ガリンダン
モス・アイズリーで最も際だったスパイとして名の通るガリンダンは、収集した情報を一番高い入札者に売る「長鼻」として知られている。ガリンダンについて判っていることは、ごく限られている。彼はクバズ族の一人なのだが、この事実を確認できるほど惑星クピンデイについて熟知しているものは、モス・アイズレーには一人もいないのである。彼は、僅かな情報に対しても莫大なお会を支払う為、贅沢な生活を送っていると思われる。権力を握る犯罪王ジャバ・ザ・ハットを含め、ガリンダンに信頼を寄せる者はごく僅かである。ガリンダンの動向に気づいている帝国軍地方長官は、彼が危険な反対分子になり得るだろうと予測している。こうした理由から、率先して彼との接触を図つた帝国軍は、断続的にガリダンを使うことにしたのだ。ガリンダンは非常に狡猾で用心深いが、あまり勇敢とはいえない。ジャワとの取り引きを通じて、彼が学んだ最も価値ある教訓は、生き延びるということである。クビンデイの事を知らないのは、モス・アイズリーの人に限ったことではない。その正体が謎に包まれているクばズ族は一般に、不愉快極まる生物であると信じられ、その太った身体は黒に近い濃い緑色をしており、頭のてっぺんからは剛毛が一束逆立って生えていると思われている。彼らの大きな目は非常に赤外線に敏感である為、クバズ族のほとんどはクビンデイを離れるときには必ず防護レンズを着用しなくてはならない。彼らの容貌が奇怪なのは言うまでもないが、彼らの食料源が昆虫であることが、その存在を一層不気味なものに仕立て上げている。太陽光線がクビンデイの地表に射すことにより、この星の原生楕物のほとんどが滅亡してしまった。彼らは襲撃用の強力な武器を手に、昆虫の巣を襲撃し始めた。昆虫達も段々と巣を巧妙に隠すようになり、クバズ族は餌を求めて惑星をさまようことになった。彼らは自分達で昆虫を飼育することにした。これにより巣泥棒が横行するようになった。昆虫飼育産業が比較的安定すると、クバズ族は昆虫市場を拡大すべく、惑星全体で貿易活動を展開し始めた。技術進歩のおかげで、より迅速な貿易と正碓な経済活動が可能となつた。彼らが宇宙へ進出するのは時間の問題だったといえる。現在、クバズ族は、小数の他種族と共存しながら、クーバカイ軌道上にある第6、第8、そして第11惑星で生活している。彼らは家族団地に住んでおり、夫婦が離れて暮らすことは滅多にない。子供達は五歳になると託児所へ預けられ、独身女性、通常は未亡人の手によって世話されている。
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