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#3294/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/10/10(Fri.)   7:16  ( 34)
政党を育てるという意識     一久
★内容

【政党を嫌悪するものには民主主義はない】


皆さん、政党というものがお嫌いでしょう? だからダメなんです。

 「良き政党に育てていく」ことを党員も、党外の識者や一般国民も
目指している社会でしか、民主主義は行い得ないなのだから。

 政党に対する批判や叱責も、この根本的認識があってこそ意味がある。



http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0598_590.JPG


良き政党とは、自由主義に則った討議や検証を厳守している政党のこと。

自分とは違う意見が発表されることを尊守し、真剣に相手の言い分を聞き、
真摯に再検討する。それができているかどうかを党員全員が互いに監視し
注意し改めることができる。そういう団体であることを自らに課す。
これが民主主義の政党というもの。



つまり、良き政党とは、民主主義を具現する団体のことであり、これなし
には民主主義国家は成立しない。

独裁政党しかない国で選挙を何十回やっても、独裁国家しか生まれない。
民主主義の政党があってこその民主主義国なのだ。

どの政党が「より良き政党」なのかを問うてこその民主主義の選挙なのだ。




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#3295/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/10/22(Wed.)  15:42  ( 18)
酒は中身ではなくラベルである     一久
★内容

ビール類の酒税でまたモメているようだが・・・

いっそ、旧日本酒のやり方に学んだらどうか?

酒というものは庶民の楽しみであると同時に、富裕層の装飾品でもある。
富裕層用の銘柄に高税をかけ、庶民用には低率にする
(品質・原料費に関わりなく)

というやり方のほうが正しいのかもしれない。

全く同じビールであっても、「庶民用」の税率は10%、
「富裕層用」は50%の税率にする。

それでも富裕層は高税率のビールを飲むし、彼らに取り入ろうとする者は
お歳暮にこちらを使うだろう。庶民用か富裕層用かは、メーカーが決めて
届け出れば良い。



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#3296/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/10/22(Wed.)  19:44  ( 23)
神戸 大分 由布院 フェリーの旅     一久
★内容

 プライベート・デッキ付き個室に乗るために神戸・大分間のサンフラワーにした。

http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0002_606.JPG


http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0030_634.JPG


由布院

http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0209_813.JPG

http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0231_835.JPG

http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0352_956.JPG



神戸の朝


http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0518_1122.JPG


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#3297/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/11/ 6(Thu.)   9:29  ( 23)
自由主義について     一久
★内容

「自由主義」とwikで出したら、なにやらゴチャゴチャと書いてあって、
 ああ、なるほど、これでは文字通り「話にならない」と。

 私のいう自由主義とはこういうものではないのだがなぁ・・


 自由主義とは、「自由に考えることができなければならない」という主義。
そのためには、反対意見を述べる自由を全員に与え、その意見を真剣に吟味
することが自分に求められる。

場合によっては、物言わぬ者からさえ異見を聞き出す努力が必要となる。

 自分の意見を自由に言えるだけでは自由ではない。それは「言う自由」がある
 だけで、「自由に考えて」いるとは言えない。

 反対意見を聞き、それと自分の考えを真剣に検討できて初めて「自由に考えた」
 と言える。言いたいことを言うだけでは、「口は自由でも心は不自由」のまま
 なのだ。

http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0097_701.JPG


  

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#3298/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/12/ 2(Tue.)   8:53  ( 40)
政党なくして国家運営は不可能     一久
★内容
政党をなくそう、そうすれば良くなる。というような意見がたまに出る。
口に出さずとも、そうかもしれないと思う人は少なくないであろう。

しかし、神で無い以上、為政者は仲間を必要とする。政党を無くしても、
政党の役割を担う人々はどうしても必要なのだ。結果、より醜悪な集団
による支配を招く。

人間は神ではないのだから、政党(のようなもの)無しには国家を運営
することは出来ない。

どんなに強力な独裁者であっても、自分を補佐する”仲間”がいなけれ
ばなにもできはしない。逆に言えば、市長に当選したTVタレントの周
りには”仲間”になろうという人間が群がってくる。

政党とは、為政者を補佐する人々に規律や道義を求め、タガをはめる為にある。

「汚いもの」ではなくて、「汚いものを少しでもマシにするため」に存
在するものなのだ。政党をなくせば良いという意見は、火災報知機を無
くせば火事は無くなると言っているようなものだ。


では政党に求められる規律や道義とはなにか? 

それは真っ当な感覚を維持する為の具体的な取決めと精神である。
といっても難しいことではない。

「自分と違った意見を聞き、真摯にこれを検討し、果断に実行し、
謬りがあれば修正する」

     これだけのことだ。古今東西、名君の政治とは皆これである。


問題は、そのような取り決めがあっても形だけのものになり実質を
失いやすいということと、その精神までもしばしば蹂躙されること
がある、ということである。

すべての組織は人間疎外を起こす。つねに規律や道義から離れてい
ないか、互いに注意しあうことが必要になる。




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#3299/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/12/ 8(Mon.)  19:17  (  7)
何を基準に選ぶべきか     一久
★内容

選挙に行こうとはいうけれど、選挙でなにを基準に選ぶべきかを誰も議論しないって
可笑しすぎだろう。 民主主義の選挙とは、よりマシな民主主義を持っている政党や
個人を選ぶこと。

個々の政策なんて事態の推移しだいで良くも悪くもなるではないか?

「彼はよく人の意見を聞いた」某米国議員への追悼の弁

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#3300/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/12/ 8(Mon.)  19:19  (  8)
ヘイトスピーチ     一久
★内容

自由論におけるヘイトスピーチ:当然、ミルはヘイトスピーチに反対なのだが、
その理由が少し違っている。ヘイトできるのは多くの場合、社会的に強大な側
であり、弱小な側は事実上不可能に近いから、という。

大徳会の街宣は「ヤメロ」と批判されるが、某国・某マスコミの宣伝には咎めがな
い現状のように.

http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0097_701.JPG

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#3301/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/12/ 8(Mon.)  19:24  ( 45)
選挙公約     一久
★内容



私の選挙公約 : 国定教科書を作り、版権フリーとする。>なぜそれが必要か? 

ネット上で学習教材を公開し質疑応答をすれば効果的かつ経済的であることは
理解できるだろう。

しかし現状では著作権の壁がある。例えば「試験に出る単語リスト」さえ他人
の著書のものを勝手に使うことはできない。


私の選挙公約 : 放射能除去装置の研究開発にとりあえず100億円。

 放射能とは核分裂して放射線を出す能力。ならば核分裂できないようにするか、
放射線を出せなくすることが放射能を除去するということ。

人は可能なことしか想像することが出来ないという。ならば可能なのであろう、
これも。



私の選挙公約 : 核融合発電とアンドロイド開発に毎年1兆円を100年間。

財源は赤字国債。

エネルギーと労働力を無限に得ることができるようになれば、赤字国債なんて
何の意味も持たなくなるから。

 国民は認証カード一枚で働かなくても喰っていけるようになる。


私の選挙公約 : とりあえず、国家公務員を300万人増やす。

  500万円×300万人で15兆円か。安い安い!

 人手不足になるのは、雇う側に信がない、将来の保証がないから。

国家公務員として生活を保証し、その労働条件人事院監督のもとで企業に派遣すればよ   い。派遣手当もつく。



http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0352_956.JPG




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#3302/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/12/ 8(Mon.)  19:28  ( 10)
少子化     一久
★内容
http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0417_1021.JPG

少子化は、子供を産まないのが原因じゃばくて、結構を考えるだけの稼ぎが
若い男性に無いということが原因なのだが・・・

なんだかんだ言っても、結婚の主導権は男性にある。

「喰わせていけるだろうか」という心配を払拭するだけの仕事と稼ぎがなけ
れば「身を固めよう」とは思えない。

http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0416_1020.JPG

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#3303/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/12/ 8(Mon.)  19:29  (  9)
アベノミクス     一久
★内容

アベノミクスは始まってさえいない、というのが私の見解。


景気刺激策はニューディール以来ずっと「やりなさすぎで中途半端」なものばかりだった。

職安や生活保護に来る者を全員、国家公務員に採用するぐらいのことをせねばならない。


http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0445_1049.JPG

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#3304/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/12/ 8(Mon.)  19:32  ( 24)
官僚は政党になれない     一久
★内容


政党って何だろう? 

官僚組織こそが最強の政党なのではないかと思えてくるが、
実際には官僚は政党の役割を果たせないし、それを担おう
ともしない。

政治的な方針を官僚が決めようとすれば、官僚同士で意見の
相違が表面化し、派閥闘争を産み、結果、官僚の本分である
実行力が無くなるからだ。



ということは政党とは、相反目するような政治的課題を決定
する為の集団であるということになる。

そしてトップは、意見が違っても同士的尊崇を持ちえる仲間
としての政党員を必要としている。

そういう組織の内部でしか、敵対する意見を闘わせ、かつ結
束を保つということはあり得ないからだ。

http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/DSC_0126_123.JPG


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#3305/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/12/17(Wed.)   0:35  ( 42)
機能分割     拓睦
★内容
貨幣機能は3つ、といわれている
価値尺度・流通手段・価値貯蔵です。
わずかではあるが、3つは機能矛盾を含んでいる
その累積が、不当な格差を生み破滅をもたらす

・価値尺度:時間として中期、尺度として普遍性を要求されるが時間軸変化により
      相対的になる。それでも尺度としては使用可能

・流通手段:時間として短期、上記と連動し会計単位で決済される。決済終了後は
      記録として意味を持つだけで終わる。

・価値貯蔵:時間軸として長期、価値尺度と連動。価値貯蔵は物品と違い減衰しない。

3つのうち時間を考慮の上で単体で矛盾しているのは価値貯蔵です。
生産物の価値は時間経過により陳腐化したり、消失したりしますが価値貯蔵はそのままでは減衰しない。
経済規模が増えたりインフレにより相対的には緩やかに減衰する。
ただし、デフレ時には過去の価値が増幅するという機能矛盾に直面する。

経済活動において3つが最適に運営されるのが望ましい。
そのため、単位としての取り扱いは時間経過で陳腐化が望ましい価値貯蔵、価値尺度・流通手段は
そのときの経済規模や生産物の内容によって相対的に変化するのが望ましい。
インフレ時は、このようになっていく。

しかし心理面として、過去の価値を貯蔵する人間は新たな価値による陳腐化を嫌う。
つまり、価値尺度・流通手段は相対的であっても問題ないのだが、価値貯蔵を普遍的であることを望むようになる。

このズレはわずかではある、しかし時間経過による累積で大きくたまっていく。

結果、価値貯蔵に成功した人間は、価値が価値を生む状況・過去の価値が未来の価値を支配する状況を望むようになる
そして、ルーチンワークに支配された人間により生産能力が空洞化し、貨幣のみが残る。
その使われた貨幣も興亡の果てに、消えてゆく

過去、三権分立や政教分離という具合に、強力すぎる抽象概念に対して機能分割で人類は応対してきた。
貨幣も何らかの分割が必要と考える。
しかし、一歩間違うと大きな被害がでるので、慣習として確立するには数百年ほどは時間がかかりそうですが。

パラダイムは強力なのだ、自由意志ないと言い切れるほどに。
貨幣経済が導入されて何千年とたっているのだが、貨幣は道具であるのを思い出して欲しい。
お金を持つのが悪いというのではない、道具なのだから適切に使うべきだ、言いたい。





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#3306/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  14/12/31(Wed.)  20:51  ( 35)
機能としての政党     一久
★内容


機能としての政党 


 国家というものは政党なしに動かない。

 ここで言う政党とは機能としての政党のことであって、
 一般的な辞書にあるそれではない。権力者との仲間意識
 を持って官僚や国民を指導・支配しようとする集団のこ
 とをいう。

 これなしにはいかなる国家も動くことはできないのだ。



 政治には最高権力者の意思を代弁して官僚や国民を動か
す政党が必要である。

しからば、良い政治を実現させる為には、この政党がより
よきものになるよう働きかけることこそが第一だというこ
とになる。

この行為をしなかったらどうなるか?

ナチスのようなゴロツキが官僚と国民を支配するようになるのだ。



 政党がよりよきものに成ろうとしているかどうか、言論の
 自由は保証されているか、反対意見を受けて吟味する能力
 があるか、マスコミも知識人も国民も、政党を監視する義
 務があるのだ。

http://file.yagyuu10.blog.shinobi.jp/51956f3d.png


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#3307/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  15/ 5/ 9(Sat.)   7:12  (  5)
偏見なき精算     一久
★内容
偏見なき精算を。 よきかな。

慰安婦問題の「明白な証拠」が明白かどうか知らないが(ここも偏見なき検証が必要)、全部真実だと過程しても、それは性奴隷制度があったということの証明にはならない。旧日本政府の予算資料とか国会決議とか命令書とかがないと、国家的事業だということはできない。ナチスと他の残虐行為との差はまさにそこにあり、選挙以前から虐殺するぞと公言し、議席を国民からあたえられたという点が異質なのである。

もし、個々の不良軍人による強制猥褻行為があったことをもって国家プロジェクトだったことの証明になるのだとしたら、米兵によるレイプ事件が多発した(沖縄では現在も)戦後日本でも、アメリカは日本人を性奴隷にしていた(何十万人も。と言えるしぃ)証拠だと非難せねばならなくなる。


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#3308/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  15/ 7/24(Fri.)  20:23  ( 24)
目的貨幣 その3     拓睦
★内容
さて、自分の想定していた目的貨幣は、今日本の地方創生で使われている、プレミアム商品券が一番近いです
(さすが麻生さんだ)ただし、商品券だと一度きり

紙幣にしておき、貧困対策とすれば数回の実体経済への刺激が期待できる。
身も蓋もないが言いようですが貯蓄に回す余裕がなく購買につかわれ、紙幣にして利便性を無くすことで疲弊
した地方内部での流通が期待できる
ビットコインなど情報化できる貨幣は流出の利便も高い、そのため地域振興という目的に合致しない

問題は転売ですねが、一枚当たりの利ザヤが大きいから起きる現象ですね。

仮に年金で受給者に一般貨幣と目的貨幣を選択できるとしたとき、支給時のみ置換率を設定して、他は違法
流通時には紙幣にして額面が同額なら起きない現象、取り扱える店舗を操作することでシステム的に需要誘導が
できる一方で、消費者の取捨選択は一定の幅で保持できるので競争も残る
銀行預入不可にして地域に、取扱店舗を限ることで粘性が出るわけです
ですので、国債を身代わり地蔵(砂(貨幣)を固めて固定化)に対してキネティックサンドと呼んでいます

それでも、最終的には一般紙幣が貯蓄に回ってくることになりますが貧困対策を初手にすることで、それを遅ら
せていけるし、実体経済への粘性、必要に応じた供給量の調整と金融政策の選択肢も増える
社会実験ですから一度に多額にするのは危険でしょうね

そもそもの話なんですが、マクロ経済をは家計にしろ企業にしろ会計単位の累積である
そして、貧困という需給ギャップが発生している会計単位があるのだから経済政策の一環として、中央銀行が貧困化
した会計単位に直接の購買力を付与するのは問題がありますかね?
モラルハザード?
うん、公的資金導入の時も言われましたが有効でしたでしょう

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#3309/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  15/10/29(Thu.)  23:15  ( 38)
晴れた日の傘     拓睦
★内容
資本主義は2回の延命処置を経験している。
「福祉国家」と「景気対策」になります。
なぜ必要なのか?
貨幣の「値付け機能」が機能不全を起こすためということです。

事は金融というパラダイムにかかる、金融が値段を付ける範囲はどこまでか、と考え
ると範囲が狭く社会に硬直を招いたので延命処置が施された。
初期の資本主義では商業主義に終始し、その範囲が狭かったから「揺りかごから墓場
まで」と範囲拡大が行われたし、失業にともなう貧困対策として景気対策は行われイ
ンフラ整備を兼ねて大規模投資に対応した、といえる。
貨幣の値付け機能を銀行・市場で完璧にこなせるのならば、このような問題は起こら
ないが結果は政府が対応に乗り出した。
金融では値付けできないが社会には必要なものがある、その対応を政府はしてきたの
です。

ここまでは歴史だが、金融のパラダイムを有能ではなく万能と解釈した人々が非金融
的価値の物を拒否し権限の範囲内で切り始めた。
何度もいうが金融は有能だが万能ではない、金融機関は商業主義で運営されている以
上利益を出さなければならない。
目の前に餓死寸前の人がいても金融機関は金を貸さない、貸すとすれば政府しかない。
しかし現状はグローバリズムで税逃れまで発生している、3度目の延命処置が必要だ
が、金融が失敗しているのだから政府しかない。

「雨の日に傘を差し出す権限を政府に与えるか」である。

問題点は出ている、デフレと金融危機と財政ファイナンス、政府に必要な権限は「政
府発行権」だ
貨幣は金融市場に滞空して市中の実体経済には使われていない、トリクルダウン理論
は金融商品の発達で市中にはいかない、財政は税制が骨抜きになっている。

自分としてはツールとして目的貨幣と思考実験したが、2%のデフレ対策のお金を福
祉目的で投入するとともに、市中滞空するように、排他制御をかける。

なによりも、これから訪れると予想される産業改革は完全自動化だ、これにより金融
の商業主義パラダイムだけで値付け機能を運営すれば、市中貨幣は必要量が供給され
ず資本主義は終了する
貨幣の機能不全が引き起こしたのだから、それをふまえて対応するのが正しい対応で
しょう


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#3310/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #3291 ***
★タイトル (********)  16/ 3/12(Sat.)   8: 4  ( 29)
Re:3291     一久
★内容
追加しておこう。

【民主主義とは】

 民主主義とは、人間が人間を治めるということである。だから、多くの
 政体は民主主義の一種である。

 独裁も、貴族制も、共産主義も。

 この意味で民主主義でないものといえば、それは例えば巫女の神託による
 統治のことである。しかし、実際には巫女の言葉といえども決して神自身
 が語っている訳ではない。つまり、神聖政治もまた人間による支配なのだ。

 ということで、神が直接支配しない限り、民主主義以外の政体は存在しない。


【民主主義に言論の自由が不可欠である理由】

 民主主義は人間が人間を治めるということ。

 神ならぬ人間が治めるのであるから、当然に間違いを犯す。
 古今東西のいかなる名君・名宰相といえども、過ちを侵さなかった者はいない。

 ゆえに自分の意見に対する批判に耳を傾け、反対派の意見をよく吟味する必要
 がある。もしも自分が間違っているとしたら、それに反対する声の中にこそ、
 正解が含まれている可能性が高いからだ。
               (両者とも間違っているということもあるが)




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#3311/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (iti@msi.)  16/ 3/18(Fri.)  18:59  ( 46)
政党があるべき姿     iti@msi.biglobe.nejp
★内容

【政党だけが政治的に世の中を良くしていける】

 政党の定義をここで述べても、すでに洗脳されている諸兄には
「聞こえません」だと思われる。なにをいまさら、決まりきっている
 ではないかと、吐き捨てるのがオチでしょう。

 そこで、定義ではなく、どんな政党であれば世の中を良くしていける
 のか、ということを考えてもらいたい。世の中を良くしていける政党
 のありかた、それこそが「正しい政党の定義」といえるから。

 教科書や辞書でこれまで諸兄が教えられた「定義(?)」の政党で、
 はたして世の中が良くなるか? 

 良くならないから政党に疑問や失望を感じておられるのではないのかな?

 政治的に世の中を良くしていけるものは、政党以外には存在しない。
 これは近代政治の常識である。(大学教養学部・政治学の教科書をみよ)

 とはいっても、政党が無くても、いや、無い方が世の中は良くなる、と
 空想的に確信している人間も決して少なくない。

 しかし、魔法使いのような独裁者が統治するならともかく、人間である
 以上、国を牛耳るには必ず仲間を必要とする。

 最強の魔法使いボルデモード卿でさえ、魔法使い集団を必要としたではないか。

 政党に近いものは絶対に必要になるし、大抵の場合、政党としての縛りが
 ないぶん、余計に恣意的で不正義の蔓延する国となる。


 この回のまとめ。


 政治の目的は「世の中を良くすること」である。

 そしてそれは政党にしかできない。

 ゆえに、どのような政党であれば世の中を良くしていけるか、それを考える
 ことこそが政党というものについて考えるということなのだ。





 


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#3313/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  16/ 4/ 4(Mon.)   0:45  ( 50)
マルクスの失敗     拓睦
★内容
お題の通り、なのですが結論から書くと

1:私有財産を否定するならば共有を提唱すべきところを、搾取として革命という強奪を提唱したマルクスは平等をいいつつも平等を見失っている。

2:再分配ならば、富の総量について考察し経費を差し引き分配が可能な量を算出しなければならないが上部構造に論点をすり替え、資本主義における
  下部構造のエンジンである起業家精神に替わる精神を提唱できなかった。

3:1と2の掛け合わせからくる、合成の誤謬

マルクスは、文学者としては天才なんだろうが経済学者としては才能がないな、というのが感想ですね
哲学者としては、これも二流だな。
唯物史観といっているが、史観というものが主観の産物であり科学は手続きにすぎないのに完全な指標と思うあたりね
まあ、ロゴス信仰の時代の人、という弁護はなりたつけれども


さて、1からですが平等というものの背景を考えるとわかる。
数年前、自由と平等のバランスということで、
「個人というのもが差異を把握するものである以上、個人という領域に平等はない。人間や国民といった共通項にある。
 故に自由は個別事象を汲むために狭くて深い。平等は共通項で社会基盤なので広くて浅い」
などと書きましたが、共通項に準拠するわけです。
まあ、バランスですので個別事象は配慮しましょう、ということになりますが。

さて資本家といっても、お金と生産手段を持っているだけで、人間という共通項を持つわけです。
もちろん初期の資本主義における暴走を考えれば、こういう言葉が必要だったのでしょうが、深遠を見つめて深遠に落ちたとしか思えない
結果は、魔女狩りである。
平等を至上としていくのなら、差異で成り立つのが個人である以上、差異を言い立て弾劾する人間に無制限の優位がいく。
嫉妬と群集心理に正当化を与えるだけだ。
そのうえで、革命という暴力を奨励しているのだ。
野に火を放つものの消火の手段がない、という状態が生まれる

2については、実務として再分配をやろうと帳簿を考えればいい。
そうなると、可能量が算出される一方で、総量を増やそうという考えも出てくる
しかし、私有財産を認めなければ貨幣の価値保存効果による社会全体の富が増加していかない。
「悪徳すなわち美徳なり」とったのが蜂の寓話で、マントベルだが総量を増やすという視点から正しい。
その上で、マルクスが失敗しているのは革命を煽ったが、富の総量を増やすといった建設的な部分が皆無であるということ
起業家に代わるエンジンはないのですから、計画経済でのノルマという名前で現状維持に陥る。

その上で3の合成の誤謬が発生する。
現状維持に陥った経済を何とかしようとしても、悪平等が掣肘し停滞を打破できない。
そんな意思、知識、技術を持つだけで殺される可能性が高まる。
停滞した経済は貧困による不満と猜疑心から、奪い合いに陥る
思想による経済介入の結果、1と2の悪循環が発生する。
かくして、国家という立法権を持った最悪の資本家だけになる。
ものの見事な本末転倒、という図です。


「織り成す布は、いつか誰かの傷を庇うかもしれない」
最近からサラ・オレインさんのファンで、糸というカバー曲なのですが、マルクスという人とて、そういう志はあって思索を積んだ
のでしょうが、、、結果は深遠に飲まれたとしか思えない。
そう考えると、痛ましい人だな


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