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#3118/3200 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 11/ 1/14(Fri.) 20: 0 ( 50)
a@016 政党内民主主義 一久
★内容
【選挙は民主主義の入り口にすぎない】
選挙というものは、民主的手段のひとつには違いないが、選挙を
すれば民主主義という訳ではない。
古くから言われているように、選挙によって独裁者が選ばれたり、
選挙の結果、強圧的な政権が誕生したりすることが少なくない。
いわゆる識者諸氏は、そうなる原因として国民が馬鹿だからだと
しか言わない。なにがどう馬鹿なのか、何に気をつければよいの
か、という肝心なことについては何も言わずじまいである。
「だまされた国民が悪い」と、他人事のようにうそぶくのである。
【民主主義の国にしたいなら】
民主主義の国にしたいのであるならば、民主主義を持っている政
党を選べばよいだけのことなのだ。
民主主義を持っていない独裁的・強権的・独善的な政党や候補者
に票を投じなければ良いだけのことだ。
実に簡単なことではないか。
個々の政策や、政治綱領などではなく、その政党の内部において
民主的な話し合いが行われているかどうかを見ればよい。
しかしながら、今現在行われている選挙は、大概そうではない。
政党も、マスコミも、国民も、どの政党が最も理想に近い民主主
義的運営をしているか、などということは、問おうともしない。
そんな観点から選挙すべきであるとは、誰も考えたことすらない
かのようだ。
【選挙は捕獲網のようなもの】
選挙は民主主義のアイテムのひとつである。しかしそれは、民主
主義以外のものを導入することもできる道具でもある。
カブトムシ(民主主義)を捕まえようとして民主主義印の昆虫網
をふるったはいいが、入ってきたのはゴキブリ(独裁政権)だった、
ということがありえる。
カブトムシ(民主主義)を手に入れたければ、どれがカブトムシで
どれがゴキブリなのかを良く見極めて投票(網をふる)必要がある。
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