北海道梅雨よけツアー日誌 第4話 霧編


今日も起きたら雨こそ降っていないが、ぐずついた天気だった。
音更から、足寄を抜け阿寒へ向かう。
阿寒湖の回りは、温泉街で、湖自身に近づけない。湖の西の道を回り込み、砂利道のなかを走ったが、みちが少しずつ細くなり、それに伴い心細くなったので、引き返した。此の道は雄阿寒の裏の方まで伸びているらしい。
屈斜路湖に謎の怪獣?
なんている分けないですが、釧路川の始まり(屈斜路湖の一番南の地点)で、湖底(川底)の色が少し黒くなっているのが一列ある。なにがあるのかと近づくとそこには黒い背中の魚が大挙して上流を向いて並んでいる。すごい量にびっくり。

お魚黒いのは全部お魚

屈斜路湖の東側を通ると、砂湯という温泉?がある。ここはその名の通り屈斜路湖の湖畔の砂浜が温泉になっていて、砂自身が温かい。湖の水(北海道で回りのきれいな景色の中で)をさわると冷たい印象を裏切って熱いので変な感じだ。湯船らしきものも置いてあるがさすがにだれも入れない程の開放感(砂浜だし、お土産屋さんとかあるし)の場所で温泉として機能していないことは明白である。

そのまま走り続けると、川湯温泉という結構有名な温泉街に出る。がそこには立ち止まらず、硫黄山へ
硫黄山は箱根の大湧谷とか草津の白根とか那須の殺傷石みたいに硫黄臭がすごい。例によって卵を売っていたが、黒くはなかった。

硫黄山

霧の摩周湖
川湯方面から摩周湖に向かうとまず第三展望台がある。そして第一展望台へと2カ所の展望スポットがあるわけであるが、あえてコメントはさけたい。(真っ白で何にも見えませんでした。)

摩周湖展望台真っ白なのは霧です。


北の大地の大パノラマ
摩周湖から南に山を下りて、北海道だ!!という景色を見るためにまず900草原という所に行き、次に多和平という所に行った。どちらも牧場などの中の高台で、見晴らしのいい所である。が、摩周湖程ではないが少し霞が出ていて遠くまでは見晴らしが聞かなかった。此の距離で阿寒の山々が見えないんだからしょうがない。

釧路湿原
CMでも有名な標茶町を抜け、釧路川沿いに南下し、茅沼という所で本日は休むことにした。温泉に入り少しくつろいだが、夕食なでは時間があり、辺りを散策した。ここはもう釧路湿原の北の方に位置し、東側には、幻の魚イトウで有名なシラルトロ湖がある。散策路に従い歩き、結構距離があるなーと思い、帰り付いて案内図を見たらサイクリングロードだった。途中誰にも会わなくてよかった。

茅沼向こうがシラルトロ湖

 
走行距離 331Km (音更出発時 36886Km 茅沼到着時 37217Km)
ガソリン給油1回 33.0L(足寄ではリッターそんなもんかなの104円 6月27日現在)
  1給油辺りの走行距離  383Km (苫小牧36567Km 足寄36950Km)
  燃費 11.6Km/l
 


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   さあて明日はどこまでいこうかな。
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