〜*〜 ロビー ちょっと 一息 気楽な話題で楽しんで 〜*〜

ログファイル >> 最新へもどる | 2101-2200 | 2001-2100 | 1901-2000 | 1801-1900 | 1701-1800 | 1601-1700 | 1501-1600 | 1401-1500 | 1301-1400 | 1201-1300 | 1101-1200 | 1001-1100 | 901-1000 | 801-900 | 701-800 | 601-700 | 501-600 | | 401-500 | 201-400 | 1-200
[ 検索(RT) ] [ タイトル一覧 最新 | 最初 ] [ メッセージ(総数: 101) 最新 | 最初 ]

#2115/2201 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  08/ 2/28(Thu.)  22:24  ( 81)
知事への手紙     一久
★内容

 大阪府知事は、「お上」であって、民衆の代表ではない。

 江戸時代、大阪のすべての橋は町人の寄付によって作られたという。

 大阪においては、権力者は何もしない「お上」であって、けっして
 為政者ではなかった。

 その構図は、民主主義の世の中になっても変わっていない。たとえ
 何百万票を得て当選した知事や市長であっても、権力を握った途端
 に、”大阪国民”の代表ではなくなってしまうのだ。

 にもかかわらず、制度的には知事は大阪府民の代表だということに
 なっている。しかし、真に大阪を動かしえる者は知事ではなく、
 ”大阪国民”である。

 ゆえに、名目上の代表者である知事と、実行力を失った真の代表で
 ある町人達しか、大阪には存在しないということになるり、大阪府
 政が停滞することになる。

 府知事は代表者ではない。単なるお上の長に過ぎない。

 真に大阪を代表するものは、大阪町民自身である。

 これを理解できないから、とんちんかんな事を繰り返す結果となる。

 ___________________________

 知事はお上に過ぎない。だから、知事と府政はできるだけ何もしない
 ほうがよい。

 その意味では、歳出削減は望ましい。府の事業を削ることは正しい。

 だが、削った分以上のことを、町民の自主的負担によって行えるよう
 に水を向ける努力をしなければ、蛸が自分の足を喰う結果にしかなら
 ない。

 文化施設への府の助成金を打ち切ることは良い。

 だが、それに変わって、その施設に対して助力したい町人がいないか
 どうか公募することを忘れてはならない。

 府の判断イコール正義ではないのだ。その施設を継続できるだけの
 町民の支持(資金供与)があれば、それこそが正義となる。

 資本の支持があれば、継続できる。それが資本主義である。


 【お役所仕事】

 役所や政治の判断は、過半数主義となる。過半数の賛同なしには、
 動けない。

 これに対して、資本主義における民間会社は株数(資本)で決まる。

 3%の賛同者しかいなくても、その3%が出資金の過半数を持って
 いれば、その人たちの意思が通る。

 このことは、過半数の人間が面白いと思うが買いたいとは思わない
 商品ではなく、3%の人しか関心を持たないが絶対買いたいという
 商品をこそ、世に送り出すことができるということを示している。

 3%の人間が、絶対買ってくれるなら、300万個確実に売れる。
 大抵の商品について、これはベストセラーであるということを意味
 しているはずだ。

 行政は過半数主義をとらざるを得ないが、町人主導であれば、3%
 主義を取ることもできる。

 このような、資本主義的行政こそが、大阪町人を活性化させるのだ。
 ただ、節約だけでは息苦しいだけだ。

 織田信長は、苛烈な改革をしたが、にもかかわらず華やかな印象を
 残すのは、一方で自由な経済活動を促進させたからである。独裁で
 ありながら、部下がその個性や能力を発揮できるようにしたからで
 ある。

 政治家は常に、攻防一体でなければならない。締め付ける一方で、
 開放する所を持たねばならない。


 

[ ( タイトル一覧#2101-2115 | メッセージ#2114 ) 前 << 昇順 >> 次 ( メッセージ#2116 | タイトル一覧#2116-2135 ) ]

番号またはコマンド=