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#3137/3200 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 11/ 2/ 5(Sat.) 21:43 ( 33)
a@31 狭義の民主主義とは 一久
★内容
【狭義の民主主義】
国民が選ぶ政治はすべて民主主義である。独裁政治もだ。
しかし、現代の我々は、民主独裁を民主主義だとは言わない。
北朝鮮がいくら共和国を名乗ろうとも、だれもあの国のこと
を、民主主義国家だとは言わない。
では、我々が言うところの民主主義、いわば、教義の民主
主義とはなんであろうか。
そもそも、民主主義とは、国民に主権があるということ。
その主権のもとに、選挙で為政者を選ぶ。
この時点で「国民主権は終わり」あとは政治家に任せよ、
というのが、民主独裁的な考え方。
選挙で為政者は選ぶけれども、それはあくまでも形式的・法的
な代表装置にすぎず、国民は口も手も出して、政治家を監視
するぞ、というのが狭義の民主主義である。
そして、その為の装置を政党自らが内部に持ち、政党内の声
を通して為政者を監視・教導する政党こそが、政党内民主主義
を持った政党であり、そのような政党が政権を得て初めて、真
の民主主義国家となる。
為政者にとって、最も恐ろしい敵は、自党内部の反対勢力である。
ゆえに、健全な反対勢力を持った政党は、自己の政策を検証する
ことも、党内自浄化を計ることも成しやすい。
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