柳井シリーズ最終戦(4)1997/11/09(Sun) |
KidsKartが走るところをみるのはオイラも初めてある。今回は4歳から7歳までの子供達3人がエントリー。まずは公式練習が行われたのである。 4歳の子供のいるわけで、この説明にはかなりの時間を掛けていたようである。 そして、説明の後、公式練習となるのだが、子供達よりも、マシンの調整に余念のないお父さんなのであった。 う〜ん、でも来年辺りは、オイラがそういう風になってしまうのだろうか。我が家のギャオスも来年秋には4歳になり、KidsKartにも乗れるようになるし……。【汗】 各マシンの調整も終わり、3台のKidsKartはコースへの飛び出していったのである。 はっきり言って可愛い。まるでチョロQが走ってる風に見えるのである。ボディのフレームは当然子供用に短くなっている。しかし、それに付いているタイヤは普通のカートのものと殆ど変わらないのであるから、非常にタイヤがデカく感じるし、小さい体に似合わない大きなヘルメットが、これまた異常にデカく見える。 まるでタイヤとヘルメットが走っているようなのだ。 スピードは、危険防止の為かやはり抑えてあるようで、思い切りアクセルを踏み込んでも一定の速度しかでないようである。しかし、子供達は必死になって公式練習を楽しんでいた。 Zコーナーで、2台のKartが同時にコーナーに飛び込もうとして見ていた方はどうなるか……と、見守る。クラッシュするのでは……と思えたのであるが、接触しなかったが、外側にいたマシンがそのままコース外へと飛び出したのであった。すぐさま近くにいたオフィシャルが駆け寄っていったが、どうもチェーンが切れたようで、そのままコース外へと運び出されたのだった。 そして、公式練習も終わった。 午後1時。午後のスケジュールの開始。決勝ヒートの開始である。 そして、まず最初は……。KidsKartのレースが始まったのである。スタートラインに3台のマシンが並んだ。フォーメーションラップはなく、そのまま1列に並んだままのスタートである。
マシンの性能は互角であるから、差がでるのは、コーナーへ入るときの度胸である。いかにブレーキを踏まずに早い速度でコーナーを飛び出すかでレースの結果が決まるようだ。最初の1コーナーで決まった順位のままでレースは進行していった。 そして、そのマシン間の距離も周回を重ねる毎に広がっていき、手に汗握るバトル……というのは見れなかったのである。が、なぜか見る方を楽しませてくれる。各ピットみも微笑みながらレースを見守る顔が並んでいたのであった。 KidsKartの決勝レースは7周で行われた。 そして、ゼッケン番のマシンがトップでチェッカーを受ける事に。
彼もまたセナ達のようにモータースポーツで活躍していくのだろうか。
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