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#3129/3200 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #3124 ***
★タイトル (********) 11/ 1/24(Mon.) 21:56 ( 51)
a@025 自由が平等を侵害するとき 一久
★内容
【自由が平等を侵害する】
自由がなければ平等ではなく、平等がなければ自由はない。
自由とは、平等に参加・競合・競争できるということであり、
平等とは、自由に参加・競合・競争できるということである。
では、世に言う、自由が平等を侵害するという事態は何を意
味するのであろうか。
【自由が自由を侵害する】
実は、自由が自由を侵害する場合がある。
すなわち、自己の自由を主張するあまり、他人の自由を侵害
することがある。というよりも、自然界においては、この種
の「自由」こそが普通である。
人間が言うところの自由とは、そのような動植物的自由では
なくて、人間社会をより住みやすくするための自由である。
他人の自由を抑圧することを互いに禁じ、あるいは制限し、
そうすることによって、より優れた新しい事業が阻害されな
いようにする。
かくして、人間だけが高度な社会を築くことが出来た。人間
は社会的な動物であると言われるゆえんである。
【平等を侵害する自由とは】
つまり、平等を侵害する自由とは、この「他人の自由を侵害
する自由」のことである。
ビルゲイツがいくら稼ごうとも、彼の自由であり、私の自由
は侵害されない。
しかし、マイクロソフトが独占的手法でソフトウェア市場を
支配したならば、ソフトウェア作成会社の競争する自由は失
われ、マイクロソフトと他の企業との公平性は失われる。
自由と平等とが相克するとは、実は、自由が自由を侵害する
ということの結果にすぎないのだ。
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