京都市
 重度障害者住宅環境整備助成事業
「いきいきハウジングリフォーム」

 

だれが利用できるの?

京都市内にお住まい(生活の本拠が京都市)で、次の1〜4に該当する方です。

(1) 住宅改造……身体障害者手帳1級〜2級又は療育手帳をお持ちの方。
  移動設備設置……四肢機能障害で身体障害者手帳1級をお持ちで移動が困難な方。

(2) 原則として、施設や病院に入所・入院中でない方。

(3) 借家の場合、所有者(管理者)から承諾の得られる方。

(4) 生活保護世帯又はご本人及びご本人と同一世帯の方全員(扶養義務者でない方は除く)の前年の所得税合計額が、70万円未満の世帯に属する方。

どんなリフォームが対象になるの?

重度障害のある方が暮らしやすい生活が出来るよう、
また
介護する方の負担を少なくするためのリフォームです。

▲▲
在宅改造(例示) 身体障害者手帳1級〜2級又は療育手帳A

浴室 浴槽の埋め込み、滑り止め、手すり、引き戸や折戸への取替え等
トイレ 便器の洋式化、手すり、引き戸やアコーディオンドアへの取替え等
玄関 スロープ、段差解消、引き戸への取替え等
廊下・階段 手すり、滑り止め、足元灯の設置等
居室 敷居の段差解消、和室の洋式化等


▲▲
四肢機能障害1級以外で移動設備設置の対象とならない方でも、移動設備設置が効果的である場合、住宅改造に含まれるものとして助成対象になる場合があります。

▲▲
移動設備設置(例示) 四肢機能障害1級で移動が困難な方
・段差解消機
・階段昇降機
・天井走行型リフト


対象とならないリフォーム(注意!)

(1) 住宅の新築、購入又は全面改築等に伴って行われるもの。
(2) 家屋の維持・補修。
(3) 日常生活用具給付品目及び設置工事を伴わない福祉機器等の購入費。
(4) 全身性障害者家屋移動設備助成事業によりすでに助成を受けられた方への移動設備設置。
(5) 申請以前に着手又は完了しているもの。


費用はどのくらい助成してもらえるの?

リフォームに必要な額に助成率を乗じた額です。
ただし、限度額の範囲内です。(1,000円未満切り捨て)
助成は、原則として1世帯につき1回に限ります。

世帯階層区分 助成率 限度額
生活保護世帯及び前年所得税課税世帯 4/4 75万円
前年所得税額42,000円以下の世帯 3/4 60万円
前年所得税額42,001円以上699,999円以下の世帯 3/4 50万円

■1月から6月までの申請は、前々年所得税額となります。
■税額控除がある場合は控除前の所得税額です。


相談や申請はどこでできるの?

(社)京都市身体障害者団体連合会

電話でご相談下さい。
TEL(075)822−0779(専用)

月〜金 午前9時30分〜午後5時まで

〒604−8804
京都市中京区壬生坊城町19−4 京都市みぶ身体障害者福祉会館内

■■ 申請時にご用意していただくもの ■■
・同居の方全員の住民票又は世帯全員の外国人登録証明書
・所得税額がわかる書類(ご本人及びご本人と同一世帯の方全員(扶養義務者でない方は除く。))
・印鑑、身体障害者手帳、療育手帳など

■日常生活用具の給付をはじめ福祉施策の総合的なご相談は、
お住まいの区の区役所・支所の福祉課・福祉保護課(福祉事務所)へ


助成までのしくみ

1.
「相談」
まず電話で相談をお受けします。
(社)京都市身体障害者団体連合会でお受けします。
TEL(075)822−0779

2.
「申請」
利用者が、(1)住民票、(2)所得税額がわかる書類、(3)印鑑、(4)身体障害者手帳・療育手帳などを用意し申請します。

3.
「資格審査」
利用者の障害程度や世帯の所得要件などを審査します。

4.
「専門相談」
福祉・保健・医療・建築・福祉用具などの様々な分野の専門家がチームを組み、利用者宅を訪問し、障害状況や、住宅構造に応じたリフォームについて、アドバイスします。

5.
「プラン作成」
利用者の依頼により、リフォーム計画書、施工図面、見積書等を作成して下さい。

6.
「審査・決定」
審査後、利用者に決定通知書と助成券をお送りします。

7.
「着工」
利用者の依頼により、速やかに着工して下さい。(必ず決定通知書と助成券を確認して下さい)

8.
「完了報告」
利用者が、(社)京都市身体障害者団体連合会に報告。

9.
「完了検査」
専門相談チームが検査し、助成券に確認印を押します。
利用者が、助成券に報告印を押します。

10.
「助成費請求」
利用者から、助成券をお受け取り下さい。
請求書に助成券を添えて請求して下さい。
(社)京都市身体障害者団体連合会に提出して下さい。

11.
「助成費支払」
助成費は、京都市から施工業者の方に直接支払います。




平尾建築では、この相談員事業に共感し、設計・施工段階において高齢者や介護を必要とされている方に優しい住宅提供が出来るように、相談員を設けております。相談員は1級建築士資格を持っております当所員でございます。

介護・福祉ボランティア活動も積極的に!

を、ご参照ください。

前のページにもどる