北海道梅雨よけツアー日誌 第12話 北の国から編


このころは、太陽と生活リズムがあってきて、起きるのが早い。したがって今日まわる最初の目的地美瑛に行くには未だ早い。が、なにもする事がないので、取りあえず、遠回りして出発。雲がかなりあるが、雨は降りそうにないのでひとまず安心である。
 
美瑛
言わずと知れた、北海道の観光スポットである。山に挟まれた丘陵地帯に麦やジャガイモの畑が連なっている。あのカルビーの契約農家の芋畑もある。北海道の観光案内には必ずここの風景が載っているので、この写真の場所も見覚えがあるかも知れない。

ケンとメリーの木

 
上富良野
美瑛をぐるぐる回って上富良野に着いたのは8時半で、早すぎるのか観光するような所は開いていない。9時になりフラワーランド上富良野に行き、花々を鑑賞。
 
ファーム富田
夏先の北海道はこの花で有名である。そうラベンダーである。特に中富良野にある、ここファーム富田は北海道でのラベンダー栽培を初めて行ったところで、今でもラベンダー=ファーム富田の図式は成り立っている。個人の花栽培農家ではあるが、観光客がいっぱいで、「きれい」の声が途切れる事はない。駐車場代や入場料はなく、こんなに邪魔な観光客を心よく受け入れるなんてと感心してしまう。ラベンダーのソフトクリーム位はと、お金を落とす気持ちにさせるところだ。

ラベンダー畑

麓郷の森
さらに南に下り、富良野町は、あのドラマで有名である。ここ麓郷の森はドラマ北の国からのロケ地で、丸太小屋があり、あのトンネルズもよくパロったお風呂もある。

丸太小屋

 
三段の滝
幌内山地を一周する形で、芦別に戻った。ここから南に国道452号線を使い夕張に向かう。この道は夕張山地の西側を南北にはしり、未舗装が点在する。その途中にこの三段の滝はある。5から10メートルの落差の滝が3っつ連なってあり、なかなかの景観である。それでも観光地図にも載っていないなんて、北海道の自然の奥深さを感じる。

三段の滝

 
幸せの・・・
夕張と言ったら、僕らが小学校の社会科で習ったころは炭坑の町、今ではメロンをイメージする。逆にメロンといっても夕張をイメージするに違いない。果肉のオレンジ色したメロンの王様という感じだ。そしてもう一つ、映画「幸せの黄色いハンカチ」のラストシーンでも有名である。
 

黄色いハンカチ

 
夕張のメロン城でワインを試飲(車の運転は?)したり、お土産を買ったり、メロンを実家に送ったりと今日もだいたい目的は果たしたかなと思ったときは、未だ夕方の5時前だった。
 
なぜおまえはそこにいる?
まったく札幌じゃ会社帰りの渋滞に巻き込まれるし、余市町も神恵内もお祭り(夕張でもお祭りだった)だし...あっ今日は土曜日だったんだ。と言うわけで、夕張から4時間半かけて今日は神恵内で車中泊。
 
走行距離 545Km (芦別出発時 39672Km 神恵内到着時40217Km)
ガソリン給油1回 44.0L(芦別では106円 7月5日現在)
  1給油辺りの走行距離  535Km (音威子府39386Km 芦別39921Km)
  燃費 12.16Km/l
 


北海道12日目
   さあて明日で北海道ともサヨナラ。
 
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