Crystal Vision
ラージサイズ・レストラン&バー・アーキタイプ/
日本帝国,東京スプロール,渋谷,センター街入口/
オーナー,ローランド・フォーチュナティ/
種族偏見なし/
LTG#468(56-0021)/

RI-Foundation > BBS Nexus. > Logs > Shadowrun Crystal Vision Log.7


 渋谷の繁華街の集合ビル、21F。水晶球の中に光が舞い散るトリッド(ホログラフ)のドアを開けると、ワンフロアほぼ全部を使ったこのバーがあった。
 21世紀の近代的な店舗と20世紀のクラシックなバーの融合したかのようなスタイル。ゆったりとくつろげる広い店内。流れるのは音量を押さえた世界の音楽。客はディスコの喧噪を好まぬ者、スーツ姿の企業人、繁華街の散策に疲れて一息入れにきたた客、重要な仕事の話の場所を求める客‥‥そして様々な裏世界のプロやランナー。騒ぎを起こさないことは店内の暗黙の了解になっており、強力な火器を忍ばせたマークやクロームの眼とチタンの爪を格納済みのレイザーガイたちも穏やかに振るまっている。“強い”人間が集まることを知っている少しでも分別のあるギャングたちは、この店には手を出さない。
 総ガラスの壁から一望できる渋谷の夜景――この店の最大の特徴――が、窓際の席の外に広がっていた。まばゆいトリデオ広告の中で踊る歌手。UCASシアトルの騒ぎを伝えるニュース速報。暗殺されたグレート・ドラゴンの遺影。ノヴァテクのきらめくネオンの中で微笑むホロのゲイシャ。空に、地に連なるヴィークルのライトの残光。
 第六世界の東京スプロールの夜景がここにあった──クリスタルの中にきらめき、反射し、混じり合い、舞い踊るように輝いては消えていく、はかない光のヴィジョンのように。


お名前: 【ソファ>謎の男】【秋霜>…】【自問自答】秋霜   
 その瞬間。
 そしてその後数秒の間心の中を占めた感情。
 困惑。そして……恐怖。
 使役していた式神が一瞬にして消え去ってしまった。その事態は私に肌が泡立つほどの恐れを抱かせた。
 誰の仕業だ?
 人の仕業ではあるまい。先刻から感じている異様な気配にこの異常事態。関連ないわけがない。
 何故やった?
 店内を監視する『眼』が邪魔だったのか……だが何かが腑に落ちない。
 どうやった?
 分からない。術者に気取られることなく店内に散った式神を同時に消滅される方法など見当もつかない。
 ……だが、アストラルからの仕業に違いないだろう。だが私自身がアストラルを見れない上に、
式神という『眼』を封じられては打つ手がない。念のため、活性化させていた収束具を眠らせておく。

 会談が始まった。
 ソウコとアシュレイというエルフが遺憾の意を示した以上、マイルズも下手な動きはしないだろう。
 そして彼と、彼の護衛が居ればある程度の不測の事態に対処することはできる。
加えて交渉相手であるユリを見殺しにすることはないはず。
 つまり私が離れても、ユリの身の安全は保障される、ということになる。
「用事が出来たんで少し席を外させて貰う。
 もともと私はこの会談に興味はないしね」
 ユリの肩を二度ほど気安く叩いて、私は席を立った。
 最初に叩いたときに手の中の盗聴器が消え、離れるときには長い髪が一本手の中に収まっている。
ストリート時代から磨き続けている技だ。見抜ける者は居ないだろう。

 ゆっくりと歩きながら考える。
 式神に収束具を封じられた。……ただでさえ不足気味の戦力が大幅に減ってしまった。
後でレンラクと一戦交えるかも知れない身としては、こんな状況はさっさと打破してしまいたい。
 敵はアストラルに潜んでいる可能性がある以上、魔法使いが必要となる。
 実体化したときに備えて、素早く動けるものも必要だろう。
 確か……都合良く揃っていたな。飛鷹にアラヤ……だったか。後で頼んでみるとしよう。
 だがまずは……

「随分熱心にあちらを見ているようだが彼らに何か用かね?」

 さっき気付いた、会談を見つめ続ける男の前に私は立っていた。
 両手をコートのポケットに入れたままで話すのは不作法だが、気にすることなく続ける。

「会談の参加者なら遠慮せずに行くといい。まだ始まったばかりだからな。
 もし君が彼らの邪魔をするつもりならこのまま店を出ることをおすすめするよ」

 左手に呪物、右手に拳銃を掴みながら私はにこやかに告げた。

「私は今忙しい」
[2002/06/13 23:15:20]

お名前: 【迷宮】【アラヤ>飛鷹】【光明】アラヤ   
  オーナーの死はアラヤにとって大きな損失だった。
依頼人がいなくなってしまったという点において。
  彼には確かに世話になった。
こうして生きて街に潜んでいられるのは彼の助力があればこそ。
しかし二人の関係は純粋なビジネスだった。
アラヤはオーナーの力を頼り、オーナーはランナーを常に必要とした。
それだけの関係。そう、そのはずだ。

「あなたは、何でも一人で抱えすぎた...」

  首のない死体を見おろし、アラヤはつぶやく。大きな力を持ちながら、
どこか孤独だったこの人。アラヤは彼の死と自分自身の行末を重ねていた。
  となりには、激しく動揺し苛立ちを見せる飛鷹がいる。
アラヤは言葉を続けた。

「オーナーに1つだけ感謝している事がある。君に出会えた事だ。
おそらくは俺と同じように企業の出身者でありながら、
俺にはない真っ直ぐさを今も持っている。決して完全とは言えない。
けれど、その不完全さがかえって魅力だと思えてしまう。
不思議な奴だよ、君は」

  飛鷹がミラーシェードで表情を隠すのは、隠さなければならないほど
彼の感情が豊かだから。
  アラヤはシェードを持たない。隠す必要がないほど、アラヤの感情は
摩滅していた。飛鷹に出会って初めてそのことに気付いたほどに。
オーナーが死んだ事で、彼との契約もまた死んだ。しかし、まだアラヤには
店に留まる理由があった。
  飛鷹だ。彼のスタイルを見届けたい。それは必ずアラヤにも影響を
与えてくれるはず。

「感情を表す事は決して恥じゃない。むしろ俺にはうらやましいよ。
こんな妙な事が続けば、感情的になるのも仕方ない。
だが、状況はそれほど俺たちに不利ではないかもしれない。
理由はこの殺し方だ」

  そういって死体を指差す。

「これが一種の心理的な攻撃かもしれない、そう君も考えただろう。
しかし何故だ? 何故、圧倒的に優勢なはずの敵が物理的な攻撃から
心理戦に切り替える必要がある? 奴には切り替えざるを得ない理由が
できたんじゃないか。
  例えば、オーナーの反撃で傷を負ってしまった、とか」
[2002/06/13 00:51:02]

お名前: 【ソファ】【アシュレイ>会談参加者】【質問と自問】アシュレイ     
私は誰かの視線を感じた。その視線は何処か私を恐れさせた。
そしてその恐れは同時ある男の、今宵限りの付き合いであろうある
男の、その姿を思い付かべさせ、これもまた私の心を乱した。

私は苦笑しそうになった。

よりにもよって私は命の危険を感じている最中に、私はある男の事を
想い、僅かばかりの幸福感を抱いている。そしてその幸福感がいずれ
潰える事にも畏れを抱いた。

命の危険、そしてその引き替えのような幸福感、そしてその終焉を
想う時、私はその男の名前を呟いていた。誰にも聞こえぬように。

私は。

「もうしわけありません、参加者の皆さん、一つ質問なのですけれ
 ど。もしこの会談が成功裏に終わった場合、どのように世界は
 変わるのかしら?もしよろしければ教えて頂けないかしら。」

時間稼ぎのような質問をする、その時に私は考えていた。

彼を。

愛し始めているのだろうか?
[2002/06/12 01:46:36]

お名前: 【迷宮】【アラヤ・?・飛鷹】【苛立ち】飛鷹   
気持ちは逸るのに、身体がついていかない。それはまるで、夢の中にいるかの
如くに。思うように進まないもどかしさが、苛立ちを募らせる。
クリスタル・ヴィジョンが広いとはいえ限りある空間だ、俺たちはすぐにアシ
ュレイと合流出来る筈だった。なのに、悪意ある何かの所為なのか、戻る事す
ら叶わない。
苛立ちが焦りを呼び、それを態度に表すつもりは無かったが、隠し通せている
自信は更に無かった。ミラーシェイドを外してしまっていた事が悔やまれた。

十分以上にささくれだった神経を更に逆撫でしたのは、眼前に立ち塞がる一人
の紳士だった。但し、彼の首は本来在るべき場所には無い。

「……くだらねぇ……」

死体など掃いて捨てるほど見てきた。頭が潰れたもの、手足の千切れたもの、
焼け焦げたもの、腐り果てたもの……。自分が作ったものもあれば、自分がな
りかけたものもある。だから、いま俺が感じているのは、怒りではあったけれ
どもそれの原因は恐怖ではなく、その手口のあまりの酷さだった。

「人を虚仮にするのも大概にしとけよな。オーナーの死体を見せりゃ、こちら
が怖気づくとでも思ったか。それとも何かい、ガキが良くやるみたいに、『俺
はこーんな事が出来るんだぞー、すげーだろー』てな感じで威張ってみてるの
か」

言っているうちに余計に腹が立ってきた。
俺にはこれが現実かそうでないかを確かめる術は無い。だからこそ強気に出
る。
確かに俺は、オーナーの死を恐れている。彼が敵わない者を、俺如きにどうこ
う出来るわけが無いからだ。だが、その想いすら、利用されないとは言い切れ
ない。言い換えれば、俺は、いま眼に映っているものが、『相手』の心理的な
攻撃ではないかと疑っているのだ。

「……失礼」

感情を押さえて、死体に手を触れる。これが本物であろうと無かろうと、確認
しておいて損は無い。彼の手は、いったい何を捜していたのか。
その作業を行ないながら、視線を上げずに、俺はこちらを見ているらしい少女
に言った。

「言いたい事があるなら言葉で言ってくれ。俺は人生経験が浅いから、表情か
ら何かを読み取るのって苦手なんだ」
[2002/06/09 21:36:46]

お名前: フェーズ6−3   
「初めましてミスター・マイルズ。
 私は秋霜。『厭う者』、とでも憶えておいて下さい」

秋霜のその言葉にマイルズ・レーニヤは鼻を鳴らし、濡れた髪を拭った。

「今この時だけは覚えておこう、『厭う者』。ジャパニーズオンミョウ
 メイジよ。ユリのピンチに来た白馬の王子という役割か。」

そう言うとマイルズ・レーニヤはユリとソウコ・シアワセの方を見た。

「今後はもう少し淑女らしくお願いするよ、ソウコ・シアワセ」

「それは貴方の振る舞いによりますわよ、マイルズ・レーニヤ」

両者は真っ直ぐに見つめ合ったままそれ以上会話を行わない。

「あの、そろそろ真面目に話を進めないとまずいような気がするんだ
 けれども。」

気まずい雰囲気に耐えかねたようなシローの言葉に、たしなめるよう
なアシュレイの言葉が重なった。

「落ち着きなさい、ソウコ・シアワセ。誰もアネキ・ユリを奪ったり
 はしないわ。今のところは。

 また、Mr.マイルズ。少し冗談が過ぎませんか?もう少しスマート
 に行いましょう。同性の私から見ても貴方の先ほどの振る舞いは
 決して紳士と言いかねるものでした。ここがシアトルならば
 ローンスターを私は呼びましたよ。」

「では、話合いを進めましょう。ソウコ、ユリ、Mr.マイルズ。
 文明人らしく、穏やかに。」

そのアシュレイの言葉を受け、ユリはぎこちなく頷き、話を進める事
を了承した。

そして会談は始まった。

**

そんな中、秋霜は自分が放った式鬼が全ていつのまにか”消えている”
事に気付いた。一つとしてそれは存在していなかった。今現在、秋霜
はこのクリスタルヴィジョンで行われている事を関知できない。

同時にこの会談を見付め続けているコートの男がいるのを発見した。
秋霜は式鬼を再び呼び出すか、それとも、コートの男の方へ向かうか
を考え始めた。
[2002/05/29 00:49:51]

お名前: フェーズ6−2   
アラヤと飛鷹は皆の居る場所へと戻ろうとしたが、しかし、
クリスタルヴィジョン特有の迷宮のような造りにより(そしてそれ
は魔術による、つまりは内部の人間の感覚を狂わす魔術なのだという
事にアラヤは気付いていた)、彼等はまだ戻れずにその途中に居た。

そして、血の廊下と化した通路を見、二人は通路の真ん中に立ってい
る一つの人影を見た。それに首はなかった。その首の無い死体は、何
かを懐から取り出そうとしたまま直立していた。

そしてその死体の身元が二人にはわかった。その純白の高級スーツに
身を包んだ、その服装には見覚えがあった。

それは、その首の無い死体はローランド・フォーチュナティの死体だ
った。

                **

そして飛鷹は、視界の端に、こちらに薄く微笑んでいる少女の姿を見た。
[2002/05/29 00:48:58]

お名前: フェーズ6−1   
===============================================================

         >>>>[ 誰もこの世の始まりがいつかを知らない。
            だから、誰も知らぬ間にこの世は終わる。]<<<<<

                                                     - Eve -


                          - SHADOWRUN-

                  「無限の夜」

                              - 6 -

                     Presented by Stonehead.

===============================================================

 やぁ、待たせたかな?。まったくもって君のような美しい女性
 を待たせてしまうなど、慙愧の念に耐えないね。

 さて、話を始めようか。確か”かくて世界は・・・”という
 御伽話をお望みだったね?

 わかった。では始めよう。君はビックバンという宇宙根源説という
 ものを知っているかな?そう。たくさんある仮説の中で最も科学的
 に有力と言われているものだ。

 今からする御伽話は、同じくらい説得力を持っている。まぁあくま
 で御伽話だけれども。

 かつて。世に魔力が満ちていた。その世界を”第1世界”という。
 その始まりは今から数百万年前と言われている。ドラゴン種が
 誕生したのもこの時代だ。彼等は、世界の始まりから存在する
 種族であり、世界最強にして最古の種族だ。

 そして、世界の魔力が増大していった時、それは表れた。

 ”敵”。世界の敵。まさしくそれはそう呼ばれるに相応しい。
 彼等は異界より現れ、ただ世界を滅ぼすためだけに存在する。
 そして彼等、即ちその敵達は奇妙な習性を持っていて、その餌食
 とする生物達のある種の感情をとても好むんだ。

 彼等は餌食とする生物のある感情を大変好む。だから彼等は、その
 感情を、それをもたらす者としてこうも呼ばれる。

 ”恐怖(ホラー)”と。
[2002/05/29 00:48:10]

お名前: 【ソファ】【アシュレイ>ソウコ・シアワセ&廻り】【問い】アシュレイ         
・・・。ソウコ・シアワセ。シアワセの頂点の一人。

この少女の行動は。私は少し驚いた。まるで乙女のよう。

プロファイリング(人物情報)、あるいは彼女のゴートゥ(情報)から
ではこのような行動は予測できなかった。どうにも彼女もまた、
端倪せざるべき存在なのかもしれない。私は言った。

「落ち着きなさい、ソウコ・シアワセ。誰もアネキ・ユリを奪ったり
 はしないわ。今のところは。

 また、Mr.マイルズ。少し冗談が過ぎませんか?もう少しスマート
 に行いましょう。同性の私から見ても貴方の先ほどの振る舞いは
 決して紳士と言いかねるものでした。ここがシアトルならば
 ローンスターを私は呼びましたよ。」

そこまで言って私はこの面子を見回し、そして何かの気配をその時
感じた。死の気配を。ふむ。私は少し考えたが、それについてそれ
以上考えるのを止めにした。少し恐怖を覚えた自分を自覚するのは
嫌だったから。

「では、話合いを進めましょう。ソウコ、ユリ、Mr.マイルズ。
 文明人らしく、穏やかに。」

そういって私は微笑んだ。同時に飛鷹の事を考え、そして彼の事を
考えると少しだけ安心する自分に腹が立った。少し顔も赤くなった
かもしれないが、この闇の中の照明でわかる者はいないだろう。
それを自分でわかっていても、私は何故だか少し腹が立ち、それを
自覚した自分にますます腹が立っていた。



 
[2002/05/14 07:01:32]

お名前: 【ソファ】【秋霜>マイルズ】【牽制】秋霜   
 ふと我に返り、己に問う。
 何をやっているのか、と。
 急に席を立ったソウコ・シアワセの後に付いて会談の場までやって来て、
 手近なテーブルにあった水入りのコップを手に、ユリに迫るマイルズに
 向かって突き進むソウコの援護をするかのように、マイルズの友人という
 シャーマンの少年に背後から銃をつきつけている。
 ……ふむ。
 だいぶ、予定外の動きをしてしまった。
 ユリから付かず離れずの位置で――有事の際の逃走経路を確保しつつ――
 待機しておいて、式神を主に警護をするつもりだったんだが……。
 術者がここまで前面に出てきてしまっては元も子もない。
 まあ仕方ない。
 ユリの護衛に付けていた式神に退路の確保を任せるか。
 軽くため息をついて、コート内で抜いていた銃をホルスターに納めると
 少年の傍らをすり抜ける。

「水も滴る色男、といったところですか」

 マイルズの前で一旦足を止め、軽い嘲笑を浮かべてみせる。
 そしてユリの隣――ソウコの反対側へ腰を下ろした。

「初めましてミスター・マイルズ。
 私は秋霜。『厭う者』、とでも憶えておいて下さい」
[2002/05/13 11:49:47]

お名前: 【空間】【アラヤ・?・飛鷹】【宣戦布告】飛鷹   
そいつの言葉を理解したとは到底言えない。言えないが……、だからどうだと
言うのだ。俺に出来るのは、障害を破壊する事。

「……黙れ」

右手がジャケットの内側に滑り込む。グリップを握り締め、いつでも抜ける体
勢でそいつを睨みつける。コートの裾から嫌なものが見えたと思った。それが
幻覚でなければ、俺が踏み潰した虫けらを送り込んだ張本人と対峙している事
になる。

「俺は何も想わない。彼女を死なせたりはしないからだ」

宣言は、自分に対するものでもある。守れるものを守る、それは当然の事だ。
守りきれなかった、巻き込んでしまったものたちの分まで。だから、力を惜し
むな。
掌に汗が滲む。奴が動き出すより早く、ぶち込まなければならない。だが、店
内での発砲沙汰はご法度だ。焦燥感が苛む。……だがそいつは、笑い声を残し
て消えた。

「飛鷹、何かあったのか?」

気付いたアラヤの声に微かな安堵を覚えながら、強張った右腕をほぐし、拳銃
の残弾を確認する。使い慣れたものとはいえ、化け物相手には少々心許ない
が……。泣き言は言うまい。
シェードを胸ポケットに落とし、俺は答えた。

「宣戦布告だ、アラヤ。いよいよ敵さんが表舞台に登場する」
[2002/05/06 22:50:35]

お名前: 【空間】【アラヤ・飛鷹】【待ちぼうけ】飛鷹   
ほんとうのところ、待つのは、好きじゃない。自分の見えないところで事が進
むのが嫌だ、という、些か子供のような理由だとわかってはいるけれど。けれ
ど、置いてけぼりを喰うのを好きな奴はそうそう居まい。壁に寄り掛かり、周
囲の動きを見張りながら、考えていた。
恐らくは、ほんの数秒。その僅かな時間は、しかし永劫にも等しい。余計な事
を考えてしまうこの永い時間を、持て余している自分が居る。……昔の仲間の
事、かつての職場の事、出会った人々の事……。えいくそ、早く帰って来い、
アラヤ。
その短い一瞬の間に現れた影。足音も無く、気配すら感じさせる事無く出現し
たそれは、例え様も無く不吉で、悪意に満ちた存在だった。少なくとも、と俺
は無意識のうちに考えていた。少なくとも、今夜出会ったうちで(シアワセ兄
を越えて)いちばんトモダチになりたくない存在だ、と。
そして、その直感があながち外れていなかった事を、俺は次の瞬間に知る。
[2002/05/06 22:47:00]

お名前: 【アストラル>マテリアル】【飛鷹・アラヤ】【アラヤ】   
今夜クリスタルビジョンに集まった人々全ての想いや願い、呪いが
膨大なオーラの奔流となってアラヤを飲み込んだ。
その中で、闇より濃い色の巨大なオーラを彼は見た。
そこにあるのは破壊衝動だけ。人を支配する事が目的ではなく、
人を殺める事そのものが目的の、それだけを悦びとする生命。
それは人の理解を超えている。

一瞬遠のいた意識を引き止めたのは、
奔流を突き破って届いた悲痛な叫びだった。
それが誰なのか確かめようとして、手を差し伸べようとして、
アラヤは流れに逆らう。
けれど、その手をすり抜けて、少女は消えた。

	傷口に誰も気付かない
	助けてよ

「あの子は...」
少女を追いかけたかったが、これ以上飛鷹に負担をかけられない。
アラヤは高速で肉体に戻った。体を起こした彼の側にあったのは飛鷹の姿。
攻める者の側に、守る者がいてくれる。そのことにほっとする反面、
彼がどこか動揺しているように見えて不安を覚えた。
「飛鷹、何かあったのか?」
そう尋ねてすぐに、あまり良い質問ではないとアラヤは思った。
何が起こったにせよ、飛鷹は泣き言を言うような男ではない。
[2002/05/05 09:23:18]

お名前: フェーズ5−4   
飛鷹はアラヤの肉体を守っていた。そして、ふと気付くと
暗い影の向こうに、一人の何か・・・男か女かわからない
何かが立っているのを知った。それは薄汚れたコートを羽
織り、表情は見えなかった。だがしかし、飛鷹はそれが笑
っているように思え、そしてその姿からはどこか獣臭が、
そしてコートの裾からは昆虫のような触手が生えているの
を見た。

それは言った。

「お前は・・・興味深い。ブラッドマジックを身に纏いし
 ウォーリアーよ。お前もアレを探しているのか。
 しかし・・・なるほど。お前にはエルフの仲間がいるの
 だな?あの女エルフ。

 ク・・ク・・ク

 もし、お前はあの女エルフが死ねば何を想うのだろうな?
 憎しみか、それとも怒りか?

 何はともあれ興味深い。お前は・・・最後に殺してやろう。」

そういうと、その姿はゆっくりと影の中に消えていった。
そしてその方向はバーの方角だった。
[2002/04/30 03:59:08]

お名前: フェーズ5−3   
アラヤはアストラル知覚を行った。視界内の空間における
アストラルを把握した。結果。視界内においてアストラルの
異常は見受けられなかった。

#ルールブックP147左段38行目記述からの解釈による
#→アストラル知覚は視界内の空間しか知覚できず
#→無機物越しにその反対側を知覚できない

アラヤはアストラル知覚から更に投射を開始した。自分の
アストラル体が肉体を離脱する。飛鷹がその肉体をガード
してくれているらしい。

そして女性の幽霊が入った部屋に入る。そこには一個のアス
トラル体が存在した。何かを呟いている。

「ここは暗いの・・・。痛い・・・体が痛い・・・。
 助けて・・・。助けて。お父さん、お兄ちゃん・・・。
 どうして私を見捨てたの?」

そう言うと、そのアストラル体は何処かへ消えていった。そ
の方向は、恐らく皆が飲んでいるバーの方向なのではないかと
アラヤは判断した。
[2002/04/30 03:34:39]

お名前: フェーズ5−2   
マイルズ・レーニヤはサダトの姿が消えると呟いた。

「道化は去った。」

同時にアシュレイとシローに目配せをする。廻りを警戒しろ、
この場の事をに誰も見せず、通すなと。

そしてアネキ・ユリの側に座り直す。アネキ・ユリは気圧さ
れるように少し、怯えた。

「アネキ・ユリ。さて、真面目な話合いを始めよう。
 シアワセの道化なぞいない方が話は素早く進む。
 貴女は私の力をご存じの筈。レンラクは貴方を人身御供と
 して私に差し出したのだ。貴方の全ては私のためにある、
 違うかね、アネキ・ユリ?。

 ならば、ここで少しばかりの味見をしても誰も厭う者は
 いまい・・・。貴女は私にとっての良くできた愛玩物に
 過ぎないのだから。非常に良く出来た、見目麗しい愛玩物
 ではあるが・・・。」

 そういうとマイルズ・レーニヤはアネキ・ユリの顎をつまみ
 自分に向かせた。

「・・・止めて下さい。人を、人を呼びます。」

 マイルズはその声を楽しげに聞き流すと、アネキ・ユリの唇を
奪おうとした。

その時。

マイルズ・レーニヤの頭に対してボタボタと冷水が浴びせかけた。
そして怒りをどうにか制御しようとして失敗している引きつった
笑顔の、そこには、ソウコ・シアワセが立っていた。

「ミスタ・マイルズ?最近のアメ公は女性の拒絶を無視してその
 神聖なる唇を奪おうとするものですの?それは紳士のなさる事
 ではありませんわよ?
 
 もう少し嗜みというものをわきまえないと、近くの大和撫子が
 とんでも無い事をやりますわよ。」

頭の冷水を浴びたままマイルズ・レーニヤは質問した。どこかこの
事態を把握していないような感じだった。

「とんでも無い事?」

その質問にソウコ・シアワセは微笑んだ。そして、マイルズ・レー
ニヤをひっぱたいた。マイルズは反撃も出来ずに顔を後ろに吹っ飛
ばした。

「こういうことよ!野蛮人!!」

と同時にソウコシアワセはセーラー服を翻し、強引にマイルズとユリ
の間に入り、ユリ・アネキの肩をしっかりと抱いた。ユリは顔を赤ら
めた。10代の長髪のセーラー服の少女が、20代の和服美人の肩を
抱いて宣言する姿はなかなかの見物だった。

「ユリは、私のモノです!」
[2002/04/30 03:15:32]

お名前: フェーズ5−1   
===============================================================

                          - SHADOWRUN-

                  「無限の夜」

                              - 5 -

                     Presented by Stonehead.

===============================================================

アシュレイは目の前の男に質問をする。

「サダト。それは大変興味深い考えね。面白いと思うわ。
 そこで、更に一つ質問なのだけれども。
 貴方にとっての”正義”とは何?”ひとそれぞれの正義”
 なんて誤魔化さないでね。私は貴方の正義についての
 定義に非常に興味を持っているの。一人のシャドウラン
 ナーとしてね。」

サダト・シアワセは、その質問に対し少し苦笑すると答えた。

「ううむ。そうですね。私にとっての正義とは、ずばり。
 ”俺が正義だ!”でどうでしょうか?つまり、正義とは
 私の事です。最低でもシアワセの正義とは私の事を指しま
 す。私が行う事、これ即ちシアワセの正義なのです!

 これでどうです?ミス・シャドウランナー?

 であるならば、私もお尋ねしたいですね。シャドウランナー。
 貴方の正義とは?

 ・・・む?

 ・・・む、申し訳ない。どうにも他の用事が来たようです。
 すみませんが少し席を明けますので、そのままにしておいて
 下さい。そうですね、ミス・アシュレイ、帰って来たらその
 お返事をお聞かせ頂ければ幸いです。」

そう言うと、サダト・シアワセは手元の時計を見つつアシュ
レイとアネキ・ユリに対してウィンクをし、席を立った。
[2002/04/30 02:48:54]

お名前: 【個室】【飛鷹・アラヤ】【今後の行動】アラヤ   
「心配ない、一瞬で終わる」
  アラヤは飛鷹にそう答えた。

「凶悪な事件の後、その場所で魔法を使うと阻害されることがある。
  犠牲者が魔法使いであるかどうかによらず、
  人の強い想いはそこに留まり影響を与える。今がちょうどその状態だ。
  誰かが助けを求めていたなら、何か手がかりを残しているはずだ」
  
  だが、もしアストラル空間に伏兵が置かれていたら、アストラル知覚を
  試みた瞬間に殺されるかもしれない。そんな不安が頭をよぎる。
  自分より明らかに高次の存在への本能的な恐れだ。
  その時、次の言葉を待っている飛鷹の姿が目に映った。
  ミラーシェードに隠されているのは、しなやかで強い意志。
  それが、アラヤの決意を促す。

「今からアストラル知覚をする。(アストラル空間から攻撃があった時、
  巻き添えにならないように)少し離れていた方がいい」
[2002/04/13 19:08:28]

お名前: : 【個室】【アラヤ・飛鷹】【了承】飛鷹   
やれやれ。
俺が蟲一匹踏み潰した事の答えは女の幽霊か? だが、相手が肉体を持たない
ものなら、この段階で俺にどうこう出来る問題じゃない。もっとも、蟲の大群
に出現されても、逃げるしか出来なさそうではある。……それにしても、幽霊
ならそれらしく、音を立てずに行動しろよ、などと関係無い事も頭の隅をかす
めた。
いやいや、アシュレイに叱られる前に本来の仕事に戻るか。そう、言いかけた
ときに。

「俺はあの女をあたってみる。これ以上、疑問を増やすのは
  気分のいいことじゃない。
  あの虫を踏み潰したことで、奴は何か仕掛けてくるかもしれない。
  もし助力が必要になったら、呼んでくれ」

アラヤがメモを寄越した。軽く目を走らせ、それを胸のポケットに落とし込
む。代わりに、自分の番号を控えて手渡しておく。……お互い、呼んだときに
は既に手がつけられませんでした、なんて事が無きゃ良いが。

「飛鷹、俺はアストラルから奴を攻める。
  君は物理的に攻めてみてくれ」

「……まぁ、それしか能は無いからな」

出来る事、出来ない事。どっちかというと、出来ない事の方が多いような気は
する。
それにしても、アラヤ、意識が抜けてる間の身体はどうする気だ? 俺に見張
ってろってんならそれでも構わないっちゃぁ構わないが。シェードグラスを掛
けなおし、小さく首を振って前髪を跳ね上げ、眼で訊く。
[2002/04/03 00:37:08]

お名前: 【個室】【飛鷹・アラヤ】【提案】アラヤ   
本当に、今夜は次々と不思議なことが起きる。
1つの出来事が起こったと思えば、すぐに次の出来事が起こる。
そして、疑問だけが積み重なっていく...

「俺はあの女をあたってみる。これ以上、疑問を増やすのは
  気分のいいことじゃない。
  あの虫を踏み潰したことで、奴は何か仕掛けてくるかもしれない。
  もし助力が必要になったら、呼んでくれ」

アラヤはそう言って、自分のポケットセクレタリーの番号を控えたメモを渡す。
クリスタルビジョンは広く、その上、魔術に基づいた複雑な配置のために
視線も通りにくいからだ。
  
「飛鷹、俺はアストラルから奴を攻める。
  君は物理的に攻めてみてくれ」
[2002/03/28 11:27:51]

お名前: 【ソファ】【アシュレイ>サダト・シアワセ】【問い】アシュレイ      
・・・。

私は真面目に質問をした。

「サダト。それは大変興味深い考えね。面白いと思うわ。
 そこで、更に一つ質問なのだけれども。
 貴方にとっての”正義”とは何?”ひとそれぞれの正義”
 なんて誤魔化さないでね。私は貴方の正義についての
 定義に非常に興味を持っているの。一人のシャドウラン
 ナーとしてね。」

私はそう言って微笑んだ。

そして、この奇妙な男を目の前にして、ふと今飛鷹は何を
しているのだろうとぼんやりと考えた。
[2002/03/18 03:29:45]

お名前: サダトの独白(PL側共通情報)   
 シアワセ・サダトの意図は何でしょうか?
 
 その質問にサダトは独白する。心の中で。

「ふむ。私の意図か。ミスター。一言で言うと、特に何もない、
 という言葉に尽きるな。私とソウコは父の命に従ってここにいるが、
 別に私はこの会談がどうなっても良いのだ。だいたい粗筋は見えて
 いるしな。これがどのような結果になるのか、この会談が何をもたら
 すのかも想像が付く。私に直接聞いてくれるのであれば、答えよう。

 だからこそ、私としてはこのある種退屈な時間を紛らわせるために
 馬鹿騒ぎをし、麗しいレディと優秀な少年達と会話を楽しむ、という
 事をしているのだ。これでは駄目かね?

 別に会談を促進させても構わないのだがね、どの道
 
 1.自己紹介
 2.協定に関わる利害関係の確認と調整
 3.結ばれる協定の確認(レンラク&マイルズ)
 4.協定の返答(レンラク)
 5.協定の文書化による最終確認(シアワセ)
 6.会談の終了宣言と後始末

 という流れはそれほど変わらない。もしかしたら、私はこの会談を
 ご破産にしたいのかもしれないよ?それも私に直接聞いてくれたま
 え。

 以上だ。何か問題があるのであれば、今後は私に直接聞いてくれる
 と助かる。それこそがミスター、君の求める”ドラマ”というもの
 を創るきっかけになるのではないかね?

 ちなみに。ソウコは私と別の考えをもっている、ということにも
 伝えておこう。私とソウコが敵対することもありうるわけだ。」

 彼の独白は終わった。

 「・・・さて、皆さん!宴もたけなわ!お見合いも始まったばか
  り!私もがんばらないといけないですねっ!」
[2002/03/15 02:37:47]

お名前: フェーズ4−4   
飛鷹とアラヤは部屋の外に出た。そこは暗い通路で、うっすらと明かり
が点くのみであり、ほとんどは影に覆われていた。

そして二人は、そこで別の部屋に誰かが入るのを見た。その姿は透けて
いるように儚く、女性のようだった。あるいは幻なのかもしれない。

パタンと音がし、彼女の入った部屋が閉まった。
[2002/03/06 00:45:56]

お名前: フェーズ4−3   
「お待ちなさい。」

ソウコ・シアワセは静かに、蜜蜂に言った。

「この、ソウコ・シアワセの身を案じた事には礼を言いましょう。
 しかし、私と出会ってそれだけで終わりに出来るとお思い?

 命じます。

 私としばらくお酒をつき合いなさい、そこの男(秋霜)も一緒に。」

そうしてソウコ・シアワセは、身を翻すと、秋霜の右隣に座った。
恐らく蜜蜂には左隣に座れ、ということなのだろう。

そのソウコの姿は、女の子のような子供っぽい仕草で、何処か可愛ら
しかった。
[2002/03/06 00:26:14]

お名前: フェーズ4−2   
サダト・シアワセは返事をする。

「いやはや、まったく!質問に対して質問返しとは!!これは参った。
 いとおしいけど憎い御方っ。で、シャドウランとシャドウランナー
  とはですか?ううん。どうでしょう。やはり個々によって色々と答
  えは変わりますから、私自身の答えをここでやってもどうしたもの
  かと思いますが。

 まぁ、有態に言いましてあれですな、子供の味方、正義の味方、
 ヒーローって奴でしょうか。いや、あこがれましたよ、シャドウラ
  ンナーには。

 子供の頃、良くシャドウランナーになるのを夢見てお星様にお祈り
  したものです。シャドウランナーさん、お願いですから僕を助けて
 ください。
 ですから、シャドウランとは、正義のヒーロが悪の怪人を懲らしめ
 る、夜毎に行われる正義の仕事、これで如何なものでしょうか。い
 や夜だけではないのですが、シャドウランは。

 ですからいや、まったく今日などは恐らく正義の味方だらけではな
 いか、と私は思っているのですよ、レディ。さぞかし賑やかに正義
 の味方達が正義の仕事を正義らしく行って頂けるものと、私は思っ
 ております。」


そういうと、サダトはアシュレイとシローを見つめて笑った。
アネキ・ユリはサダトを真剣な表情で見つめていたが、何もいわな
かった。

マイルズ・レーニヤは、そんなアネキ・ユリを見て苦笑しつつ、
ソファーのテーブルを迂回し、彼女に近付いた。アネキ・ユリはその
近付く姿を見て姿勢を堅くしたが、やはり何も言わなかった。
[2002/03/06 00:14:49]

お名前: フェーズ4−1   
===============================================================

                          - SHADOWRUN-

                  「無限の夜」

                              - 4 -

                     Presented by Stonehead.

===============================================================

タスケテ。助けて。たすけて。誰か、タスケテ。タスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタス
ケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテ。

誰か。

助けて。
[2002/03/06 00:12:12]

お名前: 【ソファ】【シロー>ハイソサェティ御一行】【苦笑?爆笑?】シロー   
おじさんが紹介する、フォキシィの名前はアシュレイ。それから、こっちもハ
カナゲな感じのオネーさん、レンラクの人だ。……役得じゃん、おじさん。ボ
クはと言うと、ステキな友人。だそうだ。友人か。

ここに居る皆様、ホントは解ってるだろ?

ホスト役のサダト青年がハイテンションで喋ってる。苦笑。取り合えず仕事だ。少し集中して意識を飛ばす。

!!! ……この感覚何なんだ?ムチャクチャ不快なモノ。ヤバイくないか?

「シャドウランナーについてどう思われますか?そしてシャドウランが
この世界において存在する意義とは?」

意識をこちらへ戻すと同時に、サダト氏のデカイ声が耳に飛び込んできた。
……思わず声に出して笑いそうになる。こんな場所で?こんな状況で?
彼等の話を右から左に流しつつ、意識をはっきりさせる。
集中。そして、警戒。
取りあえずは、ここにいよう。<秘宝>探しはそれからだ。
[2002/02/22 16:38:04]

お名前: 【ソファ】【蜜蜂>ソウコ・秋霜】【退席】蜜蜂   
「もうしわけないけれど!私お邪魔かしら?もしお邪魔でしたら、少し向うへ行ってくけれどよろしい?」

言葉の最後と、彼女の声が被った。
「……お体の具合、宜しい様ですね。」
何故あんな所で倒れこんだのか、少々気になったが……。何の問題も無い、可
愛いらしい御令嬢。

「よろしければ隣のお嬢さんもご一緒にどうです?」

「ええ。……いいえ、こちらの方がお邪魔のようです。」
少し笑んで席を立つ。彼らの会話には興味があったし、それに、レンラクのガ
ードであれば少し話しておきたい事がある。だけれども時間を無駄に使いたく
は無い。
「それに人を待たせていますので………」
少し、店内を探っておきたい。
そのまま薄暗いホールの方へと歩んでいった………。
[2002/02/22 14:32:42]

お名前: 【ソファ】【アシュレイ>サダト・シアワセ】【(とぼけた)質問】アシュレイ   
「ごめんなさい。私、トリデオ(3DTV)はあまり見ないの。
 シャドウランとは何?シャドウランナーとはどんな職業なの?
 お聞かせ願えないかしら、Mr.シアワセ」
[2002/02/20 12:08:58]

お名前: 【個室】【飛鷹・アラヤ】【今後】アラヤ   
「すまない、考え事をしていた」
  
あの瞬間まで虫はいなかった。ほぼ密閉された空間に、
どこから入り込んだのだろうか。
空調から? それとも本当に出現したのか?
大した事ではないかもしれないが、引っかかるものを感じていた。

「掃除は店の誰かにやらせるよ。俺は他にいくつかやりたい事がある。
君はどうする?」
  
アラヤはドアのノブに手をかけながら、飛鷹に尋ねた。
[2002/02/18 17:06:05]

お名前: 【個室】【アラヤ・飛鷹】【ちょっとした運動】飛鷹   
俺の軽口にも、アラヤは表情を動かさなかった。まぁ、どんなリアクションが
あったにせよ、次の行動は多分変わらない。
部屋の中央まで真直ぐ進み、そのまま横断して壁まで突き当たり、振り返る。
言い換えれば、部屋の主面していた蟲を踏みつけて、部屋の奥まで入り込ん
だ、という事。
一つ失敗したと思ったのは、履いていたブーツが汚れてしまった事。流石に靴
磨きまではさせられないだろうし。

「さて。次は何が起こるのかな?」

シアワセ兄のものらしい(しかし何を言ってるのかはわからない)、頓狂な声
を遠くに聞きながら、俺はこの場に居ない誰かに向かって笑ってみせた。
[2002/02/16 17:45:09]

お名前: 【テーブル】【秋霜>蜜蜂・ソウコ】【・・・・ナンパ?】秋霜   
居心地の悪そうな空間。式神の五感を通してでも不快感が伝わってくる。
そんな場所に鎮座する蝗は、案の定普通の虫ではなかった。
飛鷹という青年、尋常でない気配を感じているようだが・・・・ひょっとして
踏み潰すつもりだろうか?
それならそれで、面白いものが見れそうではあるが・・・・。

「お邪魔してしまいましたね。……お一人ですか?」
「もうしわけないけれど!私お邪魔かしら?もしお邪魔でしたら、少し
 向こうへ行ってくけれどよろしい?」

・・・・不本意な現実から逃避している間に、ここも随分と居心地が悪くなったものだ。
結局、彼女らは私の招待に応じてしまった。
それはいい。己の招いたことだからしかたがない。
だが、なんでこの女、ソウコ・シアワセはいきなり不機嫌になってるんだ?
訳がわからん。もう一人も陰鬱な表情をしているし・・・・。
未知の昆虫と向き合っている青年は異様なプレッシャーに苛まれているのだろうが、
・・・・できることなら変わってほしい。こっちのプレッシャーは何と言うか・・・・つらい。
もっとも、逃げ出すわけにもいかんか。

「実はあなたのお兄さんが紹介してくれたお陰で、動きづらくなってしまいまして。
 どうにも暇なんですよ。ですから私と少しお話でもしませんか、蒼子さん?
 よろしければお隣のお嬢さんも一緒にどうです?」

いけしゃあしゃあと、まあ・・・・。
心にも無いことを言いながらも、飄々とした表情は変わらない。
そんな己に呆れはしても、心はまったく揺るがない。
つくづく私も狸・・・・いや、狐だな。
[2002/02/15 12:27:40]

お名前: 【テーブル】【ソウコ>蜜蜂・秋霜】【テーブルへ】ソウコ      
悪いけれど、わたくし、お兄さま以外からの殿方のお誘いは断らなくって
よ。

>「そこのお嬢さん。気分が悪いならこっちに来て座ったらどうかね?」

「ええ。ありがとう。そうさせてもらうわ。」

私は微笑み、そして座る。みればあの綺麗なひとも一緒に座っている。
綺麗なのは顔だけではないらしい。侮れない。

>「お邪魔してしまいましたね。……お一人ですか?」

そして恐るべきことにこのわたくしを差し置いて殿方と話初めている。
なんという女性!

「もうしわけないけれど!私お邪魔かしら?もしお邪魔でしたら、少し
 向こうへ行ってくけれどよろしい?」

思わず私は二人に向かって宣言していた。
[2002/02/13 02:32:38]

お名前: 【テーブル】【蜜蜂>ソウコ・秋霜】【テーブルへ…】蜜蜂   
「大丈夫にきまっているじゃないの。今まで私が大丈夫じゃないなんてことあったと思っているの?」
 
畳み掛けるように、少女の声。
苛ついたような高いトーン。
こちらを向いた瞳が薄暗い照明にちかりと反射して、
意地悪に、悪戯に笑った。

「ところで貴方、誰?」

「あ………」
唐突な問いだった。
そんな質問の答えは持って来ていない、持ってもいない。

「そこのお嬢さん。気分が悪いならこっちへ来て座ったらどうかね?」

「貧血か、何かかも知れませんね。……少し休まれた方が宜しいでしょう。」
抑揚のない声でテーブル席から聞の声に答え、彼女を立たせる。不満そうに眉
をひそめたソウコには構わず、そちらの席に行くように促した。
……そう、仕事だ。
セーラー襟の肩口に手を添える。ジャケットの裾からセーラー裾の裏側にそれを取り付けた。盗聴器。彼女が会議の席に着けば、こちらが向うに気を取る事
もないだろう。
彼女を席に着かせ、声を掛けてくれた男性の方を見る。
―――レンラクの護衛者だ。
着席し、少女の顔を覗いた。heit……。良く解らないが、負の感覚。
意地悪で、冷たくて、それでいて寂しそうで。

「お邪魔してしまいましたね。……お一人ですか?」
思わず男性の方に視線を戻す。

………ソウコの視線は、何か、受け止める事がし難かったので。
[2002/02/09 23:18:25]

お名前: 【個室】【アラヤ・飛鷹】【掃除談話】飛鷹   
oioi……

「……俺はゴキブリとお見合いする趣味は無ぇぞ」

背筋がざわつくような不快感を隠すつもりもなく、不機嫌な声で呟く。
部屋の真中で、俺たちを見上げて居やがる蟲(ゴキブリじゃない事はわかって
いるが)。
壁には、嘲笑うかのようなメッセージ。
文字どおりの、虫けらの筈だ。踏み潰せばそれで終わり。なのに、この重苦し
い空気は何なんだ。……この部屋の中に、こいつが居なければ、まだ良かっ
た。無人のままで、文字だけが残されていたのであれば。

「なぁ、アラヤ」

不毛な睨み合いに飽きてきたのと、貴重な時間を無駄に潰しているのに気付
き、この場に居るもう一人の人物に声をかけてみる。

「あんた、床掃除、得意か?」

虫けらってのは、潰せば床のシミになる。それを片付けるのは、清掃会社の奴
らでなきゃ、やっぱり店の用心棒だろ? まぁ、壁にあんなにでっかい汚れが
あるんだし、今更シミの一つや二つ増えたところでたいした事無いよな、たぶ
ん。

「因みに俺は苦手だ」
[2002/02/09 21:23:27]

お名前: 【物陰〜テーブル】【秋霜>蜜蜂・ソウコ】【お節介】秋霜   
店内の間取り。人や物の配置。
影から影へ、ゆっくりと渡り歩きながら必要と思えたものを脳裏に叩き込んで行く。
そして数通りの退路を確認し終えると、何事もなかったかのように影から抜け出す。
万全とは言えないが、いざという時の備えはこんな所か。
正体不明の化け物が気になるが・・・・会談が始まってしまった以上、
私が迂闊に動くわけには行かない。
ここは様子を見るしかないな。

一息つきたくなって手近な椅子に腰を下ろす。
通りすがりのウェイターに水を注文して、ようやくここがテーブル席だったことに気付いた。
無意識に選んでしまったが・・・・まあ、会談の様子が見えて彼方からは見えにくい位置だから丁度いい。

「大丈夫にきまっているじゃないの。私が大丈夫じゃないなんてことあった
 と思っているの?」

不意に、女の声が聞こえた。
大声ではないが、女の高い声はよく通る。
目を向けてみれば・・・・今日の私には女難の相が出ているに違いない。
現在関わりたくない人物第二位。
誰とも知れない別嬪さんに支えられているのは、間違いなくソウコ・シアワセ。
関わりたくはないんだが・・・・顔色が悪い、な。いや、しかし・・・・。
・・・・ええい、お人好しが!
溜息を一つ吐き、私は彼女らに声をかけた。

「そこのお嬢さん。気分が悪いならこっちに来て座ったらどうかね?」

無視してくれても一向にかまわんが・・・・。
[2002/02/09 12:21:19]

お名前: フェーズ3−3   
アラヤと飛鷹は中に入った。

中には何もなかった。

正確には、アラヤが嗅いだ血の臭い、そして床の血だまり、天井の
血糊、一つの血の手形は何もなかった。そこは何処にでもある整頓
された個室だった。しかし、目の前には血文字が書かれていた。

それにはこう書いてあった。

ヨウコソ。

そして飛鷹は目の前の中央の床に、何かが居るのがわかった。蟲。
それは蟲だった。一匹の小さな蟲が扉を開けた飛鷹をじっと見つめ
ている。

それは何処か蝗(イナゴ)に似ていたが正確な種別はわからなかった。

それは鳴くでもなく、じっと飛鷹を見つめていた。
[2002/02/05 23:32:13]

お名前: フェーズ3−2   
シアワセ家は古くから存在し、彼女はその一員だった。家族とは血の繋が
った他人なのだとそこで彼女は知った。だからこそ彼女は父を憎み、兄を
愛した。しかしその兄が結婚をし、子供をもうけた事は彼女にとって耐え
られる事ではなく。彼女は兄を憎み、そして今も憎んでいる。

この家は無限の夜。終わりの無い夜なのだ。だからこそ彼女は同じ夜の住
人−シャドウランナーとそれらは呼ばれる−にのみ心を許し、そして彼ら
を塵のように捨てる。

兄のように裏切られる前に、捨てる。

そして彼女はそのランナー達に兄を殺す事を依頼し、そしてそのランナー
の最後を想う。彼らは逃げる者も居たが、依頼を遂行しに行く者達がほと
んどだった。その理由は彼女にはわからない。

**

「大丈夫、ですか?」

目を覚ませば心配そうにしているショートカットのブロンドの女性がいる。
誰だろう。客の一人か。こんな感じのファッションだったらシアワセには
掃いて捨てる程いるだろう、しかしこの女性の美貌はあまりお目にかかれ
ない。少し痩せているが充分に綺麗なひと。

「大丈夫にきまっているじゃないの。私が大丈夫じゃないなんてことあった
 と思っているの?」

と目の前の女性を詰問する。自分でも何を言っているのかわからない。この
場に兄がいれば、思わず殴りたくなるそして実際殴るようなどうでも良い答
えをするだろう。

面白い答えをするならば、私のことをソウコと呼んでもよくってよ。

「ところで貴方、誰?」
[2002/02/05 23:17:58]

お名前: フェーズ3−1   
===============================================================

                          - SHADOWRUN-

                  「無限の夜」

                              - 3 -

                     Presented by Stonehead.

===============================================================

「おおお!?Mr.マイルズ!この美女と少年はどちら様ですか?」

サダト・シアワセは尋ねた。マイルズ・レーニヤは答える。微笑みつつ。

「私が呼びました。紹介しましょう。レディ・アシュレイ、もう一人は
 私の友人、シローです。今回私のサポートをしてもらいます。
 そして。私はマイルズレーニヤ。ご存知の通り、現在フチに籍を置い
 ている者です。この会合で私が現在抱えている問題は全て解消でき
 るでしょう。どうぞよろしく。アネキ・ユリ」

なんだか女性に比べると少年の紹介がぞんざいではないだろか、という
顔のサダトと、もう一人の主役、アネキ・ユリは新しい客人に気分を害
した様子も無く自己紹介を行った。

「アネキ・ユリと申します。
 始めましてマイルズ・レーニヤ。貴方の噂はお聞きしています。
 スナイピングの腕は超一流であり、実質的なフチのセキュリティの
 トップだと。今回の会合が意義のあるものになることを私も望んで
 います。それは私自身の今後の身の振り方を意味するので」

マイルズ・レーニヤは微笑んだ。サダトシアワセはどうにもユリ嬢の
顔の微笑みが何処か暗いような気してならなかった。照明のせいかも
しれない。

「さて、自己紹介は終わったようです。いよいよここは若い者同士に
 任せて老人は退散いたしますかとしたい所ですが、それはナシに
 して会談を始める事にいたしましょう。」

サダト・シアワセは場を仕切る。しかし妹が遅い。しょうがないから
しばらくお茶を濁すことにする。

「では本格的に会談を始める前に、今回の参加者にひとつ質問をいたし
 ましょう。これはお答えしなくてもよろしい。ちょっとした歓談で
 す。お答え頂ければ幸いですし、これにより参加者においてのある
 種の共通意識を計ることができるかもしれません。

 ずばり。

 シャドウランナーについてどう思われますか?そしてシャドウランが
 この世界において存在する意義とは?」

そう言うとサダトシアワセは廻りを見回した。彼の大きな声を聞いてい
る者は多い。彼は続ける。

「私はいつもこの質問を投げかけます。さて!ここにいる皆さんはどの
 ような答えをお持ちでしょうか?答えをして頂いた方に、サダトシア
 ワセ謹製、シアワセ商品券100新円分を!飛び入り参加でのお答えも
 募集します。

 さ、どうぞ!」
[2002/02/05 22:54:24]

お名前: 【個室前】【アラヤ・飛鷹】【妥協?協力?】飛鷹   
「俺はアラヤ。オーナーに依頼されてこの店の警備をしている。
実はとても危険な奴が入り込んだ事が分かったんだが、」

アラヤ。その名と風貌とを、頭の中に叩き込む。

「俺が探したいのはそいつだ。奴がすでに外に出たのか、
それとも今も店の中にいるのか。奴の正体も目的も分からないが、
次の犠牲者を出す事は避けたい」

ちらりと向かった視線の先は。
……見たければ見てみろ、と。そういう事か?
空気に混じる、神経に障る幽かな臭い。あまり愉快な光景が広がっているとは
思えないが。見てみるべきなんだろうな。

「協力してくれれば、君の探し物に手を貸そう。
  取引成立?」

俺は肩を竦めた。

「取引も何も。そんな物騒な奴にちょろちょろされたんじゃ、こっちだって怖
くてやってられないさ。役に立てるかどうかは謎だが、手伝わせて貰うよ、ア
ラヤ」

まぁ、銃を持ってないサムライに何が出来るかってのは、非常に大きな疑問だ
ね。脇に下げたルガーと腰に隠した予備のフィチェッティ。それだけ。車に戻
ればSMGくらいは積んであるが、取りに戻ってる間に全部終わってしまうだ
ろうし。何よりこの店の中で発砲沙汰起こしたら、その場で蜂の巣だろうし。

「その口振りからすると、何よりオーナーに依頼されてっていうんなら、俺が
何を捜しているのかも知ってるんだろ。……お互い、面倒くさいものを捜して
るみたいだな」

どんな姿形をしてるのかもわからない相手を、手に入れなきゃならないんだか
ら。苦笑を浮かべ、俺はアラヤから視線を外し、個室のドアに手をかけた。
[2002/02/05 20:10:23]

お名前: 【ソファ】【マイルズ・アシュレイ>シロー】【挨拶返し】アシュレイ      
私がマイルズに挨拶をした時、ヒューマンの少年がマイルズへ
挨拶をしていた。私は少年へ微笑みつつマイルズへ質問した。

「マイルズ。ここにいらっしゃるBoyはどちら?よろしければ紹介
 してくださらないかしら。」

そう言うと、私はマイルズの隣に静かに座った。
[2002/02/02 00:58:24]

お名前: 【ソファ】【シロー>マイルズ・アシュレイ】【顔出し】シロー   
真向うからキレーな人がやってくる。
尖ンがった耳。亜種……って言ったら軽蔑されるだろうか。
フォクシィ・レディー。ジミ・ヘンドリクスの歌を思い出した。

マイルズのおじさんに顔出ししとこうと思い、ソファの方へ足を伸ばす。
やんごとなきコーポの方々の会合はもう始まってるようだが、
構うもんか。ボクの知った話じゃねぇよ。
営業スマイル。ボクがやるとどうしようもないヘラヘラ笑いだ。
サラリマンだってあまりの酷さに顔面硬直させるだろーな。

「コンチハ、マイルズおじさん。調子はどう?」

>「Mr.マイルズ・レーニヤ。お久し振り。」

スッゴク艶っぽい声とボクの声が被る。世界って、何ンだか狭いみたい。
ボクは多分、目を真ン丸にして二人を交互に見ていた。。。
[2002/02/01 17:08:17]

お名前: 【個室前】【飛鷹・アラヤ】【取り引き】アラヤ   
>「兄さん、そんな怖い顔してちゃ、踊る相手も見つからないぜ?」

  コーポレイトの顔は、アラヤにとって仮面であり、鎧だった。
自らの存在を隠蔽し、周囲に溶け込むための――。
  だが今はかえって邪魔なものかもしれない。
  目の前の若い男の自由な振る舞いを見ると、そう思うことができる。
「こんばんわ、飛鷹」
  アラヤは仮面を外し、本当の表情で飛鷹に応じる。
「俺はアラヤ。オーナーに依頼されてこの店の警備をしている。
実はとても危険な奴が入り込んだ事が分かったんだが、」
  あえて人間とは表現しなかった。
「俺が探したいのはそいつだ。奴がすでに外に出たのか、
それとも今も店の中にいるのか。奴の正体も目的も分からないが、
次の犠牲者を出す事は避けたい」
  ちらりとドアを見る。一度こぼれてしまった命はもう取り戻させない。だから――。
  すぐに視線を飛鷹に戻し、真っ直ぐに彼を見る。
「協力してくれれば、君の探し物に手を貸そう。
  取引成立?」
[2002/01/30 18:32:09]

お名前: 【ソファ】【アシュレイ>マイルズ・レーニヤ】【挨拶】アシュレイ      
やはり彼は興味深い。私は飛鷹の後姿を見てそう思った。彼ほどの
個性に出会うのは久し振りだ。そう200年振り。

私も彼に見合うよう行動しなくてはならない。

そうして廻りを見合すと、見知った顔が会った。私は真っ直ぐ、その
見知った顔の居るソファに向かった。その姿は娼婦がパトロンと待ち
合わせしているようにも見えたかもしれない。事実そういう時期もあ
った。

「Mr.マイルズ・レーニヤ。お久し振り。」

私はそう言って微笑んだ。
[2002/01/26 01:36:13]

お名前: 【個室前】【アラヤ・飛鷹】【はろー、みすたー・こーぷ】飛鷹   
騒ぎに向かって踏み出し、気付いた。
個室の前に立ち竦む……というのとは違うか、妙に冷たい雰囲気で立ち尽くす
存在。……あの空気は、かつて馴染み深いものだった……。

こんな所で同じ種類の人間と出くわすとは、世間の狭さにも程がある。苦笑。

当然ながら、こちらに見覚えが無いからといって、相手がこちらを知らないと
は限らない。ただ、彼が俺を見ているわけではない事はわかったから、多少の
余裕はあった。少なくとも、軽口を叩く程度には。
俺は軽く首を振り、前髪を跳ね上げた。

「兄さん、そんな怖い顔してちゃ、踊る相手も見つからないぜ?」

控え目に言っても眩しいとは言い難い、寧ろ仄暗い店内で、なんだってまたシ
ェードなんかかけたままなのか、とは自分でも思う。
思うが、今更外すのも妙な気がするので、そのまま右手を顔の高さに上げる。
中指に嵌めた銀製の指輪には、翼を広げた鷹が装飾されている。

「飛鷹。あんたが捜しているのが俺でなければ、あんたの探し物を手伝ってや
れなくも無い」

……捜してるのが俺だったら? 逃げるしか無いじゃん。
[2002/01/23 20:03:42]

お名前: 【個室・前】【アラヤ】   
  それは人間の犯行とは思えなかった。理論的な言葉ではないが、
とても忌まわしい何か。
  オーナーの言葉が頭を過ぎる。
  「――君は恐らく今日、この夜、今までに見たこともないものを
  見ることになるかもしれない」
  その暗示的な言葉は確かな実体となった。遺体が見当たらないことを
除けば。
  一体どこに遺体はあるのだろう。
  何者かが運び去ったのだろうか。
  そもそも犠牲者は誰なのか。
  いや、その人は今も助けを求めているかも。
  疑問が次から次に浮かぶ。

  今夜の会議と、この件は無関係かもしれない。そうだとしても
新たな犠牲者を出さないために、また無用の混乱を起さないために
為すべき事をしよう、とアラヤは部屋を出た。憤りを心の底に沈めた
その表情は、忠実なコーポレイトそのもの。
[2002/01/18 19:08:41]

お名前: 【カウンター〜ホール】【蜜蜂・ソウコ】【…?】蜜蜂   
↓タイトルです;;;
[2002/01/18 13:34:54]

お名前: 蜜蜂   
ゆっくりとした動作で、視線を這わせてゆく。
黒いスーツの男、綺麗に着飾った女、ウェイターetc……
さまざまなモノ達が視界の中、左から右へとスクロールしては消え、
必要な部分だけが認識・記憶されてゆく。
向うのカウンターでは会議が始まった様子だ。
氏は、一人だ。カウンターの傍にしかし、ガードらしき顔が見て取れる。
そして、早々に誰か、……企業の顔ではない、…私的な護衛者か?
がその場を外した。

と、目の前で、唐突に崩れ落ちる影。
思わず身を乗り出し手が伸びる。
倒れ込んで来たのは、……ソウコ・シアワセ!?
身体の筋肉が緊張に収縮する感覚。辺りに素早く視線を走らせる。

「大丈夫、ですか?」
彼女を支えて、そう問うた。
[2002/01/18 13:16:26]

お名前: 【カウンター〜物陰】【秋霜】【行動開始】秋霜   
 どうしたものかな・・・・。
 サダト・シアワセが呆れるほどハイテンションに『会談』の始まりを宣言する。
宣言ついでに私のことまで言いふらしてくれたので、好意的でない視線が集まってくるのが分かる。
 この中の誰が敵で、誰が敵でないのか・・・・。
 後々のことを考えれば調べておくべきだな。
 まずは――っ!?

 グラスを一息に干し、私は席を立つ。
「さてと、しばらくは出番もないだろうから私は席を外すとしよう。
 用があれば呼んでくれ」
「承知しました」
 背後のユリが儚げに微笑むのを見ながら、私は店内のそこかしこにある影の一つへ身を沈めた。

 彼女には気付かれていない――だが、気付いていたかもしれない。
 私の声が、わずかにかすれていたことを。
 探索に出した式神が一匹、消えた。
 不意を突かれたとはいえ一撃で、姿さえ見せずに。
 ・・・・どうやら相当やっかいな化け物がここにはいるらしい。
会談の邪魔をしに来たか、竜の涙に引き寄せられたか。
個人的な恨みならさっさと晴らして出ていってもらいたいものだ。
 新たな式を呼び出して指示を与えると、私は店内を見渡した。

 さて、どこから手をつけたものか・・・・。
[2002/01/16 21:23:35]

お名前: 【個室】【アラヤ】【目撃】   
  動揺するオーナーは深刻な何かを抱えているようで、声をかけるのが
ためらわれた。会議の進展を見守ろうと思い、静かにその場を離れた
アラヤはふと足を止めた。
(血の臭い?)
  アラヤが招き寄せられたのは、不気味な静寂に満ちる奥まった一角。
  ほんのわずかだが、ドアが独りでに開いたように見えた。そして、
部屋から赤い液体があふれ出る。それは床に広がらず、フロアの中央に向けて
真っ直ぐに伸びていく。
  血を避けてドアに近づき、一瞬迷ったがそっと開けた。臭いがさらに
濃くなる。
  その惨状に思わず息をのんだ。

  すでに青ざめていたアラヤは呆然と血文字に見入った。
[2002/01/16 12:18:04]

お名前: 【カウンターを離れて】【飛鷹】【思考中】飛鷹   
別々に動こう、とアシュレイは言った。

「了解。じゃ、お先に」

軽く唇を歪めて笑って見せてから、すっと席を立つ。……とは言え、とくに標
的を定めていたわけではない。歓談の始まった一角を見ながら、考える。
今回の件の依頼人は、本日の『スペシャル・ゲスト』のいずれかが、探索アイ
テムを所持していると踏んでいるらしい。……個人的には、シアワセの連中辺
りが胡散臭くて怪しいと思うのだが、逆におおっぴらに怪し過ぎるというの
で、じつはあまり近付きたくはなかった。

……さて、どうするか。
自分が行動する上で、障害になりそうな辺りから近付いてみようか? であれ
ば、標的の護衛についている同業者という事になるか。
誰に声を掛けるかを決めるでもなく、取り敢えず、俺は騒ぎの始まった方向へ
ゆっくりと踏み出した。
[2002/01/16 02:38:10]

お名前: フェーズ2−3   
そこはクリスタルヴィジョンの何処かであるのは間違いなかった。
そこに居る者、来た者達はある臭いを嗅ぐだろう。

血の臭い。

そこは血の臭いに満ちており、そして床には血だまりが、天井に
は血糊が、あたりには一つの血の手形と、血文字が書かれていた。

それにはこう書かれていた。それはただ一言。

タスケテ。
[2002/01/10 00:05:25]

お名前: フェーズ2−2   
ソウコシアワセは迷っていた。少し廻りを見てみようと思い、その
帰りで迷った。

クリスタルヴィジョンは迷宮の様だった。美しい明かりが闇の中を
照らす。しかしその明かりでは全てを一望にはできない。しかしサ
イバーアイも無い自分には大変厳しい。今頃兄は会合を初めている
だろう。兄はあまり今回の件に興味が無い。あまりやりたくはない
議事進行役だろうが、どうしようもあるまい。何かどうでも良い冗
談など言わねば良いが。

しかしここは何処なのだろう。まったくこのバーの持ち主は一体何
を考えているのだろう。これではまるでディスコ(正確にはクラブ
だが)バーというより何処か小さな神殿か、迷宮のようだ。恐らく
これは何らかの魔術の結果なのだろうか。それも考えられる。しか
し魔術は私の専門ではない。

確かに配下には大勢の魔術師が居るが、今この場にはいない。
だからどうしようもない。

「ああ、もうっ!どうすれば良いってのよ!」

ソウコは一人悪態を着いてみたが、それを聞いている者が居る
のかすら疑問だった。とにもかくにも戻らなくては・・・。

と思っている内に自分が何かにつまずいたのに気付き、視界が
急激に回転するのを知り、自分が転んだ事を知った。

その感覚は何処かに落下する気分に似ていた。本当に落下して
いるのかもれない。どうにでもなれだ。ふん。

そして彼女の視界を闇が覆った。
[2002/01/10 00:01:38]

お名前: フェーズ2−1   
===============================================================

                          - SHADOWRUN-

                  「無限の夜」

                              - 2 -

                     Presented by Stonehead.

===============================================================

「さて!役者は揃ったようだ」

サダト・シアワセは宣言した。ソウコ・シアワセの姿は見えない。

「レンラク側からは美しきアネキ・ユリ嬢とその忠実なる僕・・・もと
 い友人秋霜氏!フチ側からはマイルズ・レーニヤ。これはまたお一人
 とは!大丈夫ですか、Mr.マイルズ?」

マイルズ・レーニヤは微笑んだ。その姿は30代前半であり、以前入手
した情報とは異なっていた。その顔とスタイルは金髪碧眼であり、何
処かのモデルのようだった。整形でもしたのだろうか?それとも情報
のミスだろうか?これはソウコの担当だ。一体何をやっているのだ、
妹よ。

「今回の会合は歴史に残るでしょう!そしてその偉大なる会合におい
 て仲裁、もとい見届け人をさせて頂くのは!ご存じ!私ことシアワ
 セのサダトと、この場にはいない、恐らくトイレにでも放屁しにで
 も行ったのかな!?ソウコシアワセ、またまだ来ていない何人かの
 ゲストで行わせて頂きましょう!」

果たして未だ何人かの人物が来るであろうと聞いているが、未だ来て
いない。いずれ来るのだろう。それとも何か問題でもあったのか?サ
ダトはこれも疑問に思ったが、今は忘れることにした。まぁ、このま
ずは顔会わせをどうにかしなくてはならない。それからだ。

「さて!まずは顔見せ、自己紹介を!あるいは早速議題から行きま
 すか?」
[2002/01/09 23:46:10]

お名前: 【カウンター】【アシュレイ・飛鷹】【挨拶】アシュレイ   
「……で、何処から攻めてみる?」

飛鷹が問う。私も同じく杯を重ねつつ答える。

「そうね・・・。どうしましょうか。今夜は様々な者達はそれぞれ
 の思惑で動いている。私達もその中の一つではあるけれど。
 下手に動くのは危険かもしれない。」

まぁ危険はいつもの事か。危険では無いビズなど、私の人生にはなか
った。しかし待つのは私の性には会わない。攻めてみるか。

「ここは別々に動く事にしましょう。共に行動していても恐らく
 得るものは無いわ。別々に目に付く者と接触し、そこから始め
 ましょう。依存が無いのであれば、これでどうかしら?」

と私は尋ねた。
[2002/01/09 23:12:30]

お名前: ベルゼバブ   
それは考えていた。アレを奪わなくてはならない。何処なのだろう。
名付け手にしては、ここはかなり厳重に防護してあるのが感じられた。
自分にとっては薄紙にしかならないが。いっそのこと、全てを殺して
しまおうか。

そうも考えたが、それでも、やはりここにいる全てを異界(ネザーワー
ルド)に送るのは手間かもしれない。また、自分の主はそれを喜ぶまい。
”名付け手”にも、かなりの使い手がいるとの話だった。それは信じて
いなかったが。

それは考えた。まずはゆっくりと、観察から始めねばならない。

全てはそれからだ。
[2002/01/06 21:25:49]

お名前: : 【ソファ】【ローランド>アラヤ】【返答】ローランド      
「そのようだ。恐らく、もうすぐ役者が全て揃うだろう」

とローランドは言った。

「アラヤ。君にも期待している。君は恐らく今日、この夜、今までに
 見たこともないものを見ることになるかもしれない。」

(それは君だけではないだろうが)

ローランドは一人想う。恐らく今夜はかなり特別な夜になるかもしれ
ない。

防護は完璧の筈だが。そして、ローランドは自分が鼻血を出している
のに気付き、その意味も瞬時に理解した。鼻血を純白のハンカチで
ぬぐう。その仕草はアラヤや他の人物達も見ているかもしれないが、
そこまで構ってられなかった。

”敵”が来たのだ。

「馬鹿な・・・。」

ここのバーの魔法的防護は最高レベルの筈だ。それを潜り抜ける
レベルの”敵”は・・・。それは恐らく”名付けられた”存在、
雑魚ではない。まさか竜の涙を奪いにそこまでの存在が来るとは
ローランドの予想を越えていた。

もしかしたら。ローランドは思う。今夜はこのバーの最後なのか
もしれない。
[2002/01/06 21:18:57]

お名前: 【ソファ】【アラヤ>ローランド】【報告】アラヤ   
  クリスタルビジョンは心地いいざわめきに満ちていた。
  静かな音楽と店の格を心得る客達の控えめな会話。
  それが計算され抑制された空間を作り上げていた。
  
  このまま何事もないまま終わることを願いながら、
  アラヤは各所に配置した精霊達の報告を待っていた。
  抑えられた照明の中で、黒いタートルネックのセーターと同系色のジャケットという姿は、
  周囲に溶け込むかのように見える。
  
  東京・・・企業に支配されない唯一つの街。
  そんな街に引き寄せられるように、彼は馴染みのない祖国の土を踏んだ。
  しかし今ここにいるのは、多くのコーポレイトを守るためだ。
  
  過去に思いが向きかけていたアラヤのもとに、小さな精霊が舞うように現れた。
  店の一角に新たなアストラルアクティブの群れが現れたことを知らせ、アストラル空間へ飛び去った。
  《千里眼》でそちらに視界を送ると、やはり一方の主役が到着していた。

  アラヤは依頼人の側に歩み寄り、舞台の幕が上がったことを依頼人に告げる。
  「役者はそろいつつあるようです、ミスター・フォーチュナティ」
  ローランド・フォーチュナティ。
  強力な魔術師であるはずなのに、まったく魔力を感じさせない。
  そのことがより一層アラヤを緊張させた。
  
[2002/01/04 18:45:58]

お名前: 【カウンター】【アシュレイ・飛鷹】【挨拶】飛鷹   
「ここ、ご一緒していいかしら?」

柔らかな声に、視線を上げる。軽い驚き。それを隠すつもりはなかった。無理
にそうしたところで、気付かない相手ではない。この場の誰であっても言える
事だろうが。
俺はミラーシェードを外した。

「ほんとに久しぶりだ、アシュレイ。わざわざ俺を選んで声を掛けてくれたっ
て事は、今回の『仕事』の相手はあんたって事だよな」

眼でバーテンを呼び、彼女へグラスを持ってこさせる。
以前に会ったときは、……『会ったときも』というべきか、とにかく世話を掛
けた。罪悪感と照れ臭さが入り混じって、何とも妙な気分だ。
その反面、心強いとも思う。この場に集い始めているそうそうたる面子に、信
頼出来る相手も無しに立ち向かうには、俺は余りにも無知が過ぎる。

「先ずは、再会を祝して、かな」

そう言いながらも、自分の眼は笑っていない。同じようにカウンターで言葉を
交わしている幾組かの同業者たち。彼らに視線を向けながら、何気無しに問い
掛ける。

「……で、何処から攻めてみる?」
[2002/01/04 14:44:31]

お名前: 【カウンター】【蜜蜂】   
ワンコールを続けて三度。
潜入の成功を伝え、セルラフォンを切る。

「シェリィと、……それから、ボンボンを。」
落としていた視線をカウンターに戻し、バーテンダーに告げた。
彼は余程の事が無い限り接触を持たないだろう。
彼とは依頼主レニヤー氏であり、彼の依頼とはその<余程の事>に関わる。
計画が現実となる前に無にする。……計画が現実に在れば、の話だが。
空気の様に全てを行う。
透明で、でもそれは、なくてはならないものだ。

彼はその使い方を心得ているので。

何だか可笑しくて、くすりと、小さな笑みが洩れた。
[2002/01/03 23:30:55]

お名前: アシュレイ   
「ここ、ご一緒していいかしら?」

飛鷹の側に女性が一人。
彼女はエルフ。そして、首筋にはデータジャック。真紅のドレスの
上にクレッドのかかっているであろう毛皮をはおり、飛鷹に微笑んだ。

「お久しぶり。」
[2001/12/31 18:09:11]

お名前: 飛鷹   
「……ラスティ・ネイル」

店内を見るでもなく見ながら、ざわめきを聞くでもなく聞きながら、俺はカウ
ンターの奥に声をかけた。

スツールに腰を下ろし、ミラーシェードの奥から辺りを『興味剥き出しに』観
察する。……レザージャケットに銀の指輪のちんぴらめいたのが、まさか企業
出身のランナーとは誰も思うまい。ましてや、こんなに堂々と周囲の様子を窺
うなどとは……。
そうして、つい最近まで『標的』(いろんな意味で、だ)として認識していた
人物たちが、無造作にうろついているのを認めて、思わず腰に手をやり……幽
かに苦笑する。当然ながら、そこに銃は無い。

いま、俺を動かすのは、俺自身。かつての自分は、もういない。けれど。

『竜の涙』。
それが何の為のものなのか、それを手にするという事がどういう意味を持つの
か、誰がそれを欲しているのか。……どれも些細な問題だ。考える必要は無
い。手に入れればそれで済む。けれど、そうしてまた、思う。そんな考え方を
する事こそ、かつての鎖を引き摺っている証拠ではないのかと。

「待ち合わせなのさ。相棒が来たら、なにか頼むから。それまでは取り敢えず
用は無いね」

グラスを差し出したバーテンにそう応え、観察を続ける。
夜は長い。始まったばかりだ。
[2001/12/29 21:59:15]

お名前: 【カウンタースツール】【秋霜・ユリ】【打ち合わせ?】秋霜   
「私を殺しなさい」
 思ったより早くやってきた依頼人は、そんな科白をあっさりと口にする。

「レンラクの総意、ね・・・」
 久しぶりに顔を合わせたが、彼女の諦観主義は相変わらずか。
 ストリートの影の中で足掻き続けてきた私からすれば、ずいぶんと楽な考え方に見える。
「君自身がそれに同意しているなら、そうしよう」
 とは言ったものの、私は企業が嫌いである。そんな馬鹿げた総意など知ったことではない。
 いざとなれば・・・まあ何とかするか。
 会談の内容に興味はないし、企業の言いなりになるつもりもない。
私の請けた『仕事』はアネキ・ユリの護衛なのだから、彼女を全力で護るだけの事。
「少し気になることがあるから、お言葉に甘えて好きに動かせてもらうとしよう。
 ただ、用心のために式神を二匹付けておく。とりあえずはそれで良いだろ?」
 白い鼬姿の式神が虚空から抜け出し、ユリ嬢と目を合わせると即座にアストラル空間へ隠れる。
戦力としては不足だが、状況の把握はこれで十分できる。

 気になるのは竜の涙の事。
 噂通りなら、それに集ってくる者は只者ではあるまい。カンパニーマンにランナー、マフィア。
ひょっとしたらドラゴンですら重い腰を上げてやってくるかもしれない。
 私も興味はあるし、彼らが仕事に障るかもしれない。

 だが――不謹慎とは思うが、私はこの状況を楽しんでいる。
 これだけやりがいのある仕事は久しぶりだ。
[2001/12/29 16:37:19]

お名前: 【カウンタースツール】【ユリ>秋霜】【出会い】アネキ・ユリ   
彼女は秋霜を見ると直ぐにやって来た。まずはスツールで一杯や
るつもりなのかもしれない。

その何処か和服の日本人形(ショートカットの日本人形があればの話
だが)を想わせる女性は微笑んだ。

「お久しぶりですね、秋霜。息災で何よりです。 今回の護衛には
 オンミョウメイジが付くとの話でしたが貴方だとは知りません
 でした。」

そういって彼女は物憂げに横を向く。

「積もる話はいずれ話ましょう。今宵は長いのです。とても。そ
 れはとても。その前に貴方に私から伝えねばならないことがあ
 ります。これはレンラクの総意と考えてくださって結構です。」

彼女はニホンシュを頼んだ。

「まず。この会談はとても重要なものなのです、秋霜。それを
 覚えておいてください。ですが、だからといって必ず私の
 側に居る必要はないのです。それは貴方の好きにして下さい。
 
 ですが。一つだけ、言っておかねばならない事があります。
 もし、貴方から見てこの会談が失敗だと思った時、これが破談
 になった時、それは恐らく明確に兆候が現れるでしょう。

 そしてその時は。」

そう言うと秋霜をまっすぐ見つめる。そして言った。はっきりと。

 「私を殺しなさい。」
[2001/12/28 22:00:10]

お名前: 秋霜   
 高速で移り変わる視界――四方に放った式神の眼を通して周囲の状況を把握する。
 巧妙に隠れた様々な企業のセキュリティチーム。それぞれが牽制しながらも護っている場所は一つ。
 それだけ見て取ると視覚を自前のものへと戻す。
 彼らの護る場所――事によっては攻め込むかも知れない場所はすぐ目の前にあった。
「やれやれ・・・。予想より大事だなこれは」
 深刻そうに呟いてはいるが、飄々とした表情はどこか楽しんでいるようにも見える。
 無造作に扉を開けると、カウベルがカラン、と小気味よい音を立てた。

 知り合いのジョンソン――アネキ・ユリからの護衛依頼。詳しい事情は知っ
たことではないが、この状況では彼女の言っていた「重要な会談」が平穏無事
に終わるのは難しいだろう。
 それに陰陽師仲間から聞いた『竜の涙』の噂。

 ま、取りあえず後から来る依頼人のために舞台の確認でもしておきましょうか。
 私がカウンターのスツールに腰掛けるとバーテンが声をかけてきた。
「ご注文は?」
 思わず『日本酒、ぬる燗で』と、いつもの居酒屋と同じ調子で応えそうになり、
私は慌てて言葉を呑み込む。いや、こういう洒落た所ってあんまり来ないしなぁ・・・。
 それに仕事を請けた以上、アルコールを口にするわけにはいかない。
「・・・ジンジャーエール」
 ひとまず当たり障りのない品を頼み、リラックスした姿勢をとる。
 アストラルに潜ませた式神に周囲を探らせながら――

 ***

 と、前回のノリでやってしまいましたがよろしかったんでしょうか?
[2001/12/28 11:23:04]

お名前: フェーズ1−3(フチ=レンラク取引編)   
テーブルの一角で二人の男女が話している。まわりに
ほとんど人はいない。

「遅いわね、彼。」
「仕方があるまい?事が事なのだから。充分すぎる準備をしても損は
  ないだろう、妹よ。」
「Miles Lanier・・・マイルズね。で、レンラク側からは誰だっけ?」
「アネキ家の人間が来るらしい。アネキ・ユリだったか」
「それに護衛としてレッドサムライ。あるいはランナーかしら?」
「わからんよ。どの道ここでの戦闘は御法度だ。それはわかっている
 だろう、妹よ。」
「だけどね、兄さん。ここに今C4コンパウンドが放り込まれたら
 その損失は世界規模になるわよ。誰もが護衛を用意するのは当然で
 なくって?」
「しかし我々は公式の護衛を連れてはいない。表向きにはな。”友人”
 は何人か連れてきているかもしれないが」
「当然よ。ここで兄妹の戦闘を繰り返されても困るでしょう。我々は
 あくまで取引の第三者。兼利害調整者。あとは個人的な趣味を兼ねて
 いるわね、人捜しという。」
「ほう。偶然の一致か。私も人捜しをしているのだよ、妹よ。」
「一体だれを。」
「恐らくは君と一緒だ、君を殺すための人物だ、蒼子(ソウコ)」
「ふうん。そうなの、貞斗(サダト)兄さん。それは奇遇ね。
 今来ている”友人”も充分優秀なのよ。それは認める。まぁ、
 だけどもっと数を求めても問題ではないでしょう」
「他にも、各コーポのトップが集っている。確かにC4を投げられたら
 大変な事態になるだろう。・・・しかし何とかなるかもしれん、
 いやな対応だが。」
「何故」
「バタカップも来る。ヤマテツの最大株主なのだから、ある意味当然
 だ」
「げ・・・。とにもかくにも、両テーブルの客人を待ちましょう。
 フチからはマイルズ。レンラクからはアネキ・ユリ。この両者と
 その護衛が来てからでしょう。全ては」
「その間、趣味に走るとするか」
「同感ね。」
[2001/12/22 23:43:44]

お名前: フェーズ1−2(竜の涙探索編)   
オーナー。ローランドフォーチュナリティは自分の前の男女に依頼していた。

 「君に依頼がある。このバーの中にある人物がある物品を持っている。
  これを入手して欲しい。それは様々な形に整形可能な水晶片だ。
  原型は長さ5cm前後の棒だった。しかし現在の形は不明だ。

  私はちょっとしたトリックを行って、それを持った人物が、このバー
  のこの時間に来るように仕組んだ。それを持った人物は、この中に居る。

  そして出る事は出来ない。そのように仕組んだ。
  そして、問題が二つ。ひとつ目は同時にこのバーの中でこれから極めて
  重要な会談が行われるという事。よって、中での銃器による戦闘はご法
  度だ。できるのは、魔力の弱い、限定された魔術と、身振り、手振り。

  サイバーウェアの起動、そして会話という所か。まぁ、他人の人目につ
  かないのであれば、ある程度はかまわない。
  
  二つ目。これを狙っているのは、他にも存在する。そしてその勢力達は、
  ヒューマンやメタヒューマンですらないかもしれない。そして問題の水
  晶片は魔法的物質でもあるが、強力なマスキングがかかっている。アス
  トラル知覚と投射では発見できないだろう。君達にはその持っている人
  物を探し出すように依頼する。報酬は一人2万新円。

  期限は今夜まで。

  ちなみに。その水晶はかつて”竜の涙”と呼ばれていた。」

彼は目の前の男女を微笑む。

「では初めてくれ。良い夜を。」

**

#詳細は以下に

http://www2s.biglobe.ne.jp/~iwasiman/foundation/shadowrun/tear
[2001/12/22 22:17:47]

お名前: フェーズ1−1   
>>>[ その始まりを誰も知らないのであれば、誰も知らぬ間に、
   それは終わるのだろう。                               ]<<<

                                                      - Adam -

===============================================================

                          - SHADOWRUN-

                  「無限の夜」

                     Presented by Stonehead.

===============================================================

2057年。”A Neutral City(中立都市)”東京。

ある場所においてある取引が存在した。

それは合同評議会ですら扱い兼ねる問題だった。結果によっては合同評議会
そのものが解体されかねない。しかし取引は最終段階に迫っており、阻止す
る事はできなかった。

現在のパワーバランスを維持持したまま、その取引を行わせねばならない。
しかも穏便に。

そこである男が提案した。

私が場所を用意しましょう。そこで最終取引と、各勢力の調整をなさった
ら如何です?

合同評議会はその提案を受けた。最終取引と、それにまつわる利害調整は
その場所で行われることになった。まるでサミットだね、と誰かが言った。
誰かが答えた。サミットよりも酷いわよ。何故ならサミットで殺し合いは
しないでしょう?

提案した男の名をローランド・フォーチュナティ、場所の名をクリスタル
ヴィジョンと言った。

**

12月24日。夜半某時。その時、クリスタルヴィジョンはホットな場所
だった。

フチ、ヤマテツ、アレス、ミツハマ、レンラク、シアワセ、ゼーダークルッ
プ、アズテクノロジー。様々なコーポレイトチームが周囲の警戒にあたって
いた。それは周辺地域の一般市民にはわからなかった。しかしクリスタルヴ
ィジョンへの出入りには既に許可を受けていない物は通常の手段では不可能
になっていた。もし侵入するには、様々なセキュリティを無効化する必要が
ある。

しかし、それも恐らくは彼等が本気になるのであればそれは造作ないだろう、
と各チームリーダは知っていた。

シャドウランナー。

彼等はそう呼ばれる。




 
[2001/12/22 22:11:22]

お名前: 石頭   
舞台裏にて要綱を書きましたのでご覧下さい。これ以降は本編開始
まで舞台裏にて話合いをしましょう。
[2001/12/07 12:24:15]

お名前: 小姐PL   
こんにちは、前回次元の狭間に嵌まったままフェードアウトしていった怪しい中国人、小姐のPLです(爆)
今回また掲示板イベントが復活されるということで……宜しければ参加させていただきたく思います。
正月の間、12月28〜1月4日にかけて横浜に旅行に行ってしまうので、カキコできなくなりますが、
それ以外であれば、積極的に行動していきたいと思います。よろしくお願いします。
[2001/12/07 10:19:21]

お名前: 美海   
 こんばんわ、以前ココでユウキとクリスのPLをしていました、現在は美海と
名乗る者です。
 このたび、掲示板が復活するというメールをいただいたので、また参加させて
いただきたく、書き込みさせていただきました。もしまだ参加OKならば、参加させていただけないでしょうか。
 それでは。どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

 余談ではありますが(本当に余談ですが・笑)、過去のココでの掲示板でのセ
ッションのログを印刷したものの一部を発見しました。でも自分の書き込みだけは見つかりませんでした
・・・・何故だろう・・・・(笑)??
[2001/12/06 14:54:47]

お名前: kid A   
こんにちは。先の<龍の涙>でフェードアウトしてしまった;
リカーPLです。今はkidAと名乗ってます。
セッションの再開、リカーも参戦希望です。
再びお世話になりますが、どうぞよろしくです。。。
[2001/12/06 13:16:46]

お名前: 石頭   
今週末は12/8だっちゅーの<自分

・・・というわけで、予想よりも早くプレイヤーが揃いましたので
前倒しして始めたいと思います。
[2001/12/06 02:24:54]

お名前: 秋霜   
どうも、ご無沙汰しています。
「竜の涙」の再開に参加させてください。
先回はうやむやで終わってしまったので今回こそは決着をつけたいですね。
[2001/12/05 20:50:56]

お名前: 石頭   
現在、クジラ殿を含めまして4名の参加者が希望されております。
引き続き募集いたしますのでどうぞよろしゅう>ALL

一応期限は今週末(12/15)まで、っちゅーこって。
[2001/12/04 18:58:38]

お名前: クジラ   
自分と異なるスタイルを参考にしたいと思っていたので、
  ぜひ参加させてください。
  なりきりセッションは始めてですが、よろしくお願いします。
[2001/11/30 14:38:17]

お名前: 石頭@提案   
そしてもし、天のGODが許可し、参加者がいられるのであれば。

”竜の涙”の続きを行いたいと思います。

#以前打ち切りになった時間から開始するか、最初から仕切り直しに
#なります。っていうか、参加者っています?(笑)

いや、他の方が何か行うイベントがあるのでしたらこれを取り下げるのは
やぶさかではありません。しかし折角なりきりバーとしてがんばって来た
のにここで終わらせるのは勿体無いと思いまして。
#今度はもっと上手く進行できると思います。(会談で行われるNPC達の
#出現、アレを狙うモノ達などリード役のNPCを参加させる予定)

ご意見お待ちしております。
[2001/11/24 16:18:33]

お名前: 石頭   
感想ですが。

恐らく、参加PLの行動宣言の提出期限、というものをはっきりと明確に
した方が良かったかもしれませんですね。

あと、内容ですが、やはりもっと参加PLが積極的に待ち状態ではなくて、
もっと突っ込み役にならないと、事態は展開しないように思いました。
#これはNPCにやらせていいかもしれません

あとは、まぁ恐らく方法論の問題でしょうが、”参加者とGMにか内容が
わからず、しかもその内容の深奥はGMのみが握っていて、いうなれば
GMの独り語りにつき合わせられる”というのは如何なものかな、という
気もしました。恐らく待ち状態が多く出たのもの、情報不足のため、どの
ように行動していいのかがわからない、という理由があると思われます。
#これは以前でも同じ現象になりました。やはりGMは情報の出し惜しみ、
#NPCの出し惜しみをしてはいかんのだ、という事かもしれません。

ここらへん他の参加者がどのように感じたのか胸襟を開いて本音を言って
頂けますと次回の参考になるのでお願いしたいところです。
[2001/11/24 15:51:50]

お名前: 石頭   
お疲れさまでした(^^>水晶、他の参加者の皆さん
[2001/11/23 22:44:20]

お名前: 水晶風鈴@ST   
どうも、なりきりセッションのSTを勤めさせていただきました。
ブルー・アイ@水晶風鈴です。

本日のお知らせは、
関係者には大変申し訳ございませんが、なりきりセッションの方の
中止を宣言させていただく事をここに銘記します。

途中から、色々あって、回転が上手くいかなくなってしまったのは、
ひとえに、こちらのミスと言うことで構わないのですが、
もし、今後、掲示板などでのセッションを行おう、参加しようという方が、
おられましたら、今回の失敗で得られた教訓を覚えて置かれると、
どこかで役に立つかと思います。

掲示板でのセッションは、時間の流れがゆっくりな為、
非常に時間が長くなるものです。

このため、誰かが何かをしたらと思って、待っていたり、
情報が全て揃ってから動こうかなと考えていると、
120%セッションは崩壊してしまいます。

こうだと思ったら、行動してしまうくらいの思い切りさが、
予想し得ない環境を作り出すと思いますので、
機会がありましたら、参考にしていただけると幸いです。

どうも、参加者の皆様、この場を貸していただきました天のGOD
上手く回せずに、このような形での終幕、申し訳ございません。
いずれ機会がありましたら、どこかで、お会いしましょう。

では、大変、大変申し訳ないのですが、
今まで続いていた、なりきりセッションは中止とさせていただきます。
[2001/11/19 21:55:16]

お名前: ブルー・アイ   
>なりきり
おっと、しばらく地下に潜伏していたので顔が出せなくて申し訳ない。?ALL
と言うわけで、実は、地下でこっそり研究を続け、何が必要なのか、
続行する場合に、必要なものを探すのに手間がかかってしまった。

とりあえず、再開の為の新しいルールを送るので、
それでよかったら、参加してみてください。

なに、一言参加、一言離脱も可能なセッションというものを
展開する予定です。
と言うわけで、もう少しお待ちあれ。

ただ、必要な情報が揃わないと動けないのは今後のセッションでは
命取りにいや、セッションの崩壊につながるので、積極的に動く必要が
あるでしょう。

詳細は近日公開するので、お待ちあれ。
[2001/11/06 20:35:24]

お名前: west river   
>なりきり
 
 こちらも忙しいのが現状ですが、続行は可能です。
 まあ、無理は言いませんけど・・・。
[2001/10/28 22:53:56]

お名前: NoBu   
もう長い事中断してますが、その後皆さんいかがでしょうか。
皆さんだいぶお忙しいようですし、もしこのまま再開する気配が無いようで
あれば、このまま中止する事も選択肢として考えられます。
こちらの掲示板の方にも迷惑がかかりますし。

参加者の方の返答を聞かせて頂ければ幸いです。
[2001/09/27 10:57:04]

お名前: 鳩村@紅音   
「ん?なるほどね。確かに、今日はファンが多く入るみたいだね。
もう、気が立っている人もいるみたいだけど。まあ、それは、
おいておいて、とりあえず、ファンの間で、恒例のアレからやらないかい。
ここじゃなくても、いいんだけど」

……「アレ」……。
平静を装いながら、腹の中で叫ぶ。
「アレ」ってどれよ〜〜〜?!(笑)

ここじゃなくても、か。……でもなぁ。そうすると、凄く紛糾しそうな気がするし。やってみたくはあるけどさ。

「ん〜、ここから出るわけにはいかないのよね。私も人を待ってるところだからね」

待ち人、早く来てくれ〜、と願いつつ、ここに知らない人が居るから、姿を現す事が出来ないのかなぁと、
少々冷や汗かいたりもして。……この人、どうやって追い返そう?(笑)
[2001/06/08 02:58:41]

お名前: 遮那王   
「悪酔いするほど飲まないさ、先があるんだしな。お目当ての子?
もう少ししたら来る。。そっちは独りか?」
周りは変化し始めてる、そろそろ動かなきゃやばいな・・・・・・
って、いつ来るんだよ!?
ココでコンタクト取ってくるはずじゃなかったのか??
このままだと乗り遅れるぜ!?
・・・・取りあえず、隣と狐と狸の化かし合いでもしとくか・・・・・
思わぬときに助かる事もある・・・まぁ、博打だな(苦笑)
・・・・・にしても彼女は遅すぎないか?
[2001/06/04 00:37:55]

お名前: NoBu@ラリー・ミューレン    URL
さて、どうしようか。
周りの様子は少しずつではあるが、変化を始めている。乗り遅れる訳には
行かない。
隣には、似たような格好をした男。胸の前の、俺に向かって出されたハンド
サインは、「急げ」と俺を煽っている。
やけに馴れ馴れしいこいつは何者だ?

隣の男の注文はシャンパン。
「いろいろあってね、あんまり酔いたくないんだ。雰囲気だけくらいので
頼む。」
こんな形で話し掛けてくる、しかも男に…。どう考えたって何かある。
少なくとも俺には、隣の男は関係者としか思えない。
「シャンパンは悪酔いするぜ。」

…今の所、敵意は感じられないが、かといって信用できる訳でもない。少なく
とも敵か味方か、それとも只のお調子者か、その辺を見極めなければ。
…時間の猶予はあまり無い。周りは少しずつだが、動き始めている。もう既に
何組か、そろりそろりと影で蠢き始めた。こちらもうかうかしてはいられない。
「あんたのお目当ての娘は、どこだい?」
見極めてやろう、お前は何者だ?

バーテンが、グラスにビールを注ぐ。いつもなら瓶でラッパ飲みする所だが、
こんな上品な店ではそうは行くまい。
注がれたビールの銘柄は「新宿ビール」。
…ここは渋谷なのに新宿?
どこか妙だ。

グラスを持ち、一口煽る。ふむ、味は悪くない。
ビールの色を眺めるふりをしつつ、黄金色の液体が注がれたグラスに映る、
背後の景色に、ほんの数秒だけ注目する。
「さらりまん」達と何やら話をしている人物が目に入った。その顔に注目
する。もしかすると…。
[2001/06/03 23:44:13]

お名前: 遮那王   
バーテンに目線を合わせて、注文する。
「さて、軽めの・・・・そうだな、シャンパンを頼む。
いろいろあってね、あんまり酔いたくないんだ。雰囲気だけくらいので頼む。」
せっかく被ってるんだ。利用させてもらおうか。
たぶん、オレとコイツは見分け辛いだろう。後は様子見だ。。
コイツはどう動く?
[2001/06/01 01:00:10]

お名前: カンパニーマン(NPC)@水晶風鈴ST   
さて、今から探すターゲットは、本当に来ているのか??
ディスプレイリンクに表示されている人物と同じ人物を探すことは、
困難を極めていた。
カンパニーマンであれば、すぐに見つかるんだが、ストリートの連中は、
見分けがつかん。

で、このデータの奴はどこにいるんだ・・・今日、非番であれば、
あっちの男のようにナンパでもしていたいものだ。

ん、あっちの奴は、どこかで見たような・・・・・ん!!
その瞬間、目の前の視界が暗転する。
手にもっていたグラスの中身が、目の前の男に降りかかる。

しまった!!
私は立ち上がると、すかさず、謝る。
「す、すいません」
ここで、騒ぎを起こすのは、まずい、ここは、謝り倒すしかないな。
おや、今のショックでサイバーアイが壊れたのか?
何で、表示も変わる??
どうやら、ターゲットだったらしい。
まあ、いい、探す手間が省けた。
少し、付き合ってもらうか。
「あ、あの、お詫びと言ってはなんですが、良かったら、奥で
飲みませんか?(ここで、顔を近づけ、相手の被害状況を確認しつつ、
彼だけに、聞こえるように、伝える。)Mr.Ron、セニョール.Pが
奥でお待ちです。(ここから、少し距離をとって、オーバーアクションで)
あちゃー、折角のレザーが、いけませんね。クリーニング屋を呼んで
対応しますので、私の好意を受けてください。」

とりあえず、私がどうなろうとも、まずは、こいつを連れて行かないと。
カンパニーマンとは時につらいものである。
[2001/05/31 01:06:07]

お名前: バーテンダー(NPC)@水晶風鈴ST   
ラリーの前にバーテンが立ち、ビールを出す。
「注文の品はこちらでよろしいでしょうか?」
と言いつつ、新宿ビールと銘柄の入ったビール瓶を見せ、グラスに注ぐ、
「今日は暑かったですからねえ。まあ、ゆっくり冷やした、冷たいビール
でもどうぞ。」
と言いつつ、バーテンは、次の仕事にはいっていった。
[2001/05/31 00:35:54]

お名前: NPC@水晶風鈴ST   
「はい・マスター、了解です。」
私は、私の仕えるマスターからの支持を受け取ったときの事を、思い出した。
ある人物のサポートを行うこと。
そして、店で、待っていると、約束の人物はやってきた。
とりあえず、端末で確認をとり、ディスプレイリンクに印をつけようと
戻った時に、厄介な事が起こっていた。
似たような人物が2人いる。
これだから、サムライを使うのは辞めて欲しかった。
とはいえ、これは、カンパニーマンでも変わらないのであるが、
この手の店では、見分けをつけるために、認識番号を付ける。
 おや、ターゲットは、サインを出しているか・・・・・・・。
 とりあえず、先に連絡を入れておくか。
 近くを通りかかったウェイターにちょっとした注文をする。
 端から見ると一見すると普通の注文しかし、注意して聞いている者から
すれば、場違いな注文に聞こえたかもしれない。
 これで、ウェイターも納得する仕掛けなんだから、世の中
よくできたものである。

 新宿ビール
 一体、誰が渋谷でこんなものを頼むんだろうか??
 店が違うと言うのに・・・・・・。
 とりあえず、私は、傍観することにした。
 一緒にいる各社のカンパニーマン達と、先ほどまでの商談に戻る。
 「ええ、では、今度、こちらの商品をこの程度で・・・・」
[2001/05/31 00:31:28]

お名前: 盛田(NPC)@水晶風鈴ST   
「しぃ、声が大きいよ、にいさん。ファンだってんならわかるでしょ?
 隠れファンの中には、何やらかすかわからない連中だって、
少なくないンだから」

確かにそうかもしれないと僕は思った、ちょうど、彼女の死角にいる
須花理からのメッセージで、この店内で何かが起こっていること。
そして、その関係者が来ている事だけは、わかっているが、
誰がどの役割を演じているのかは、まだわからないのである。
(匿名のニュースソースはそこまでの情報をくれなかった。
ただ、この店に彼女が来るとだけ伝えてきたのである。)
まずは、目の前の彼女がどこまで知っているかを調べるとするか。

さてと、このまま、黙っていると単なる怪しい人になってしまうから、
まずは、軽く相手のレベルを見てみるか。

「ん?なるほどね。確かに、今日はファンが多く入るみたいだね。
もう、気が立っている人もいるみたいだけど。まあ、それは、
おいておいて、とりあえず、ファンの間で、恒例のアレからやらないかい。
ここじゃなくても、いいんだけど」

さて、この仕掛けにどう載ってくるかで彼女は、どこまで知っているのか、
わかりそうだ。

しかし、彼女は、サムライではないよな。
(一見した段階ではそう見えないが)
連中にかかると容赦ってものがないからな。
まあ、ともかく、調べごとを続けるか???

向こうの方で、須花理捜査官が心配そうなオーラを漂わせるのが
わかっているが、これをしない限り、情報が手に入らないのさ・・・・・。
しかし、これで、また入院は勘弁と言うところだ。
始末書の山と、鋤菜副長官の説教は勘弁だ・・・・・・。
[2001/05/31 00:28:50]

お名前: 遮那王   
「ん?、全然問題ないけど??・・・・・迷惑かな??」
空いたスツールに腰掛けようと左手でスツールをずらしながら答える。
同時に右手で(後ろの連中に見えない様に胸の辺りで)ハンドサインを作る。
ストリートの意志表示で簡単なサインだ。。
意味は「加速させろ!」「いそげ!」等だ。男がサインに気づいたか、
確認もせず目を合わせニヤッと微笑む。

乗って来い!そして時間を加速させろ・・・世の中時間は限られてるんだ!
さぁ、楽しく走る時間だ!!いつものようにそう考えていた。。
さぁ、どう動く??
[2001/05/28 00:01:22]

お名前: 鳩村@紅音   
「あっ、ここ空いています?」

にゃ? もう来た?
ぽやんとした表情を作り、声の主を見る。

「あっ、ちょっと聞きたい事があるんだけど、ブルー・レディーって、
ここで、頼めるの?いや、僕も実は、あれのファンなんだけど、
なかなか飲めなくてね・・・ほら、置いてある店が少ないから・・・・。」

?????
なななななんだ、こりゃ。むぅ、関係無さそうなのが食いついてきたにゃ。
だけど。自分の中で、失望と、好奇心と、ちゃめっけとが、ないまぜになって
るのがわかる。
まぁ、まだ動きは無さそうだし、何てったって閑だし、すこしぐらいなら、遊
んでも良いよね。と自己完結。
わたしは声を潜めた。

「しぃ、声が大きいよ、にいさん。ファンだってんならわかるでしょ? 隠れ
ファンの中には、何やらかすかわからない連中だって、少なくないンだから」

何が目的なのかは知らないし、どの程度まで理解してるのかも知らないけれ
ど、折角来たお客だもの。丁重に遊ばせて貰わなきゃね〜。
[2001/05/25 23:45:39]

お名前: NoBu   
セリフ訂正

「ここでいいのかい?見たような奴の隣で、困らんか?」

すいません、「見たような」じゃ無くて、「似たような」の間違いです。
[2001/05/23 21:21:11]

お名前: NoBu    URL
「ココ空いてるか?」
振り向くとそこには、黒髪の似たような格好をした男が。
やれやれ、あえて目立つような格好をしてきたが、まさか
同じような事を考えてくる奴がいるとは…。
正直、予想外だったな。

そんな事をふと考えつつも、脇のスツールに掛けてある
コートを退け、男のために席を空けてやる。
「ここでいいのかい? 見たような奴の隣で、困らんか?」

*****

ここ最近何かと物入りで、対応が遅くなりました。
皆さん申し訳ありません。

役者も揃ったし、ようやく再開ですね。
[2001/05/23 21:19:47]

お名前: 盛田(NPC)@水晶風鈴ST   
二人の捜査官が個別に聞き込みをしている際に、ふと耳に入った一言。
「ブルー・レディ頂戴」
・・・・・・?
これは、何かの聞き違いと思いつつも盛田捜査官は、ある疑念に捕らわれた。
「ブルー・レディ」
この言葉は、こういう場では使わないはず・・・なぜ、あそこの人物は?
一見しても同業者とは思えず、記憶のフォルダをめくっても自分の
リストには入っていなかった。

そこで、盛田捜査官は、聞き込みを程ほどで切り上げ、カウンターに向かい
先ほどの注文をした女性の隣に移動した。

「あっ、ここ空いています?」
相手の返事も待たずに、席に腰掛け、マスターに注文をする。
「ブルー・マウンテンの天然物を一つ」
そして、おもむろに相手の方を向くと、こう話し始めた。
「あっ、ちょっと聞きたい事があるんだけど、ブルー・レディーって、
ここで、頼めるの?いや、僕も実は、あれのファンなんだけど、
なかなか飲めなくてね・・・ほら、置いてある店が少ないから・・・・。」
[2001/05/23 00:46:54]

お名前: 遮那王@きるる   
ガラン、音を立ててドアが開く。
やっぱ、かなり出遅れたな・・・・・そう思い入ってきた男は辺りを見渡す。
外見は20代前半、ツンツンに立てた短めの黒髪に三つ釦のモッズ調のスーツを着ている。。
シャツはノータイで、ジャケットの左胸にいくつか前世紀のパンクバンドらしい缶バッチを付けている。
男は店内を見渡し、マホガニー色の頭の男を見て苦笑する・・・・・
「被ってやがる・・・・」
気になったのか男の居るカウンターの1番奥へ移動する。
コートのかけてあるスツールを指差し声をかける。「ココ空いてるか?」

***
はじめまして。きるるです。
マスター途中参加ありがとーです!!
こう言う物は始めてなのでみなさんいろいろヨロシクお願いします。
[2001/05/13 00:42:24]

お名前: 遮那王@きるる   
ガラン、音を立ててドアが開く。
やっぱ、かなり出遅れたな・・・・・そう思いながら男は店内を見渡した。
[2001/05/13 00:19:53]

お名前: 鳩村@紅音   
ぽり。ごくん。
「あ」
食べちゃった。
マドラー代わりのセロリスティック。
グラスに半分近く残った赤い液体を前に、わたしは軽く額を押さえた。このト
マトジュース、どうしろと言うの。

関係者らしき人々は、……それっぽくない人は居ない。といって全員に注意を
向けてられるほど頭良くないし、そもそもそんな面倒な事したくない。
だったら?
『本命の子』とやらを待っているお兄ちゃんの台詞に微笑を浮かべ、あらため
てバーテンに新しいグラスを注文する。
「ブルー・レディ頂戴」
……?
バーテン、妙な顔をしてる。……あれ?
「違うわ。間違い。ブルー・マンデイね」
我ながら間違い方が半端じゃないぞ。でもまぁ、デモンストレーションならこ
んなもんかな。
猫は狩人。待ち続けるのは苦手じゃない。だけど、たまにはね。自分からちょ
っかいかけてみる事も、あるのよ。
[2001/05/08 01:53:47]

お名前: NPC@水晶風鈴(ST)   
ランナーズバーには、普通、シャドウランナーも当然のごとく、たむろっている。
しかし、今日の彼らは、違っていた。
「なあ、遅くないか?」
「いや、ちょっとしたトラブルがあったんだよ、きっと」
「まあ、待て、実は、後ろの席に実はということがあったら困るだろ。」
「でも、おかしんじゃない、あの親父さんがこないなんて・・・・。」
彼らは、どうやら、人を待っているらしい。
「なあ、マスターに聞いてみないか、ウェインからの連絡が入っていないのか?」
「そ、そうだな、聞いてみるか・・・・」
「それと、例の場所にも連絡を入れてみよう。」
彼らの待つ人物は一体どうなったのであろうか??
[2001/04/23 01:51:42]

お名前: NPC   
今日も、湾岸では、長距離トラックの中が闇の中を驀進する。日本経済帝国と
言われる日本の高速道路では、当たり前の光景である。
ただ、比較的に近い距離に存在するバンの意味を知るものには、近寄りがたい
雰囲気が漂っていた。
視点切り替え。
部屋の中では、様々な機械があり、技術者が慌しく、機械をいじっている。
おや、TELがあったらしい。
部屋の奥にいる管理職風の男が携帯電話を取り出す。
「私だ。」
「・・・・・・・なるほど、君は、彼に話をつけ、協力させることに成功した
わけだね。・・・・次の支持は、そうだね。α3728に向かいγ2874を遂行して
くれ、本作戦に成功したら、私のオフィスで、秘蔵のキャンティーを空けよ
う」
電話を置き、男は、独り言をつぶやく。
これで、よし、駒は、用意できた、これで、不敗のあの魔女に敗北の屈辱を、
そして、我等に栄光を・・・・」

彼らは、彼らの目標の為に動く。
[2001/04/23 01:44:12]

お名前: NPC@水晶風鈴(ST)   
今日も、CRYSTALVISIONには、様々な人間が集まってくる。
メガコーポの社員、ギャングメンバー、得体の知れない連中など。
ランナーの溜まり場というところでは、常に、様々な事件が起こるものである。

そして、今日も、この連中が来ていた。

一見するとスーツの男女の二人組みが、語らっている、どこぞのメガコーポの人間かというと、
メガコーポの社章のある位置には、別のマークがつけられている。
「日本帝国広域捜査官」だけに与えられる銀バッチが彼らの身分をあらわしていた。
カメラは、彼らに注目した。

「今日は、すごいネタが入ったんだ、須花理、どんなネタだと思う?」
「盛田、今日はなに?まさか、また、UFOは、アレスの陰謀だとか、レンラクのコロニーが、月の裏側にあって、
地球外生命体とコンタクトを取っているとか、そういう話、で、今日は、何が出てくるの?」
「ひどいなあ、須花理捜査官、我々は、栄えある日本帝国広域捜査官だよ。たまには、事件の張り込みも必要だぞ。」
「で、今日は、どんな善意ある市民からの通報があったの」
「聞いて驚くなよ、かのレンラク・アーコロジーから、機密物品を持ち出した奴が、いるらしんだ。」
「機密物品?レッド・サムライは何をしていたの?」
「レッド・サムライの監視を潜り抜けた我等の正義の味方は、この店にて、取引をするというんだ。
きっと、この店で、聞き込みをしていれば、なにかつかめるよ。」
「結局、まだ、何が起こっているのか、わからないわけね。」
「まあ、きっと、あそこの人たちに聞いてみれば、わかるはずだよ。」
「それも、また、例の彼女からの伝言?」
「いや、今回は違うんだ、でも、彼女は来るといっていたよ。まあ、ちょっと、聞き込みをしてみよう、
僕、あっちで、君はあそこから・・・・・」
「まあ、そういうことなら、事件の可能性がありますからということで、探してみるわね。」

そして、二人は、席を立ち、店の中を移動し始めた。

ちょっと、リアルワールドでの変化に対応していて、NPCの登場が
遅れました。>すいません。
これから、もう少し、NPCを出しますので、皆様も行動をしてみてください。
[2001/04/23 01:42:04]

お名前: 龍(Ron)@レイザー   
ゆっくりとドアが開く
そう、ゆっくりとだ。
それでもドアについているベルは仕事を果たした。
からん
・・あ、・・・ま、いっか
(あっちゃー。もう、結構人がきてるじゃねーか)
先に現場にいて来客を観察する。
という作戦は水泡に帰したらしい。
しかたなく、入り口の見えない(苦笑)壁際に陣取る事にした。
そうして店内を視認。見ると数人、”っぽい方々”を見つけた。
(けど、他にきてる客もそれっぽいよな・・どんだけいるんだ?)
しかし、それよりも問題は服装だった。
彼の服装は池袋の辺りでよく見かけそうな服装である。
いかに、破れ目ひとつない。とはいえ・・やはりそれなりの服装でしかない。
(ま、気にしてもしゃーないか。様子見かな?)

と、実にいい場所をとっているスーツ姿のにーちゃんの台詞が聞こえる。

(お、本命?)
んじゃ、やっぱ”挨拶”はいるよな。
−にやり
サメみてーな笑みをうかべてみる
(あ、これだとまんまギャングじゃ・・)
内心では考えても体はもう表情を作っている。
一瞬で元に戻すものの、周りの動きを待つしかない身が恨めしい。

***
ども、そういえば表現力が必要なんでした(汗
よろしくですm(__)m>all
[2001/04/09 23:22:58]

お名前: NoBu@ラリ−・ミューレン
がらん、と扉のベルが音を立て、新たな来訪者の到着を告げる。
バーに入ってきた、マホガニー色の頭のその若いパンク野郎は、
店内を見渡しながらゆっくりとカウンターの一番奥、店内を
見渡せる場所に席を落ち着けた。

「ふう…、外はひでぇ雨だな。」
ベージュ色の英国風コートを脱ぎながら、溜息交じりにそう呟く。
そのコートの下から現れたネクタイを緩めた三つ釦のスーツは、
まるで前世紀のモッズ(スーツを着たロンドンの悪ガキ)を連想
させる。だがその顔付きは明らかに日系。少々ズレテいる。

 (さてと。見たところ例の鼠共、ぼちぼち姿を見せてるようだが。
  …どうせすぐにバレるんだ。ちょいと先手を仕掛けてみるか?)

コートを脇のスツールに掛け、バーテンにコール。
「ご注文は?」
「ちょいと訳ありで深酒できねぇんだ…。本命のコの前で、無様な
ところを見せらんねぇだろ。ビールにしてくれ。ギネスでもエビス
でも、青島(チンタオ)でも何でもいい。」

そう言うと、座ったままスツールを少しだけ回転させ、背中を壁に
預ける。そして僅かに目線を店内に向け、店内の人間に注意を払う。
その顔はニヤニヤ笑っているが、目は鋭さを失っていない。

 (ここまであからさまにやれば、少し位反応するだろう。まずは
  相手の顔を拝んでやらないとな…。)

***

どうも遅くなりました。持ちキャラ「ラリー・ミューレン」です。
まさに「いかにも」なキャラですが、どうぞ宜しく。
[2001/04/07 16:33:29]

お名前: 鳩村@紅音   
……眠い。

マドラーの代わりに添えられた、セロリスティックを齧り、欠伸をかみ殺す。
グラスの中のブラッディメアリは、半分以上残ってる。飲み干すわけには、行
かないだろうな、やっぱり。
……カウンターにちょこんと腰掛け、カクテルを啜ってる自分が、普通のOL
にはまず見えまいとは、まぁ、承知しているつもりだ。着ている物もそうだけ
れど、雰囲気が全然違うと思うし。

それはそれとして。

わたしは膝の上のバッグから小さな鏡と口紅を取り出した。それから、脇を向
いてゆっくりと唇に紅を引いてゆく。
鏡に映るのは、自分の顔。僅かに角度を変え、具合を確認しながら、店内の
人々を映し出す。
仕事、仕事。
普通のOLじゃなくても、やるべき事はやらないと、ご飯も食べられない。
問題なのは……。

……まぁ、いいか。
[2001/04/06 02:37:51]

お名前: スズキ@west river   
 カウンターの席に一人の中年が座っている。
 酷くくたびれたスーツでつかれた顔。
企業を辞めたいカンパニーマンか企業を辞めた事をを後悔したフォーマーあたりならこんな顔をするだろうか?
 目が死んでる。少なくとも企業に生き甲斐を感じている連中や自由を謳歌する連中の目じゃあない。
 男はもくもくと水割りを飲んでいる。
 「ふぅ」
 水割りを飲み干すとふと男から溜息が漏れる。
(いつもどうりストレートでいきたい所だが、仕事中じゃあしょうがないか・・・)
 男はこんなくだらない事を考えるもすぐさま思考を仕事に向けた。わずかながら目に光が戻る。
(さて、ターゲットはすでにここにあるのかな?こういう時はまず・・・観察だな。)
 男はそう考えるとあたりの観察(ごく自然に)を始めた。

**********************************
 west riverです。本来なら他の人のやり方を見てから参加したかったのですが、
事情により1番乗りになってしまいました。(苦笑)
 過去ログを参照しての書き込みなので間違っていたら遠慮無く指摘して下さい。
 皆様よろしくお願いします。
>ブルー・アイ@STさん 
 名前を「鈴木」から「スズキ」に変えました。理由はより偽名ぽっくです。(笑)
 ご了承ください。
**********************************
[2001/04/04 22:48:19]

お名前: 水晶風鈴@ST(ストーリーテラーの略)    URL
そして、今宵も闇が降り、伝説は蘇る。

>>>>[シャドウラン:非合法あるいは半非合法な計画を実行するために
行われる一連の活動。]<<<<

お待たせしました、マトリックスの海の中に漂う皆様。
ただいまより、水晶風鈴STによるシャドウラン・なりきりセッション
「ドリーム・ボックス」を開催させて頂きます。

では、初めに、参加者と観客の皆様には、事件の導入から、見て
いただきましょう。

時は、2058年、世界は様々なショックに包まれていた年、シャドウランナー達は、
今日も大都会の闇を走っていた。

闇夜を走る4人のランナー達、彼らは、一体何をしているのだろうか?
>カメラズームアップ<
「ウェイン、本当に良いのか?いくら、ミズからの指令とは言え、
ミツハマを相手に回すのは、勝ち目がないよ。」
ウェインと呼ばれたサムライはこう答える。
「ここで、我々は、彼女を裏切るわけにはいかないんだ。それに、伝説も
終わらせたくはない。」
と会話を交わし、何処かに向かう4人。
そして、そこに彼らを狙う影が一つ。
「Mr.J、ネズミを発見した、予想通りに、行動中、これより、指示通り、
ハンティングに入る。」
無線の向こう側では、1人のカンパニーマンが、こう毒づく。
「ふー、やれやれ、東京の貴婦人は、仁義って奴をいい加減理解してくれねえなあ、
ここらで、おいたが過ぎた事を教えるか、フォーメーションR4で対応しろ。
ミツハマの恐ろしさを東京の連中に思い知らせるんだ。」
すると無線の向こう側で、作戦の開始を知ったメンバーが配置につく。

場面は、切り替わり、時間も少したった先ほどの街。
硝煙と、血の匂いが立ち込める通りがあった。
先ほど、ウェインと飛ばれたサムライがストリートに横たわっている。
そして、向こうの通りには、カンパニーマンが驚愕の表情を浮かべながら、
横たわっていた。
そして、その横には、青いドレスを来た場違いの女性が彼の最後を
見取っていた。
ここで、2,3の会話と動作があったのであるが、ここは、データの損傷が
ひどく、映像は終了していた。

それは、何者かにカメラを回していたレポーターが狙撃され為である。
しかし、我々、ジャーナリストは、真実を常に世に明らかにしていく
必要があるわけです。
私は、とあるスニッチ(密告者)からの連絡を受け、この渋谷にあるバー
「クリスタル・ヴィジョン」に潜入し、同僚の追っていた事件を、
追う事にした、それは、今は亡き友の最後の連絡にあった一文と立体映像だった。
「そこには、私が長年追いかけてきた、ブルー・アイ(蒼き魔女)が写ってていた。
去年、彼女が暗殺されたという情報を掴み、情報収集をしていたが、
今回の証拠の真偽を掴む為、そして、友の仕事を完成させるため、私は、
この店に来る必要があったである。」

さて、ここでの状況説明は、現在4名のランナーがこのゲームに参加する為に、
エントリーをして頂きました。
そして、初期段階の情報は与えてありますの皆様、それぞれの目的に
向かって、進んでください。

時間が進む毎に、様々なイベントが発生しますので、それを利用するもよし、
しばらくは、無駄話に明け暮れるもよし、ご自由にどうぞ。

なお、本セッションのラストは、ある段階で、今回の事件の当事者が、
現場に踏み込んだ段階で終了となります。
と言うわけで、NPC参加の皆様もよろしくお願いします。

第1幕、スタートです。

NPC参加される場合には、NPCで、ある事をあらかじめ、
宣言してください。
よろしくお願いします。
[2001/04/02 23:43:11]

お名前: NoBu   
ぼちぼち始まってますよ。
まだ状況は、始まる前の舞台裏って感じですけど。
[2001/03/14 22:56:27]

お名前: 石頭@質問   
どーなったんでしょー。>進行
[2001/03/14 10:20:16]

お名前: Ynte    URL
みなさんこんにちわ。とりあえず、ROMしてますです。
ところでいわしまんさん、書きこみ欄のHandleのところを"Street Name"にするのはどうでしょう?
[2001/03/09 18:56:44]

お名前: ブルー・アイ@水晶風鈴   
>きるるさん
エントリー受け付けますよ。
と言うわけで、ちょっと、参加に際しての詳細情報を送りたいので、
メールにて、ご連絡してください。
前回送ったメールがエラーで戻ってきているので、
よろしくお願いします。

>開演は
来週辺りにぼちぼち始まるので、まだまだ、お待ちあれ。
現在、登場PC製作中。

今回は、時代背景をちょっと戻ってみたりしている設定です。
[2001/02/28 01:34:01]

お名前: いわしまん@WebMaster    URL
えー返事が遅れてすいません。管理者がHMHVVに倒れていました(それ死ぬじゃん)
初めての方、よく見る方、見たことのあるような方、皆さん参加希望ありがとうございます。
このBBSセッションに関しては水晶風鈴さんにGM役を引きうけていただけることに
なりました。(多謝)
どうぞ指示に従って、しばしの第六世界の物語をお楽しみください。
なおもう一つ舞台裏用のBBSがあるので、話が本格的に始まったらそちらの方も
雑談用にご利用くださいな。
[2001/02/26 23:17:23]

お名前: きるる   
あー、メアド間違えました(苦笑)
こっちがあってます。。
ごめんなさい。。
[2001/02/25 00:37:11]

お名前: きるる   
はじめまして。。
良かったら掲示板のセッションに参加させてもらえないでしょうか??
TRPGが手頃にできる環境がナカナカ無いこと。
そのPCのスタイル、話し方などの個性をより反映できるかな??との
考えより参加を希望します!!
こう言うのは始めてなのでいろいろ迷惑かけちゃうかもですが、
よかったらよろしくお願いします。。

えーと、ランナーとして書かせてもらう時は持ちキャラの「遮那王」
と名乗らせてもらいます。。
お願いします。。
[2001/02/25 00:28:40]

お名前: ブルー・アイ@水晶風鈴ST   
お待たせしました。
まずは、質問の解答です。
>west riverさん    
>1、こちらは日本語版を所持していなく、わずかにあるのは
   1部翻訳された3版のみ。これでいけるでしょうか?
実は今回のセッションのみいけちゃいます。
>2、具体的な方法や流れがイマイチつかめていないこと。
状況説明はメールでまずは行いますので、そこで、質問に答えてもらって、
必要最低限の情報を作って、後は、普通のセッションを行う感じです。

>レイザーさん
とりあえず、公開メールアドレスを1つ用意しておいてください。
こちらが、PL間同士の秘密のやりとりや、参加登録のSINの代わりに
なります。

さて、この他に、NOBUさんと鳩村さんが入って4名いますので、
第0幕はこの4人で進めさせていただきます。
第0幕が終了次第で、NPCなどのキャストの参加を募集しますので、
参加したくなった方は、連絡してください。
事件に関係無い言動を行うNPCの参加は程ほどにお願いします。
(うっかり、こっちが集中すると本線がずれるため)

では、参加者各位には、これから、メールを作成して、どこの陣営から、
参加するのかなどを決めていただきますので、少々お待ちください。
ちなみに本セッションは、諸般の都合により、ストーリテラーモードで、
進めさせていただきます。

と言うわけで、開幕まで少々お待ちください。 
[2001/02/19 01:46:50]

お名前: 鳩村   
初めての皆様初めまして、そうでない皆様こんばんわ。鳩村です。
とわいえこのハンドルは本邦初公開なので、そういう意味では皆様初めまし
て、になるのですけれど(しれっ)。

本日は、BBSセッションに参加させて頂きたく、ご挨拶に伺いました。
自分以外はすべて教師、という事で、皆様、ご鞭撻の程よろしくお願い致し
ます。

・・・正体に気付いても、この場では明かさないで下さいね(笑)。

>いわしまん様、ブルー・アイ様

お世話掛けますが、よろしくお願い致します。
[2001/02/18 01:41:46]

お名前: レイザー   
to:ブルーアイさん

面白そうなんで参加したいです。

後、メルアドですが・・
これは他の参加者に表明する必要性はありますか?
現在、事情により2つのメルアドを使用してますので(汗

参加理由
参加の際の注意書きを読んで
「これならOKだし、自分がどれくらいできるのか知りてぇ」
と思ったからです(^^;

皆様のテクニカルな言動も興味ありますし(^^
よろしくおねがいしますm(__)m>参加する皆様

では、この辺で
[2001/02/16 00:08:03]

お名前: NoBu    URL
BBSでのセッションに参加表明いたします。
しばらくRPGから遠ざかってはいたんですが、RPGをプレイする感覚を
取り戻しておきたいと思いますので。

この間までの様な感じでやればいいんですよね。
[2001/02/14 13:05:25]

お名前: west river   
 はじめまして。west riverです。
 今回、ブルーアイさんの紹介を受け「なりきりセッション」参加を希望したいんですが。
 それに伴って質問。
 1、こちらは日本語版を所持していなく、わずかにあるのは1部翻訳された3版のみ。これでいけるでしょうか?
 2、具体的な方法や流れがイマイチつかめていないこと。 
 
 こんなんですけど参加できるでしょうか。
 それでは。
[2001/02/14 08:48:14]

お名前: 水晶風鈴@ブルー・アイ   
>石頭さん    
>あのー、下の企画ってどないなったんでございましょ。>水晶殿
>毎日どきどきわくわくしながら見てるんですが(^^;。
企画のほうですが、舞台裏の裏の裏で準備が進められています。
(登場人物、役割などは準備は整っていますが、文章化が遅れています。)
これだけ、やっているならば、良かったのですが、他にも色々ありまして。

一応、今後の予定としては、今週中にもうできている部分を天のGODの方に
渡して、参加者をもう少し募ってから、はじめようかと思います。
(参加者がいれば、いつでも開始可能なのですが、できれば、PLさんが
あと3名ほど、そろっていただけると、非常に面白い状況で開始できるので、
思わず、参加したくなるような導入を用意しておきます。)

一応、幕前、情報を少し、
PCの参加サイドは、フィクサー・ブルーアイ傘下、三浜の工作員Jの傘下、
コンベンションでは、受けのやたらいいレンラクの工作員ペスカドーレの傘下、フリーのランナーから選択できます。

狙っていただくものは、参加者のみに教えます。
(そして、各陣営ごとに、このものの名称が違いますので、
それは、ゲーム中に、上手くごまかしてください。)

なお、あんまりへまばかりやらかしていると、NPCのランナーチームに
物を掻っ攫われる可能性があるので注意してください。

では、これ以上の情報はもう少しお待ちください。

シナリオタイトル名は「フルーツバスケット」
シナリオソースコード「リンゴとメロン」
開幕はあと少しなので、エントリーはお早めにお願いします。

では
[2001/02/06 01:14:56]

お名前: 石頭   
あのー、下の企画ってどないなったんでございましょ。>水晶殿
毎日どきどきわくわくしながら見てるんですが(^^;。
[2001/02/05 16:26:02]

お名前: ブルー・アイ@水晶風鈴   
どうも、皆様、こんばんは、ブルー・アイ@水晶風鈴です。

さて、先日から、告知だけは出ているけど、まだ、動きの無かった
シャドウランのなりきりセッションの方ですが、そろそろ、始める方向で、
話を進めていきましょう。

と言うわけで、先に、セッションの説明からしていきます。

今回、使用するのは、日本語版ルールブック(2nd)の基本ルールのみ
です。
(理由は、3rdまで、使用すると、参加者が混乱することもあり、
とりあえず、共通のベースである、日本語版を使ったセッションスタイルに
なります。)

で、今回のPL募集条件は、次の項目が守れる方を募集します。

このお約束、すごく簡単なんですが、すごく難しいです。
「皆様のシャドウラン環境は、地域、サークル、コンベンション、仲間内で
著しく違うものであることをまず認識し、そこから、参加者全体で、
一応の妥協案を模索することが出来る方、協調性のある方を募集します。」

これは、シャドウランのなりきりセッションでは、それぞれのPCのスタイル
から、抗争にまで、発展する可能性は非常に高いです。
ただ、今回のセッションでは、出来る限りの参加者間のスタイルの違いなどを
容認できる方を募集させていただきたいと思います。

個人的には、サイバーパンクなので、違う文化圏同士の抗争もあっても
近未来の価値観の多様性で良いかと思うのですが、
それを踏まえつつ、上手くセッションが進んだ事がないので、
協調と妥協できる方の参加をお待ちしております。

あと、WEB上でセッションを行うと、顔が見えない為に、普段よりも過激な
行動に走られる方、他人が非常に不愉快に思われる行動を取る方がいますが、
そのようなことは、辞めてください。
(例:いきなり、チームメンバーに攻撃を仕掛けるとか、
セッションを意図的に崩壊させるように、行動するとか)

あと、最後に一つだけ、守って欲しい条件があります。
メールアドレスを参加者は必ず書いてください。
(これは、お問い合わせ、秘密の会合の為に使われます。
プラス、皆様の信用の証にさせて頂きます。)

2月より開始するセッションは1ヶ月間を想定しています。
場所は、「クリスタル・ビジョン」内のみの予定です。

まず、参加PCは御一人様1名ということで、始めさせてください。
ご質問・お問い合わせは、この投稿のメールアドレスに、メールを
送信してください。
あと、タイトルに「シャドウランなりきりセッション」とタイトルを
つけていただくと、返信が早くなると思います。

今回は、このBBS形式のセッションに私も「慣れる」と言う意味が
ありますので、戦闘無しスタイルで、進めさせて頂こうかと考えております。
(つまり、戦闘はありませんと言う意味です。)
とはいえ、万が一に備えての抑止力NPCは用意させて頂きます。

と言うわけで、本日より、エントリーの方を開始させて頂きますので、
参加希望者は、エントリーPCの準備を進めておいてください。

と言うわけで、皆様、よろしくお願いします。
[2001/01/16 01:49:32]

お名前: NoBu    URL
どうもお久しぶりです。
結局この間はああいった形での収束となってしまいましたが、なりきり
BBSという形式は余り慣れていなかったので、俺の介入は少々余計
だったかな、などと考えております。
今回のケースに関して言えば、やっぱりある程度のルールによる枠組み、
そして適度のイベント発生による物語の方向づけ、という作業があった
ほうが、よりストーリー進行はやりやすかったのではないかな、と分析
しています。

まあともあれ、また機会がありましたら宜しく、という事で。


ちょっと宣伝を。
俺のホームページ「卓上空想工房」にて、ShadowRunオリジナルノベル
「One Night Stand」がスタンバイしております。
第六世界のクールな一夜を御堪能あれ。
[2001/01/11 16:34:20]

お名前: いわしまん@WebMaster   
えーみなさん明けましておめでとうございます。
21世紀、世界が覚醒するまであともう少しですねー。(笑)
>ashさんへ
えー、ashさんのふだんのプレイスタイルにはどうこう文句をつけるほどの
意見を僕は持っていませんし、残念ながらJGCWには行くのかどうかも行けるのか
どうかも分かりません。そのお気持ちだけ、ありがたくいただいておきまする。
>皆さんへ
さて、実はサイト【風鈴亭】の水晶風鈴さんから、次回のBBSスタイルの
なりきりセッションをやらせてくれないかと話が来ています。こちらとしては
過去の信頼から、ぜひお願いしようかと思っています。
そうなった場合

★セッションに関する全権はGMの水晶風鈴さんに帰属する。
★恐らくまたクリスタル・ヴィジョンを舞台にしたミニ・イベントのような形に
 なる。依頼人、NPCなどはGM側で全て用意。1セッション1ヶ月程度になる?
★PL用の舞台裏BBSをもうひとつ用意。必要に応じて、注意書きのようなページを
 またこちらで用意する。
★ログの間違い修正などの作業以外は、当サイトのWebMasterはちょっと関与
 できません。

のような感じになると思います。
しばらくしたら参加者を募集しますのでどしどし御参加を。
ちょっと準備があるので、しばし(あるいは括目して)お待ちください。
それまではこのBBSはふつうなので、どうぞ店の端末をハックして顔出しなどお好きにどうぞ。(笑)
[2001/01/09 21:19:33]

お名前: ash   
>>>[ あけましておめでとうございます。
     物語が終わった事ですし、進行の妨げにはならなくなったようなので
     発言させていただきます。
     
     >いわしまん様
     以前「普段のTRPGだったら「紳士的なプレイ」をしないんですか?」と
     発言されていた事がございましたね。私は今度のJGC-WESTに参加しま
     す。もし、いわしまん様も参加されるようでございましたら、その事
     について説明させていただけるなら致します。
     #ここで書いてもまた誤解を生むと思いますし。^^;
     #ってか一緒にプレイするのが一番の相互理解だとは思いますが・・

     >飛鷹様、石頭様
     次回もしSHADOWRUN BBSが発足し、ルールを読んだ上で僕に可能なよ
     うでしたら、(加えて許されるなら)喜んで参加させていただこうと
     思います。

     では失礼いたします。                                   ]<<<
[2001/01/05 17:42:22]

お名前: レイザー   
>>>[あ、はっぴぃ〜にゅ−いやぁ〜(爆
  よー、お久しぶり、皆元気にしてたかい?
  色々あったみたいだが、皆無事生きてるんなら
  それでいんでないかい?
  じゃ、ビズで一緒になることがあればよろしく!
          レイザー −01/01/04 19:26:24]<<<

to:いわしまんさん&all
さて、どうやらお話は終わったようですが
今後はここはどうなるのでしょうか?
自分はあの手の話に乗っかるのが非常に危険と判断したため
一時ここに足を運ばなかったのですが
#最も、運びたくともそうできなかったという事情もありましたが(^^;
ここが、前と同じようなバーの中になるのであれば
上記のように店の端末をハックさせてもらって顔出しをしようかと
考えているのですが・・・

to:ash
悪いが敬称は略させてもらおう(爆
#てか、そのほうがいいかな?
らしいね(w
そんだけです。

では、この辺で
[2001/01/04 19:31:59]

お名前: 石頭@見苦しい感想   
明けましておめでとうごさいます。本年もどうぞよろしくお願いします。
>ALL>管理者

石頭です。

>飛鷹殿

あんま気にするこたぁないですよ(^^;。いや、本当に。私が言うのも
何ですが。やはり気をおおらかに持ちまして、まーしょうがない、
私の大いなるMYウェイにはこれくらいの犠牲は仕方ないわいねぇ、
と思うが吉ではないかと。そもそも飛鷹殿がですね、もしお気に病む
のでしたら、自分は一体どれくらい今回のことを気に病まねばならぬ
のか(笑)。でなんで、これからもまー気になさらずシャドウランを
愛していって頂ければ良いんではないかと思います。

>管理者殿
>all

いやー、お手数をおかけしまして、大変申し訳ありませんでした〜。
本当に。また、こんな企画をはっちゃけましたらお付き合い頂ければ
幸いです(^^;;;。(というか、考えるだけでしたら幾らでもできます
が、果たして付き合ってくださる方がいるのやら)

あれですね、もっと踏み込む、というか石頭ティストというのを
ばいんばいん出すべきだったんでしょうか。しかし、それやってええ
のだろうか、とも悩みまして結局できませなんだ。申し訳ない。次回
ありますれば、そりゃ、もー(笑)。

#NPCとしても石頭ティストあふるるNCPをばんばん出す事も
#できたんですが、それやってまうと、石頭的シャドウランティスト
#が出てまうわけで、それは結局のところ、極めてローカルな一人の
#シャドウランファンの狭隘な世界でしかなく、それを他人に見せて
#良いのだろうか、と思ったのが問題だったのかもしれません。
#いっそ死なばもろとも的にぶっちゃけたNCPを出すべきだった
#でしょうか。六本松的バタカップ嬢
#(「はーい、バタちゃんでぇーす!」)とか。

まぁ、とにもかくにも良い勉強になりました。今後、またこのような
企画を行って良いものか、・・・やはり駄目な気もしますが(^^;、
また何処かでお目にかかれば幸いであれます。

でわ。
[2001/01/04 18:53:45]

お名前: いわしまん@WebMaster   
>飛鷹さんへ
なはは。そう謝ることもないですよ。(^-^;)
まぁまた何か機会があったら今回から学んだことを活かしましょうということで。
僕はちょっと別の海外ゲームにリソースを集中しているのでSR 3rdまで手が回らないのですが、
TRPG.NETのシャドウラン雑談所でも3rdの翻訳で話題が上がってるようですね。
もうすぐ21世紀。SR世界の技術はいかほど現実世界で実現されるでしょうか。
それでは我々と第六世界の友人たちにも、よい年でありますように‥‥
[2000/12/30 23:48:22]

お名前: 飛鷹   
>>>>>[こんばんわ・・・
何か、偉そうな事書いた割に、何もしないまま、予定より1ヶ月が過ぎてし
まってました。私事都合にて、申し訳ありませんの一言に尽きます。

……きっかけを作ってくださった石頭さん、物語を締めてくださったブル
ー・アイさん、出会った方々、そして誰よりも、この場を開放してくださっ
たいわしまんさんに、月並みですけど、感謝と謝罪とを。

そのうちまた、何処かでお会い出来るといいですね、などと厚顔この上ない
台詞を吐きつつ、退散致します。

ほんとにほんとに、ごめんなさいでした。]<<<<<
[2000/12/30 15:57:31]