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#1772/1800 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #1765 ***
★タイトル (********) 06/ 9/ 9(Sat.) 21:29 ( 39)
返事 一久
★内容
【ロックの言】
強盗を撃ち殺してもよい訳は、それ以外に自分と自分の財産
を守る手段がないからです。人は、自己防衛する權利を放棄
することはできない。
渡してしまってから、訴えればよいのでは?、という問いは、
自己防衛の放棄を意味します。相手のほうが絶対的に強大で
ないかぎり、防衛を放棄した人間の財産が法的に保護される
ことは難しいでしょう(裁判で不利になる)。
すでに盗られてしまった場合には、このような緊急時の自己防衛
という行為は、すでに不可能となっています。ゆえに、法的処置
による解決を計らねばならない。ただし、そのような法的解決を
する政府なり裁判所なりが存在しない社会においては、暴力に訴
えて取り返す權利が発生しますが。
北方領土をいつ盗られたと認めたか、ハッキリとは知りませんが、
返還要求をしているのだから、盗られたと認めていることは明らか
ではありませんか? 盗られていないものを返せとは言えませんから。
逆に、竹島については、返還要求はしていないはずです。出て行け
とは言っているかもしれませんが。
両者の違いの元は、日本の軍事力と韓国・ロシアのそれとの違い
にあるのでしょう。はっきりいって、自衛隊と韓国軍とでは勝負
にならない。日本はいつでも竹島を開放できます。つまり、いまだ
緊急自己防衛可能な状態にある。
だが、ロシアについてはそうもいくまい。また、島に住む住民の
数も違いすぎる。竹島の多分に政治的な意味合いしかない住民と、
北方領土の実際に生活を営んでいる何万人もの人々とを一緒にする
のは無理がありすぎるでしょう。
ちなみに、私は北方領土が返還された場合、これらの人々には、
日本国憲法による保護を与えるべきだと思っていますが、竹島の
”住民”にそれを認めることはないと思っています。
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