UH-1 イロコイ 多用途ヘリコプター
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スノーシューを装備したUH-1H
(北部方面ヘリコプター隊/丘珠) |
UH-1 多用途ヘリコプター (愛称:イロコイまたはヒューイ)は、アメリカ合衆国のベル・エアクラフト社が開発した汎用ヘリコプター、モデル「204」「205」「212」「450」各シリーズのアメリカ軍における制式名称(その後、軍用型のシリーズ名として定着)。アメリカ陸軍では当所、「イロコイ」の愛称を制定したが、初期型のモデル204が実戦配備当初「HU-1」の名称であったことから、「1」を「I」に見立て「ヒューイ」の愛称で呼ばれるようになった。
1959年よりアメリカ陸軍で採用され、ベトナム戦争などで活躍。物資や兵員輸送からガンシップとして対地攻撃までこなせる汎用ヘリコプターとして不動の地位を確立した。日本の陸上自衛隊をはじめ、現在でも多くの国々で軍用・民間用ヘリとして運用されており、数多くの派生型が存在する。
モデル205シリーズ/UH-1H 〜世界中で運用されるロングセラー
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単発モデルの最新型UH-1J
(東部方面ヘリコプター隊/立川) |
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初期型であるモデル204の胴体を40cm延長するなどの改設計を施し、収容力を拡大させた発展型がモデル205シリーズであり、さらにエンジンを強力な新型エンジン
T53-L-13に換装したモデル205A-1も開発され、軍用タイプは UH-1Hとして制式化。UH-1Hはモデル205シリーズの決定版といわれ、アメリカ軍での採用はもちろん世界各国で採用され、陸上自衛隊でも富士重工業によるライセンス生産の形式でUH-1Hを導入している。
モデル205B-2シリーズ/UH-1J 〜単発モデルの最新バージョン
1980年代、モデル205をベースとした改良型として、モデル205B-2の開発が開始された。この開発計画は、モデル205のライセンス生産を行なっていた富士重工業とベル社の共同開発という形で進められた。エンジンをAH-1S対戦車ヘリコプターと同じ
ライカミング T53-L-703(川崎重工ライセンス生産版はT53-K-703)に換装したほか、赤外線監視装置(FLIR)を装備して夜間行動能力を強化するなどの近代化がはかられている。モデル205B-2は、日本の陸上自衛隊でUH-1Jとして制式化され、1993年9月3日より配備を開始した。なお、ベル社ではモデル205B-2と同様の改良を行なった機体を「UH-1HP
ヒューイ2」としてセールスしている。新造機だけでなく、既存機からの改修キットもセールスされており、ニューヨーク市警察やイラク治安部隊等に納入されている。
モデル212シリーズ/UH-1N 〜カナダ軍が初導入した双発モデル
一方、モデル212は「ツインヒューイ」と呼ばれるとおり、モデル205をベースにツインパックエンジンを搭載して双発化した機体となっている。モデル212は、当初カナダ軍向けに開発され、「CH-135
ツインヒューイ」としてカナダ軍が導入。次いでアメリカ軍は、搭載エンジンをプラット・アンド・ホイットニー・カナダ PT6Tから、AH-1Jと共通エンジンであるT400に換装したタイプを「UH-1N」として採用した。
モデル450シリーズ/UH-1Y 〜アメリカ海兵隊が配備を進める双発モデルの最新バージョン
とりわけ洋上飛行の頻度が高い(=陸軍と異なり緊急時に不時着できる場所が無い)アメリカ海兵隊では、安全性の高さから双発型の運用が重要視されており、「ツインヒューイ」のさらなる進化型として、モデル450が開発された。モデル450では、速度・搭載能力の向上をはじめ、グラスコックピット化やヘッドマウントディスプレイでの夜間飛行対応、エンジンをAH-1Z
ヴァイパーと同じゼネラル・エレクトリック T700の双発配置とし、強襲揚陸艦への搭載に対応した折り畳み可能な4枚構成のメインローター採用など、大幅なアップグレードを実施。「UH-1Y
ヴェノム」としてアメリカ海兵隊が制式採用、2009年1月に配備が開始された。 |
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ブルーインパルス は、航空祭や国民的な大きな行事などでアクロバット飛行を披露する航空自衛隊の公式アクロバットチーム。正式名称は「第4航空団第11飛行隊」で、松島基地をホームベースとしています。3代目の現在は、機動性に優れた
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