Grand X!

Variable"X": revealed

Last Updated: 2000/??/??

　地方でなかなかTRPG関連製品が手に入らない方々にニュース速報です。期待のトーキョーN◎VAサプリメント『グランドX』、発売日の1999/11/20を待たずに18日から一部で店頭に並んでいる模様です（特にゲーム専門店で）。某黄色い潜水艦で入手したのでちょっと紹介しておきましょう。128Pだったエクリプスに比べると208P、だいぶ厚くなっています。値段の方は\3200。
（注：現時点での情報なので精読した後追記変更されます。個人的な情報なのでよろしくお願いします。感想や情報などはいわしまんまで。）
 

　もうこのゲームはN◎VAではありません。舞台はニューロエイジ全体に広がりました。まず、TNRに欠けていた災厄の詳しい事実が記され、北米連合、ロシア連邦、ヴィル･ヌーヴ、中華夏王朝、ミトラス、そして少ないながら他の地域の記述があります。空白だらけだった災厄後の地球が遂に埋まったのです。これらの都市設定は記述がありませんね。北米はまだ空だ、よかったじゃないですかぶるれぼさん(笑)
　そして、続いて期待のメガプレックスガイド。TNRの都市ガイドと同じ形でマップガイドが加わっており、かなり嬉しいところです。ニューロエイジ全体を表すあのねじれた世界地図も、都市を表す点が増えてずいぶんと賑やかになりました。確実に物語の舞台は広がりましたね。
　M○●Nは小災厄による汚染がさらに広がり、ファーサイドのハウンド基地まで捨てられる程になっています。新ファーサイドを作り、企業連合は傭兵を雇い、一丸となって汚染地帯と戦うようになりました。JGCで某筋に※インタビューした時の緑色の津波云々はこれだったのですね。オーガニゼーションにはM○●N傭兵部隊やウォーカー派遣の青嵐装甲警備保障、メーカーのTRIUMPH社も加わっています。
　カムイST☆Rでは中央区で突如大地震が起こり、無機物と有機物の融合や人格転換など異常事態が発生。中央区は今もゆっくりと地盤沈下中。ST☆Rの地下にある何かが目覚めようとしているのです‥‥。オーガニゼーションには御門忍や暗闇のウルフ（な、懐かしい！)の白き狼や歌の民、KRK社の他にM∵C∵Aやカーライルシンジケートが加わっています。
　そして期待の読者投稿メガプレックスへ。まず観光都市ホンコンHEAVENがかなりのページを割いて登場。地図あり、三合会や映画会社の設定もあって、現実世界の香港映画のような雰囲気で楽しめそうです。
　そして、２Pなのが残念ですが西のぬばたまの闇のだんぢょんの皆さん（キャンベラAXYZ設定委員会)の『キャンベラAXYZ』 もオーストラリアに登場。サイトであれだけ設定したのですからもう少し詳しく載ってもよかったですね‥‥
　南海にはG.C.I.の社内カンパニーA.R.K.S.の持つ絶海の孤島、『サーガSATANN』。島全体が研究所であらゆる引抜きを拒むこの島が2P。（さーがさたーんと読むのかな？)
　そして、今の沖縄には群島を結んだ都市国家『リューキューSUBARU』、その地下都市AGARUTAが2P。ちなみに、沖縄出身の方の言によると本島の地図が現実と逆になってるそうです。いくら地軸が曲がっても逆は流石に‥‥(苦笑)
　そして企業が力を持つミトラスには、千早ミトラス事業団が強い最大の都市『ミトラスE△DEN』（エデン)が2P。ウォーカーの闘技場もあります。
　そして、環太平洋で、様々な艦船をつないで海賊たちが作り出した移動都市国家『ゴーストEYEランド』が2P。これは面白いアイデアですね。
　そして、サークル妖神演舞の『ヨコハマLU$T』がN◎VAと繋げる形で最後に。当然というべきか、オフィシャル版では市政官に任命された監督官が来ています。バウンティーハンター制度は採用。ついに明かされた氷の静謐派の本部も、なぜかヨコハマにありました。
 

　アヤカシ/ヒルコ/カゲムシャ/アラシも詳しいデータが載ってプレイ可能になりました。ヒルコの特技は<※核酸毒>の追加ダメージが「レベル個数のバックファイア」なのが強すぎます。やはり山札の代わりにレベル分制御値マイナスあたりかな？
　アラシの神業《突破》はヴィークルを破壊できるように変更されました。※ドール・ファイトを使えばカゼ/アラシ以外のスタイルの特技も搭乗中に使えます（これが鬼）。<※空蝉>から<※猿飛>するウォーカーとか<※鉄壁>して重火器で<※ガンフー>してくるウォーカーが沢山出てくるんでしょうね‥‥
　アヤカシの神業は《霧散(ディスペア)》、即座にシーンから星幽界に退場してダメージを消す（経験点は絶対入らない！)でした。面白いのは特技の中の血脈。元力のように何種類か効果があるのですが、出自を獣/龍/妖精/鬼/人形/夜の一族から選ぶのです。こ、これは‥‥ま○じゅうをやりたいのかっ？！
　ひとつのスタイルの持つ一意に捕らわれない様々なイメージ、そしてそれを３つ選ぶことから生まれる無限の多様性こそが、N◎VAシステムにおけるキャラクター作成の長所だったはずです。載ってないコンセプトのアヤカシを作りたい人はどうするんでしょう？
　災厄のせいで世界規模の結界が崩れ、アヤカシたちもその存在を知られるようになりました。永生者（エルダー)と最近生まれた新参者（ネオファイト)の確執もあるようです。このへんがすごくVampire:the Masqueradeっぽいですね。
 

　登場判定回りが詳しく記述され、世界中の様々な場所でシーンが演出できるようになりました。GF誌にあったキャスト間コネルールも正式に。フルスクラッチでキャストも作れるようになり、装備の常備化には購入レートの十の位+1点が必要になりました。
いままではぶつけあい停車させるだけだったチェイスのルールも改良されています。巻末にはヴィークル用のシートや、大型特殊車両のチャートも追加されています。ヴィークルの中の人間もチェイス中に攻撃できるようになり、<※透過>斬りや<※斬裁剣>がより有用になりました。目指せ、飛行機を二つに斬る五右衛門(笑)
　既存のスタイルに変更はないとの噂でしたが、アストラルが整備されたことによりST☆Rのようにマヤカシの特技が再定義されています。今こそ、今まで涙を飲んできた術師の立ち上がる時です！
　また<※分身>では、秘幽体（エニグマ)と呼ばれる意識の底のもう一人の自分‥‥スタイル1つのトループのようなものが呼べるように変更されました。（この話、事前にどこでも流れていませんでしたね。)　これでスター・プラチナもOK！　やっぱりこれで<※盾の乙女>とか<※ダーティ・インファイト>とかしちゃうんでしょうか。（確かにARを削って敵の時間は止まるけど‥‥/笑）
　GF誌上のものをまとめたFAQも少しつきました。
　トループとウォーカー作成ルールが載るなどという話も一部でありましたが、これはなかったようです。
 

　投稿によるアイテムが大幅に増え、サイバーパンクに欠かせないガジェットは更に充実しました。投稿作品がかなり入っているようですね。ヴィークルのXXとサイドカーはナゴヤのJanusさん、Fake-TeerzとIII-CODERとVALOはCOUNT.Dさんの投稿のようです。
　中にはAXYZのテンプルトン社を始め見たような名もいろいろあります。IANUSも新バージョンのブレイブハートと日本軍兵士用?の御霊が載ったせいで、通常では１マイナーアクションでの複数サイバーウェア起動はできなくなりました。メレーや回避もこれからは有利です。直接達成値が上がるものはそれほどはありませんが、有利が２段階以上ついての打ち消しあいもできそうです。仁王の強化版＋メタルマックスで素手の受け最高値は6、流体金属の武器なら武器の受けも5、完全義体＋新型の加速装置アクセルでARも5まで最初から行きます。
　目玉は業物（アーティファクト）と呼ばれる、数十経験点を消費して購入できる超強力アイテムの数々の追加です。見切り系の効かない魔剣や腕全体が砲塔に変化するエンジェルアーム（ト、トライガンか？)、６発分の元力弾（これとSPOONコートはMOONSHINE4ですね。エンジェル６は違うそうです)や常時AR4のMATRIXタップ‥‥仰天するほど強いものもたくさんあります。25経験点でスタイル1枚でも奥義が1Lv習得できる奥義書なんてどうなるんでしょう？
　フルボディ･リプレイスメントも再定義されました。アーティファクトの義体で能力値に修正が加わり、様々なオプションを買うという形です。実は先日のGFコンで出てきた、停止すると脳だけイオノクラフトで脱出するブレイン･ダブルや自爆用のラスト･テンダーまで。バイクや飛行機に変形する義体もあります。（←できていいのか？)　余った経験点の使い道には困らなさそうです。
　しかし、獲得した経験点に偏重するのもちとどうかなと思います。入念にシナリオの準備をし、そうそうたる面子とキャストで行われた素晴らしい夢の競演。今日もまた放課後に経験点稼ぎにやったいい加減なミニアクト。どちらも経験点は同じなのですから。特に時間のない社会人の皆さんは不利かもしれませんね。
　年中キャンペーンをやってるのでもなければ、経験点チケットにこだわらず、「今日は業物込みで一律XX点で揃えてやろうね｣という感じでプレイした方がいいかもしれません。
　あと、ウェットを貫くキャストはやはり厳しいような気もします。（逆に、※斬裁剣で完全義体を壊しまくったりするのも手ですが。）
　そしてイントロダクションによると、世界が滅ぶレベルの大きな話、経験点を湯水のように使ったリミッター解除のプレイが大いに推奨されています。
1stの頃は達成値21が最高だったN◎VAシステムはTNRで大きく変わり、30やそれ以上が平気で出るようになりました。更に加わるダメージ的に強いアイテムの数々。ペケの姿勢を見る限り、敵も味方も更に輪をかけて強化して派手に戦ってほしいようです。
　どんなにベテランのルーラーでもバランス的に掴めず困る時があるかもしれません。相手を特定できないコンベンションでは、アーティファクトの使用にはしばらく十分注意した方がよさそうです‥‥。特に、次元刀や奥義書あたりでしょうか。逆にゲストに※自動反撃や※ク･フレを持たせ、アクションランク偏重から脱出もできますが。
　なお一時期、奥義書も特技習得数制限に引っかかるという話が流れましたが、これは間違いでした。常に25Expです。
 

　TNRから始まった激動のニューロエイジ‥‥は今も続き、ゲスト陣も大幅に入れ替わりました。詳しいデータの載っているゲストは、HEAVEN、M○●N、ST☆R、N◎VA＆LU$Tとなっています。
　天津引退後、新たなN◎VA司政官にはなんとあのレンズが就任。ハウンド隊長には元N◎VA軍少佐が就任。レターゲームに出てきた千早冴子も殺人課の一員。レターゲームで死んでしまったイワサキ社長岩崎誠の後を継いだのは、なんとあの篁綾。千早の篠原郁はレターゲームで死にましたがそこでの記述通り、細胞から（但し12歳の少女として）復活、M○●N千早を率いています。（演神カード“篠原郁”は‥‥裏読みしてほしいだけか？ 新たなファン層拡大の胎動アリ/笑）
　千早査察部も後方処理課関連が変わりました。あの牙王は重傷を負い、バサラ能力を失い全身をサイバーで置き換えて復活しました。もちろん竜二とハートのコネ付きです。ST☆R組の幻也や御門忍もだいぶ強くなって再登場です。幻也が何年も年をとっているのは震災の影響でしょうか。(笑)
　ジミー揚はホンコンHEAVENに逃げ、強力ドラッグ常用の一色達彦自身もN◎VAへ。GF誌に載っていたテラウェア社長のウィリアム多門（いや多聞だから偽物か）や白い針のスティンガーも登場です。
　詳しいデータが載っているのは全部で36人ほど。オーガニゼーション・ガイドに名前とスタイル（なぜかN◎VA＆LU$Tだけ一行解説だけがあります)だけ載っているのを含めれば沢山います。データの形式はエクリプスとまったく同じです。んー、何やら色のついたハンドルが多いですなぁ。（うふ）

　投稿キャストも多数。せっかくなのでちょっと内輪ネタですが知り合いその他を探してみましょう。
　M○●Nの傭兵部隊の“黒鋼”、商工会議所の白、青嵐装甲警備の“RED CAP”、三合会のリュウイチ･ササキはARUの隠れ家のリプレイ『東京バイブル』の登場人物のようです。M○●N担当はSNEの三田さんなんだからそりゃそうか(笑)。
　M○●N商工会議所自体と筑摩光明所長、クラウ・マウダーは同人誌サークル『Silver Twilight』さんの本が出典の模様。M○●N三合会の泉紹はU-iさんのゲスト、トライアンフ開発部素材研究室の双葉暦視はナゴヤNIGHTSコンの仲さんのキャラ。
　ST☆Rに出てくるジェニオ・アルレッキーノは蝠邑カズヒロさんのキャスト。なんと、西に遊びに行った時のアクトでうちの聖人ジョニィが仕事の依頼をした彼じゃないですか。‥‥と思ったら吸血鬼化してるですとぉぉ？ しかも紅蓮じゃなくてカーライル･シンジケート‥‥。（これ、本人のお話で謎が解けました。投稿したのは、前の他のキャストのコンセプトを元にしたアヤカシ吸血鬼バージョンだったそうです。しかし、設定が大幅に改変されているのは同じです。）
同僚のチキン･バーンズもAXYZの人物。やはり元はリサ･グループ工作員。KRKの荒木ハヤトはどうやら偽・預言者金川仁さんのキャラが改造された模様。黄泉千五百軍の“鬼百合”御蔵瑞刃もレターゲームのキャラです。
　GF誌にも載ってた通り、ラウ・カーフェイ（PL：西の大雅氏）はホンコンHEAVENに回されてます。トロン10Lvはやはり嘘のようです。IRCアクトのあの時デス・ロードがインヴァルしてやんなきゃよかった‥‥(笑)。そしてよく見れば王美鈴はMOONSHINE4でMYOさんの作ったゲストではないですか。新帝大の学生だったのに全然違ってる！
　N◎VA翼会の翼亮一郎はナゴヤNIGHTSコン代表の仲さんが送ったゲストで、本当は銀髪でレンズのコネはなかったらしい。梁山泊の劉晶龍は元はキャンベラAXYZに載っていた人物ですな。クインシー・ジョーンズは英語の綴りが違ってますが蜂巣昭市さんがMOONSHINE4に送ったキャラ。絵師の鏡健一郎先生の火鷹遊衣はこの前のOFF会で会いましたね。いや待てよ妖神演舞の中華街BBSで瀕死だったような‥‥(笑)　次のアフロも本当はAXYZ設定のパーソナリティ。営業本部第三課から異動したようです。意外なところでトーキョーN◎VAトゥデイの新人キャスター、カナイ･アキラはナゴヤ勢のJanusさんのキャストでした。（年取ってるそうです)。
　親しくしているところでヨコハマLU$Tをチェック。バウンティハンター協会はレオナルド平良、中村圭一クリフォードまでは妖神演舞の設定と同じ。その次の 99はなんかビショップっぽいですが年齢が合いませんね。銀星会もそのまま同じで紅さんの石見沢まどかが「岩見沢｣で載ってます。三合会やウォーターフォード財団は載ってませんね。代わりがACEのようです。
　LU$Tのイワサキ製薬の社長“星影”の篁和正は同じ（しかし篁綾のクローンではなく弟という設定）。twiLiteに前に遊びに来た広報部の和知部長（PL：しおざきゆり）は「真弓」でなく「真由美」なので偽物の模様。ハイウェイファントムの榊シモンは夏の新刊リプレイ『Yokohama Walker』でうちの星也巡査をを90mm劣化ウラン弾で撃ってきた敵役の犯人(レポートはこちら)でしたが、遂に改心したらしくイワサキ警備部に。同志Xの“疾駆の狩人”神狩裕也は鬼一族のヒルコでなく「最新型特殊任務用強化人間」だそうです。すげ〜、イワサキ製薬はみんな偽物だ！(笑)
　実は前からペケでの台頭を噂されていた氷の静謐派。ヨコハマ大聖堂の司教はゲオルグ･ハウスフォーファー。これはそんちょさんが考えた霊子工学を操る謎の組織『ミレニアム』のボスでしたがアヤカシからマヤカシになってなぜかこっちに‥‥。
　他にも、ずいぶんと変わってしまって名前が載ったキャスト等はあちこちにいそうです。（誰かゼヒゼヒ情報プリーズ/笑)
 

　御存知の通り、N◎VA関係はファンサイドに、同人誌界でもWeb上でも素晴らしい力を持った皆さんがたくさんいます。そのお陰でN◎VAはずいぶん盛り上がってきました。ペケに投稿した人も多いでしょう。最初の方に制作一覧が１P、最後の方に投稿者のスタッフクレジットが別にまた1Pあります。Web上でも知った名前がたくさんあることあること(笑)
　今回はサークル名をなくして個人名にしたようです。しかし、『キャンベラAXYZ設定委員会』で載っているのに『妖神演舞』の名前はなく代表のそんちょさんだけですね。これではヨコハマLU$T原案の8bitさんが憤慨して当たり前です。こういうミスはまだまだたくさんありそうです‥‥
 

　TNRが世に出た時も、大きな衝撃をもって広まり、ファンの間では賛否両論ありました。今でも1st/2ndが好きという人もいるでしょう。そしてその中で、徐々にTNRがスタンダードとして根付き、ここまでの人気を博してきました。
　グラペケもそれは同じです。P41を開くと抜けているイラストがコピーで添付。仰天する展開に、ずいぶんと改変されて載っている自分たちの世界。自分の考えたオリジナル設定とコンフリクトして困ってしまう人も多いでしょう。これでN◎VAから離れてしまう人もいるかもしれません。「もうオフィシャルと関係なく、自分なりの世界を広げていこう」――と『俺的N◎VA計画』が心の中で発動してしまう人も少なからずいるかもしれません。（僕は最初から割とそう思ってますが‥‥/笑）
　セッションの会場で、Web上で、しばらくはペケの話題で何処でももちきりでしょうね。
　ニューロエイジ全体を舞台に、より多くの物語が生まれていくでしょう。
　そして、本作が全てのN◎VAファンの共通認識の根底として根付くのには、しばらくかかりそうです。
 

個人的なひとこと：自分の信念に従い何も送らなくてよかった‥‥(笑)
 

追伸：なお、誤植を直した第二版が近々出る予定とのことです。
 

〜関連サイト〜 【Scoop RPG】のレビュー：グランドクロス （ただしレビューも、レビュアーもちとアレなカンジです）

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