「三合会はそれ自体が巨大な龍だ。年老い、腐り、自らの喉元を喰おうとしている。
あるいは君ならその中で、まことの狼たることができるかもしれない。
だが私は、共に行くことはできない。さらばだ、“鬼辰貧狼”」

――『嘘と真実 - Lies and the Truth』より


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Profile:“双焔殺手”トニー・ウェイ
[2nd/TNR/RR/TND]
Handle: "Twinflame Killer"Tony Wei
Post: ホテル“赤鶴飯店”
Age: 39 Birthday: 10th, August
Gender: Height: 177cm Weight: 64kg
Eyes: Gray Hair: Black Skin: Yellow
Citizen Rank: C Total Experience(Optional): about 241pts
Styles & Powers/Controls:
Styles: Charisma◎, Kage, Kabuto-wari●
Reason: 7/11 Passion: 3/14 Life: 4/10 Mundane: 8/13
Style Branch:
Style: Branch: Lv.
カブトワリ ガンスリンガー (2)
Superhuman Skills :
Skill Name: Lv. R P L M
Skill Name: Lv. R P L M
名声 (2)    
ゲシュタルト崩壊 (1)      
空蝉 (2)    
影化 (4)
必殺の矢 (2)  
エイミング (1)      
禅銃 (2)    
         
Normal Skills (including Connection & Society):
Skill Name: Lv. R P L M
Skill Name: Lv. R P L M
医療 (0)        
心理 (1)      
運動 (2)    
操縦 (0)        
隠密 (3)  
知覚 (2)    
交渉 (3)  
電脳 (0)        
自我 (1)      
売買 (2)    
射撃 (6)
白兵 (0)        

社会:N◎VA (2)    
社会:ホンコンHEAVEN (1)      
社会:ストリート (2)    
社会:警察 (1)      
社会:社交界 (1)      
社会:三合会 (1)      
コネ:“天雄星”ハーヴェイ王 (1)      
コネ:“謎”マリア・ロサンナ (1)      
コネ:マイケル・グローリー (1)      
 
       
Connection Memorials:
Skill Name: Lv. R P L M
Skill Name: Lv. R P L M
コネ:“金龍の瞳”ミア・ウェイ * (1)      
         
(“ピコ・エクスプレス”御櫛笥 来恵須) * (1)      


       

(“Para”蝶月 聖)* (1)      
(“電導死”間 使)* (1)      
(チープJ)* (1)      
(A-C)* (1)      
(ヨハン・スナイダー)* (1)      
(イングリット・美麻)* (1)      
Outfits:

Weapons:

二挺のP10(HEAVEN時代からの愛銃、45口径の薬莢つきモデル、+それぞれにガンサイト)、漢字で“殺”と刻まれた弾丸(常備化AP弾)
@爆裂弾、@耐電脳装備、@偽装セット

Armours:

高級スーツ(フォーマリティ相当)、礼服(フォーマルウェア相当)

Cyberwares & Trons:

IANUS、タイプD、スリーアクション、コンバットリンク+EXコンバット、サイバーリンク、シックスセンス、ソニックユース

Vehicles:

大陸製の高級リムジン(グローリアス相当)

Residence & Others:

“赤鶴飯店”(イエローエリアの社屋相当)、@店の店員や客(給仕、助手、ちんぴらなど)
高級なセクレタリ、天帝護符(救命符相当)、鳩の群れ(謎の生き物相当)

@:プレアクト購入

Special Hybrids (Optional):


「忘れたのならば思い出せ。このトニー・ウェイと、銃を向け合うことの意味をな!」

<運動>+<隠密>+<影化>+<空蝉>から
<射撃>+<禅銃>+<必殺の矢>+<名声>でコネを取りつつ連続射撃
 

Memoir:


外見など:
 オールバックにした黒髪、灰色の目をした穏やかな中国系男性。大抵高級スーツ姿で客の間を回っていたり、中華街の社交の場に姿を現す。
 若干細身のため実際より背が高く見え、中華街の名士の一人という肩書き通りの温和な印象を与える。
 今は封じたはずの手段に訴える時、スーツの懐からは二挺の拳銃が魔法のように現れ、銃撃のバレエを踊り出す。

設定:
 トーキョーN◎VA中華街の一角にあるホテル《赤鶴飯店》(チョフォファンティエン)のオーナー。
 災厄直前の旧世界の混乱でも飯店という言葉が宿と料理屋の両方に使われ出したように、界隈の住人からは赤鶴飯店もウェイ大哥(タイコウ)のホテルとその1階のレストランの両方を指して認識されている。セキュリティの整った密談用の小部屋、美味を楽しむ老人たち、注文を取りに走り回る若い娘やドロイド、厨房から聞こえてくる料理長の声も、いつもと変わらぬ風景だ。
 トニーはその中を見回り、客や各界の名士に挨拶をし、店の回転が順調であることを確かめている。見回っているだけで、実際の切り盛りはほとんど店の者たちに任せている。今もなお、時には黒社会繋がりの人間たちが訪れることもある。

 生まれは遠くホンコンHEAVENのストリートの下町。銃の腕を頼りに迷路のような街と激動の時代を駆け抜け、若い頃に一財産と信用を勝ち得た彼は稼業から足を洗い、親戚たちとN◎VAに渡って来た。
 店のオーナーとなった今は近隣でも有名な中華街の名士の一人である。面倒見がよく、義理人情に厚いのでチャイナタウンの住人たちにも「トニーおじさん」「ウェイ大哥(タイコウ)」と呼ばれ頼りにされている。受けた恩義は必ず返すことでも知られている。
 そして中華街の平安を乱した不届き者が全身に銃弾を浴びた死体で見つかり、漢字の刻まれた弾丸がその場に落ちている時、昔を知るわずかな人々は思い出すことになる。かつてHEAVENの裏の世界でその名を轟かし、そして忽然と消えた、“双焔殺手”(シュアンイェシャーショ)という二挺拳銃使いの名を。

 店の主人として多くの人をもてなし、真教教会に継続的な寄付を行い、トニーが自らの犯してきた罪を少しずつ償ってから数年が過ぎた。周囲の声もあってようやく身を固めることを決意すると、数年来の付き合いだった年の離れた愛人の高級娼婦ロレッタ・林と結婚。また、トニー自らが銃の扱いの手ほどきをした姪っ子のミアも一人前となり、探偵として活動するようになった。もっとも、古い考え方の持ち主であるトニーは、自分で銃を教えておきながらも、女性は家で大人しくしているべきだと思っている。今も変わらない頭痛の種は、やんちゃな姪のミアが女の身でありながらたびたび危ない事件に首を突っ込むことだ。
 そして世が移ろい、東京新星市の光の世界でも、影の世界でも力ある者が何人も滅び、何人もが入れ替わった。料理がまずいと屋敷を飛び出し、ウェイの店に車を乗り付けてやってきた一人の少年……のちに“天雄星”の名で知られる幼い龍と出会った時、トニーは自らがかつて身を置いていた世界もまた、いまだ争乱の渦中にあることを知るのだった。

 

Words:

一人称「私」 二人称「君」「お前」
年長者の貫禄のある落ち着いた口調

「昔の言葉で『善悪之報、若影随形』と言います。善の報いも悪の報いも、結局は自分自身に随うものだ。私の人生は潔白とはいえない。だからシスター、私も、少しは世のために善きことができたと思えることがしたいのですよ」

「君のような若いお嬢さんが危ない場所を一人で出歩くのは、あまり感心しないな」

「人の人生は自ら選ぶものだ。自分の道は自分で選ぶがいい。だが――ミア。お前ももう少し女らしくしていれば、そう悪くはないのだぞ?」

「‥‥ミア。またお前、徹甲弾のケースを黙って持ち出したな?」

「‥‥ミア。ジャン少年と一緒についてきたネヴァーランドの子供たちのことだが‥‥(以下リピート)」
 

Others from Player:


 変革の時代、叔父から銃の扱い方と余分なものを幾つか学んだ姪のミアが運命の舞台に上がり、フェイト枠で多くの冒険を経るようになりました。姪に後を譲って事実上引退状態ですが、時にはアクトの機会もあるのでトニーおじさんもめでたく復活、そしてナイトウォッチ時代に一部リビルドとなりました。
 ハンドル関係の中国語は嘘です。姪のミアと違って100%香港ノワール成分のままです。(意味不明) 犯罪結社にして秘密結社の側面も持つ三合会は現実/フィクション調べると色々分かり、N◎VA世界の三合会には現実の部分も嘘の部分もあります。リアリティ寄りで考えれば途中で抜けるなんてまずできなさそうですが、「足を洗った元殺し屋」というのはよくフィクションにも登場するキャラクタータイプなのでそのへんはスルーしています。
 追加アウトフィッツで強力装備が並ぶ今も銃は敢えて基本ルールブックのP10、ブランチも真性の拳銃使いを表すために<カブトワリ:ガンスリンガー>としてみました。

 D時代のオフィシャル展開では中華街や三合会はいったん日陰になり、その後ストレイライトで幾らかの復権を見せ、マーダーインクで上層部に大変動があり、カーライルvs河渡の対決の横で幾らか脇役に追いやられた状態にあります。ウェイ大哥のホテルはそんなアンダーワールドの動きとは関係なく賑わっています。鳩が一斉に飛び立つ真教救世教会で、店で渋い顔をしながら姪の相談を受けているところで、彼の姿を見ることもあるでしょう。

>>> 想定導入
▼カリスマ/所属組織(中華街)、人助け、人情系導入
 義理人情に厚く頼りにされるため、中華街に行くと彼の世話になった人間があちこちにいるという按配。近隣の住人、店の客、中華街の有名人や姪のミアから相談事を受けるなど。
 シスター・マリアは長らく罪の償いのために寄付を続けていた真教教会の人物。マイケル・グローリーは仕事を含んだ繋がりのあるストリートの大物。ハーヴェイ王は最近時々食事に来るようになった店の客。黒社会の三合会の有力者からウェイを見れば、一目置いている者、有力な駒と陣営に引き入れようとする者、面倒な邪魔者と見ている者、様々だろう。シスターさんとコネを取っているのは、もちろん、教会で鳩を飛ばすため。(ぉ
▼カゲ、カブトワリ/殺し屋導入
 今では足を洗い過去と決別したはずだが、黒社会との繋がりは完全には消えていない。昔の貸し借りや三合会とのしがらみで仕方なく銃を手にすることになった、ホンコンHEAVENにいた頃の仇敵が再び世に現れた、などなど。神業が前のめりだが、キャスト陣の総合火力を高めることができる。
 


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