INTR◎DUXION

はじめに

 本作品は、青山学院大学SF研究会によって行われた、TRPG『トーキョーN◎VAThe 2nd Edition』のアクト(セッション)をミニディスクに録音し、リプレイに起こしたものです。
 この度一部を修正した上、めでたく電脳空間上に復活することとなりました。
 なお、N◎VAのオフィシャルファンクラブから会員向けに刊行されている『TOKYO N◎VA MANIAX』第9号(1997.8.8)の『キャスト自慢』のコーナーで本作はちらりと紹介され、大変有難いことに、高い評価をいただいております。
 プレイは1995年10月21日に行われた『ローゼンバウム』キャンペーンの最終回の1回手前、『よみがえる薔薇』(リヴァイヴァル・ローゼズ)というシナリオ名のアクトです。
 システムは『クルード&テクニカル』を使用しています。

 本文中、誰の発言かは

あるサイバーパンク》ニューロ! 全てのサイバーパンクとTRPGマニアに人気のあのN◎VAのリプレイだ! こいつはプラチナム級だぜ!

のように、話し手の下に》をつけて表現しています。

 ルーラー(本RPGにおけるゲームマスター)の発言中、ゲスト並びにトループ、エキストラ(NPC)の台詞については

RL》ジョンはガイストで襲いかかりながら叫んでる。 「イヤハ〜! オレはロッカーボーイだから、死ぬ時までスタイルを貫いているゼ! 俺の台詞以外にもあちこちにN◎VAじゃない世界の俗語(スラング)があるけど、そんなテクニカルなコトは気にすんな! 今はニューロエイジだ、クルード&テクニカルが最高だゼ!」

のように、「」で区別している場合もあります。

 キャスト(プレイヤーキャラクター)≒プレイヤーの台詞については基本的に「」はありませんが、特に区別している場合には

サイファ》って言うか〜、全部キャストの口調で喋ろうとすると〜、ケッ所詮は一般ピーポーだから演技には無理があってはうぅ〜ってカンジなんだけど〜、とりあえずサイファは〜
「わいはサイファや。オーサカM○●Nにいた頃にこんな風に大阪弁がうつってしもうたんや」
 みたいなカンジで喋るッス、ってワケ〜。

のように区別してあります。

 また、()内は注釈や簡単な説明、参加者の心情、およびふりがななどを表すのに使っています。

 そして台詞でない地の文については、

ようこそ、常春の街トーキョーN◎VAへ。
 この部分では、小説的な描写を行っている。普段はあまりパンクらしからぬことを喋っているキャストも、ここではサイバーパンクなカッコいい活躍をしているはずだ。前にも触れたように時折本ゲーム以外のコトバが出てくる時もあるが、これは雰囲気を出すためなのであまり追及しないように。こうしたハイテク造語の羅列がサイバーパンク世界を構築している部分もあるのだ。と言い訳しておこう。
 読者である君に、このゲームと、そしてサイバーパンクの雰囲気が少しでも分かってもらえれば幸いだ。

のような部分と、

◆現実世界の皆さん、お元気ですか? ここではキャストの一人のコネであるわたくし、NCB広報部の静元涼子が解説をしていきます。
 呼ばれてもないのに突然でしゃばってごめんなさいね〜。しかもわたしあんまりサイバーパンクな人じゃないもんね〜。でもかみさまがその世界の住人の解説役が必要だとか言ってるの‥‥。ホントにごめんなさいね〜。
 えーとこのコーナーでは、本文中に出てきたルール面の解説や用語の説明などをしていきます。N◎VAを知らない人にもある程度分かるようにやってくつもりだから、どうかよろしくね!

のように解説のコーナーの部分があります。

 なお、本作中ではトーキョーN◎VAの記述に従い、英語はなるべくニューロタングの綴りを使用、技能に関しては<一般技能:ブランチ技能>、<§社会技能:範囲>、<†コネ:人物名>、<∀動員:動員の対象>、<※各スタイルの特殊技能>、《神業》のように括って表現しています。
 他の括弧類に関しては、《店や地名》、“サイバーウェア等の商品名、通り名”、【プログラム等の名前】、『その他の固有名詞』、“特に強調の意味がある場合”のようにそれぞれ表現しています。ルールに従い、◎はスタイルのペルソナ、●はキーを表現しています。

 なお、リプレイ執筆当時は“あの”N◎VAが2ndとして復活したこと自体が驚きだった頃(笑)で、カムイST☆Rはおろか、オーサカM○●Nの噂すら影も形もありませんでした。本編のキャスト達が活躍するステージでは、日本政府の陰謀は明らかにされていませんし、関東軍もいません。F.E.I.R.もブラックハウンドも健在の時代です。本文中に若干タイムラグを感じられる箇所があるかもしれませんが、そのへんはどうかご了承下さい。
 ちなみに、このリプレイの作者はルーラーではなく、今回はキャストの一人を担当しております。

 それでは、そろそろトーキョーN◎VAの世界へ旅立つことにいたしましょう。“災厄(ハザード)”が起こったもう一つの未来、世界の中心となったもう一つの日本、旧東京湾上に建造された新星の都市、もう一つの東京へ‥‥。

 

トーキョーN◎VA The 2nd Edition リプレイ
『Revival Rozez 〜よみがえる薔薇〜』

作・いわしまん
Web Kontents Kreated Jan,1998.
Delirium
RI-Foundation > Delirium(NOVA) > "Revival Rozez" > Introduxion
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