プライベートRoom

人の人生には、どれくらいの出会いと、別れがあるのでしょう!?
出会いが多くて、別れが少ないこれ理想ですよね。
私の知り合った友人たちの中には、私の人生に様々な影響を与えた人たちもいます。
そんな人たちを、紹介する私の私的ページです。
もしかしたら、あなたにも身に覚えのあることかもしれません。

                                                    

人間を語る上で、お酒はどうしても欠かせないものですよね。
いい酒、悪い酒、泣くやつ、笑うやつ、怒るやつ、暴れるやつ、
どこでも寝るやつ、すぐ裸になるやつ、いろいろ・・・・。
お酒というものは、その人間の知らなかった部分を見せてくれることがあります。
私の職場は、なぜかお酒の好きな人間が多いです。
酒豪と呼ばれる人たちが沢山います。1升、2升はあたりまえ・・・。
そんな中で今日のお客様は・・・。


ーモンスターOさんー


この人は、私が現在の勤務地に配属になって、
2年後に転勤してこられた消防士。
年齢37歳。妻子あり。普段はおとなしく、仕事も黙々とこなしていきます。
レスキュー、救急、調査係、何でもこなします。
本当に口数の少ない、おとなしい人、そんな印象でした。
そのイメージが、その人の歓迎会で吹っ飛んでしまいました。
O氏はビールが大すきで何も食べず黙々と飲んでおられれました。
大瓶ビールを5〜6本も飲んだ頃でしょうか、
私がOさんに酌をしにいくと

「お前、だれじゃ!!」「うー」「ふぇ」、
と訳の分からないことを言い出しました。
見ると目が餃子みたいになっていて、普段のOさんとは人相が全然違っていました。
とっさに、こりゃやばいと感じた私はその場から急いで逃げました。
その後に、私たちの職場の責任者である、警備司令が酌しにいくと
突然Oさんが、むっくとたちあがり、警備司令の首をしめたのでした。
警備司令は勿論何もしてません。宴会場は騒然となり止めるのに必死でした。
後で、Oさんに「何であんなことしたんや」と聞くと、
「何のこと?」と全然覚えていないんです。
先日も、一緒にお好み焼きを食べに行きました。
ちょうどその日も宴会があり、2件目です。
Oさんの目はすでに、餃子です。
やばいなーと思いつつ、豚玉を注文したんです。
お好み焼きを焼きだしたところ、おもむろにOさんが小手(金属のへら)を持ち出し、
焼いているお好み焼きをぐちゃぐちゃにするのでした。
そこらに投げつける、丸い形をめちゃめちゃにする。
「ぷー」、「ふぇ」と言い出す
「やめて!」といっても、聞く耳もってない。
結局、お好み焼きを食べに行ったつもりが、
もんじゃ焼きを食べる事になってしまいました。
彼とは、これから、絶対にお好み焼きを食べに行くことはないでしょう。
狼男は、月夜に変身しますが、Oさんはお酒でモンスターに変身します。
誰がつけたか、「モンスターO」さん。
あなたの近くにも似た人がいるかもしれません。


ーーこの物語はノンフィクションです。ーー


  恭子ママの独り言・・・・・・
お酒というものは、その人の人生の鏡なの。
鏡の中に映し出されているほんとうの自分が、お酒の力で表に出てきてしまう。
そこに人間の弱さを見ることができる。 いいお酒のもうよね!。
愛論人さんも、普段は煙草吸わないのに、酔っぱらうとお尻でたばこ吸うもんね。
・・・・・・・・・絶句・・・・・・・・・・・・。

ご意見、ご感想を下さい。待ってまーす。