ロフチンホワイトアンプ

このアンプはロフチン氏とホワイト氏によって設計されたもので、当時三極出力管は グリッド電流が流れやすくドライブするのが大変困難であった。
ロフチンホワイトアンプの特徴は前段の増幅回路と出力回路が直結となっていることである。 これにより、グリッド電流の流れやすい直熱三極管などドライブしやすくなる。
しかし、前段とのヒートアップ時間のズレにより、出力管のグリッドに大きな電流が流れ、 その結果プレートが赤熱し、真空管の寿命が非常に短くなる。
これを防ぐため現在の回路は電源回路をタイマーでコントロルしたり、整流管に傍熱管を使用したり、 また、前段に直熱管を使用したりと工夫をしている。


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