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#3252/3366 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  13/ 9/15(Sun.)  23:15  ( 26)
英語圏で英語の達人を探せ!     一久
★内容

【英語の達人】

日本のことを発信する為に英語で書けることが必要になる、というのは一見正しい
ように思えるが、実は不可能に近いことのように思えてきた。真に異文化を理解さ
せ得る文章は、母国語を持ってしか書き得ないのではないか。つまり、輸入する側
に人材を得なければならない。日本を紹介できる外人こそ必要。

我々自身のことを考えてみればよい。英文を日本語に訳す場合、時間さえかければ
ある程度の質を保てる。が、和文を英文に訳する場合、できた英文が米英で高い評
価を受け得るようなものになっているかどうか、判別することさえできないではな
いか。「いい文章」かどうか、我々には判断しがたい。

ゆえに、国策として日本の発信力を高めたいのであれば、まず英米で「英語の達人」
を得ることから始めなければならない。その人が日本語を知っているかどうかはど
うでも良い。優れた英文の執筆者であればよい。日本のことは、日本語の分かる外
人を補佐につければよいのだ。英語の出来る日本人でもよい。

わが国の状況を思い浮かべればよい。我々に外国のことを教えてくれるのは、多く
の場合、日本人である。日本人のジャーナリストが外国の情報をもたらす。外人が
直接日本語で教えてくれる機会は多くは無い。異文化間コミュニケーションとはそ
ういうものなのだろう。

川端康成のノーベル賞受賞は、翻訳家の名訳あってのことだという。源氏物語の英
訳は、本編よりも分かりやすいという。  日本側ではなく、相手側に名翻訳家を
得ることこそが、情報発信能力の向上を意味するのだ。


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