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#2116/2201 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********) 08/ 3/ 1(Sat.) 22:11 ( 26)
HD DVDの終焉 S1
★内容
次世代DVD候補のひとつ、HD DVDがわずか2年で終焉
を迎えた。
かなり以前から、東芝に勝ち目はないと言い切る評論家がいた。
ファミリー作りから大差がついていた。
ソニーと松下は、互いに「こいつとはもうケンカしたくない」
と思ったのだろう。この両社が組んだことで大勢が決まったと
言う向きもある。
しかし、個人的には、たとえ少数派になったとしても、HDに
生き残ってほしかった。わずかな性能差よりも、家庭用として
はコストと耐久性の方が大事だ。あまり指摘する声をきかない
が、保護層が0.1mmと0.6mmではキズに対する耐久性が格段に違
うはずだ。(ラフに扱うことの多い家庭用では、キズをまった
くつけないようになどできるわけがない。)
まあ、キズの浅いうちに撤退するというのも、ビジネス的には
正しいのかもしれない。ベータ対VHSでもそうだったが、フ
ォーマット戦争は優勝劣敗とは限らない。
そしてまた、フォーマットが統一されても、あるいはいくつか
の中の一つが競争に勝ち残っても、それが普及するかどうかは
また別の問題だ。(私は90年頃にLDプレーヤーを買ったが
今ではLDなど生産されていないありさまだ。)
ブルーレイが本当に次世代DVDとなるのかどうかは、ここ1、
2年の動きをみる必要があるだろう。
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#2118/2201 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで *** コメント #2116 ***
★タイトル (********) 08/ 3/ 2(Sun.) 21:54 ( 41)
名前が悪い 一久
★内容
【名は体を表す】
HDVDというのは、名前が悪すぎた。
これでは、DVDが「ちょっと良くなったカモ」という印象を
与える。商品というものは、イメージが大事であり、名前はそ
のもっとも大きな部分を占める。
「馬鹿の壁」という絶妙のタイトルでなかったならば、あの内容
程度の本があれほど売れる訳もなかったように。
「ベータ」という名前は、逆に未来的でありすぎた。ゆえに、一部
のマニアック好きには支持されたが、大衆はVHSという、野暮っ
たい名前に、親近感を感じた。「VTRスタート」という、セリフ
が盛んに用いられた時代(ナルホドざワールドだったっかな?)で
あったことも影響しただろう。
「ブルーレイディスク」という名前もまた、ベータ同様にマニアック
な響きがあるが、「ブルー=青い」という誰でも分かる言葉であるこ
とが救いであった。
青色ダイオードの発明者に関するゴタゴタ報道で、認知度が高まった
ことも追い風であった。
細木数子がTVから引退するとかしないとかいう話だが、これからは、
姓名判断がブームになるのではなかろうか。
それも、人間の名前ではなくて、商品や企業の名前を占い、その将来
性や売れ行きを判定するというものになるのではないか。
このほうが「あんた死ぬわよ」なんて言う占いよりも、ずっと罪が無
いし、希望もある。人間と違って、物は、その名前を変えることも容
易いからである。
芸名といえども、他人に改名しろ、などという行為は暴虐無人という
べきだが、物の名前を変えるのであれば、許される。
実際、名前や用途を変えて爆発的に売れ出した商品は少なくない。
商品名から売れ行きを占うTV番組なら、罪がなくて良い。
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