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#3117/3200 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 11/ 1/12(Wed.) 20:57 ( 35)
a@015 欧米のプロ意識 一久
★内容
【ノット マイビジネス】
欧米においては、日本のような職場一体となってのフォロー
は期待できないという。
一般の窓口などでも、同様に、忙しい部署に同僚が駆けつける
などということは無いのだそうな。
これは、プロ意識の欠如であろうか? 日本流に考えればそう
いうことになるであろうが、実は、彼らのプロ意識のほうが、
論理的に調っているためである。
お金をもらっている以上はプロである。しかし、十分な報酬
を得ていない者は真の意味でのプロではない。
この二つのプロ意識の妥協点は、結局は、「契約と報酬」に
求めざるを得ない。
そして欧米の社会は、これをキッチリやっているだけなのだ。
すなわち、契約で決められた範囲でのみ、プロ意識を持って
働く。それ以外のことに手を貸すことは、かえって契約違反
であり、余計なお世話ということになる。
もっとも、それで割りを喰うのは客であるが、その対応を工
夫することはマネージャーの職務ということになる。
逆に言えば、日本流の「プロ意識を持て」というのは、報酬
と契約をあいまいにすることによって、少ない報酬で最大の
努力を社員に求める、相当にヤクザなやり口であるといえる。
そうであればこそ、社員は面従排復し、訓辞は成果を表さない。
なんと、おろかなことよ。
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