柳井シリーズ第6戦

1997/09/14(Sun)

 朝、目醒める、空はグレーになり、なま暖かい風が吹いていた。
 台風19号が近づいているといことで、雲行きもちょっと怪しい。さて、今日の柳井シリーズ第6戦であるが、いつもなら広報担当(?)のオイラは、のんびりと柳井スポーツランドに向かうのであるが、今日はちょっとエントリーしている落合選手のサポートもしないといけないということで、午前6時10分に起床。出発したのである。ただし、寝起きの悪い我が家のギャオスを起こして朝飯を食わせるのに手間取り、ちょいと予定より出発は遅れたのであるが。

 その後、山陽自動車道を熊毛ICへと向かうのであるが、途中でポツポツと小雨がフロントガラスをたたく。
 まぁ〜、ちょっと降っては直ぐにやむので、レースに影響することはないだろうと思う。今日はエントリー数も少ないらしいから、レースの進行も早く、昼過ぎには直ぐに決勝ヒートだろうから、なんとかそれまで持ってくれれば……と、祈りながらハンドルを握っていたのであった。


 さて、柳井スポーツランドに着いのはすでに9時30分くらい。
 すでに、落合選手は公式練習に入っていたのである。そして、すぐに公式練習も終わり、ピットにから計測場までカートを進めた。オイラは、すぐにカートスタンドを運んでマシンの計測後、ピットへと運ぼうとしたのであるが……。

 落合選手のすぐ後にピットインした、武居(利)選手が落合選手のマシンの下を覗きながら何か話しかけていた。

 落合選手のエンジンマウントを止めるステイが一つ、第二コーナーで飛んでいったというのである。確かに、ステイが一つない。さっそ く予備のものを取り付けようとしたが、なんとボルトが折れて、マウントの中に残っているために取り付けることは不能。また、ボルトも取り出すことができないのであった。
 もうT.T.(タイムトライアル)は、すぐにある。エンジンを取り外してマウントを交換している余裕もないということで、とにかく、一つ残ったボルトを強めに締めて、そのままタイムトライアルに挑むことになったのである。


 エンジンの事が気になったのか、タイムトライアルの結果は、34.51で7台中8位の結果であった。
 ちなみに、今回のレースには、セトウチレーシングからは、PVクラスに落合選手、武居和男選手、武居利行選手がエントリーしている。我がSturmWolfeからは落合選手のみのエントリーということになったのである。

 武居(和)選手はT.T.の結果、2位。武居(利)選手は5位と結果だった。

 そして、タイムトライアルが終わると、早々に落合選手はマウントの付け替えに取り掛かったのあった。
 PVクラスの予選ヒートの前に、SDクラス、SO86クラスの予選ヒートが行われる。その間に作業を終えないといけないわけである。が、そこは手慣れたものである。SDクラスの予選ヒートが終わるころには作業は終わっていた。その上、リアスプロケットも87から88へと交換していたのである。さて、その結果がどう予選に反映されるか楽しみでもある。

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