さて、今回のレースはピットクルー兼カメラマンということで、あまりＳＤクラスやＳＯクラスのレースは見てない。それにセトウチレーシングからもＰＶにしかエントリーしてなかったのもあり、他のクラスはホントに観客でしかなかったのです。ただ、確かＳＤクラスだったと思うけど予選ヒートで、最終コーナーを抜けた直後にクラッシュして、１台のカートが転倒してる光景が目に飛び込んできたりと、いろいろあったようだ。だが、それ以上にＰＶも波乱に富んだもので、見る方もドキドキでしたね。
Ｔ．Ｔ．後、無事にエンジンマウントの交換を済ませ、予選ヒート１に望んだのである。しかし、ＰＶクラススタート直前に小雨が降り始めたのである。が、レースは当然ドライレースが宣言されたままである。まだ路面は濡れた様子もないので大丈夫だとは思うが……。 そして、パドックから７台のマシンがコースに飛び出し、予選ヒートが始まったのである。 ここでちょっと、余談であるが、このとき押し掛けの補助をしていたオイラであるが、落合選手から「ちょっとエンジンが掛からないかもしれないから」と耳打ちされていたのである。そして、久々にレースでのサポートをするオイラはかなり力が入っていたようである。スタートの合図が出されると、全体重を掛けてマシンを押したのである。確かに、エンジンに火が入らない。と、さらに体重を掛けてマシンを押そうとした瞬間にエンジンがうなりをあげ、加速し始めた……。
マシンはオイラの手を放れた……が、全体重を前方に置いていたオイラはそのまま体勢を立て直すことができなかったのあった。（汗）
でもね、さすが昔取ったなんとやら。肘をホントにわずか擦りむいただけで、全く怪我もなかったのはさすがである。（自画自賛）
フォーメーションラップの後、このヒートはスタートは１発で決まった。スタート直後の１コーナーへの飛び込みで、６番グリッドからスタートした落合氏は４位のポジションを獲得したのである。最近レース慣れしたのか、１コーナーでのポジション取りが結構うまくなったような気がする。 さて、順調にスタート……と、思っていたのであるが、オープニングラップのＺコーナーで、雨の為にちょっとマシンが失速したのだろう、後続のマシンに抜かれポジションを落とした。
１０ＬＡＰで競われる予選ヒート。なかなか挽回は難しい。それに、レース前の練習走行も殆どしてない状況でのレース。前半は前のマシンから引き離されそうに見えたが、後半、なんとか前のマシンに追いつかんばかりの追い上げを見せた。これはひょっとして……との期待もあったが、予選ヒートはそのまま終わったのあった。  |
