。練習の成 果か、はたまた天賦の才か、学生顔負けのスキーの技術に驚いたものである。さらに、テニス、ボウリングそ してスケートと様々なスポーツでも学生を圧倒。この若者をしのぐ御元気さは、十年の月日を経て健在であった と聞く。

「オリーブの首飾り」でスキー,しかも自宅。「先生」とは何者なのか?自宅でスキーとは,「おざしきゲレンデ(ドラえもん2巻P158参照)」か?さらに謎は深まる。「スキー」と「手品」?もしかして,「オリーブの首飾り」にのせて,スキーをしながら手品をしたのが,事の起こりなのか?いや,そんなはずはない。だいいち,観客もスキーをしながらじゃないと,手品を観れないではないか。スキーの件は忘れよう。

っ,さらに新情報発見。

ニューワールド仙台大会('97/11/9)

さて心のメイン。今日は勝つと言っていたマジックマン。どういう風に我々の度肝を抜くファイトを見せてくれるの か(^^;。オリーブの首飾りの流れる中,チリンチリンと鈴の音。なんだ(^^;と見るとなんとマジックマンは自転車で入場してくるではありませんか(爆)

どうやら,プロレスのHPらしい。この「マジックマン」のテーマ曲が「オリーブの首飾り」ということらしい。しかも自転車。スキーの次は自転車か...待てよ!もしかして,「マジック」と「オリーブの首飾り」のつながりは,彼がオリジナルなのかも知れない。彼の名前が「マジックマン」だったため,めぐりめぐって,「手品」に「オリーブの首飾り」が使われるようになったのかもしれない。......そんなはずは,ないよ。

goo検索結果の36件に,有用な情報はなし。またも調査は,暗礁に乗り上げてしまった。

し,次はInfoseekで検索だ。キーワードはもちろん「ポールモーリア」と「オリーブの首飾り」。69件もヒット,これはなかなか期待が持てそうだ。

Paul Mauriat(個人のポールモーリア紹介ページ)

彼はフランスのマルセイユで1926年にうまれました。ピアニストになるために、マルセイユの音楽院で学びました。そして、クラッシックからポップスに変更し、働きながらバンドで演奏していました。そのうち、音楽業界で仕事をするようになり、自分のオーケストラを結成し現在でも活動を続けています。ポールモーリアは1969年の"恋は水色"で全米1位になってから、"オリーブの首飾り"や"エーゲ海の真珠"などのヒット曲をだして、日本でもかなりのブームになりました。
彼の経歴紹介を発見。どうやら,手品をやっていた過去はないらしい。自分の手品演技のために,曲を書き下ろしたということはないようだ。あるいは,暗い過去は,忘れ去りたいのか?

うこうしているうちに,重大情報発見

研究・キャラの名前の語源

オリーブの首飾り…手品師のマギー司郎さんのあの誰でも知っているテーマソング、ポール・モーリア・オーケストラの「オリーブの首飾り」から。曲は聞いたこと があっても、タイトルはこの前初めて知りました。

マギー司郎。どうやら,彼がキーマンのようだ。彼がオリジナルなのか?先の文章では,それを肯定も,否定もできない。引き続き調査を進めよう。

?またプロレスだ。

UNW6・24北沢大会観戦記

おなじみポール・モーリアの『オリーブの首飾り』にのってジニアス入場。場内に薔薇の花をかざす人多数。1年半ぶりの試合に挑むジニアスは自らもトレードマークの薔薇をくわえ登場。髪はやや短くなり金髪に染めてもいない。胸辺りの筋肉がやや落ちたか?腰にはトークショーで披露したベルトを巻いている。

ジニアス?マジックマンではないのか?どういうことなのだ。ジニアスとマジックマンは同一人物なのか?そういう事なら,合点がいく。だっておかしいじゃん。テーマ曲が同じなんて...。待てよ,ということは,もしやマギー司郎もジニアス,マジックマンと同一人物なのか?だとしたら,マギー司郎は服の下に,そんにいい体を隠し持っていたのか。謎は深まるばかり。

っ,ちょうど都合よく,またマジックマンの記事だ。

みちのくプロレス「サスケからダイオキシン」東京・両国国技館

ポール・モーリア作曲「オリーブの首飾り」にのってでてきた手品師は、レフェリーの手を借りてリング上で延々手品を披露している。 同僚が尋ねた「彼は何者?」。僕「これから試合する人」。同僚大うけ・・・・・(中略)さて試合の方は、マジックマンがお粗末すぎ、試合にならないうちに、肩の上にマジックマンを担ぎ上げたヨネ原人が、変形のストレッチ技でギブアップ勝ち。時間にして4分程度。もっと原人パフォーマンスが見たかった。試合より手品の披露の方が長いのはどういうことだ(怒)!

どうやら,マジックマンは,プロレスもする手品師のようだ。ますます,「マギー司郎=マジックマン」の線が濃厚になってきた。あとは,「ジニアス」だ。

といいつつ,調査は2日目につづく

(記:さとう@管理人)