トーキョーN◎VA The Detonationシナリオ 『セレスタイトの杯』 (セレスタイトのさかずき)
プレアクト情報ページ for 第8次星杯探索
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なんじ、星の杯を求むるべし。
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シナリオコネ:アマーリア・ガブリエリ (推奨関係:友人、友好的な関係)
キャスト間コネ:PC2 鬼姫の楓
星の世界と穢れた地上を往き来し、軌道陰陽術宗家の後継者として様々な神秘を見聞きしてきた中で、あなたもひとつの伝説を知っていた。星の金属で鍛えられたというセレスタイトの杯。世界を変えうる大いなる秘密が隠されているという天青石の杯。魔道書によれば、その杯が実在するというのだ。
いつも一方的に謎めいた予言を残す青いローブの老人が、あなたの旅を予言する。星の位置は正しく、聖杯探索の魔術師の座にお前が立つのだと。正しき同胞を求め、第四の図書館を探すがよいと。
探索行の始まる時、悪徳の都の夜の霊気は乱れていた。滅多に現れない夜の世界の化け物。その前で果敢に剣を抜き、戦おうとしていた少女。フードを取ったその姿はよく知る顔だった。新帝付属高の帰りによく遊びに行っていた、錬金術の店の主の少女。
学校の友人たちとはどこか違う雰囲気を備えたアマーリアは、あなたに――
なんじ、魔術師として夜の聖杯を求むるべし。
シナリオコネ:アルドラ・ドルファン (推奨関係:自由)
キャスト間コネ:PC3 天誅屋の麻呂
夜の帳は、全ての秘密の種族を昼の世界から覆い隠す。この街に吸血鬼たちが隠れているのと同様、東洋の鬼の末裔たちも住んでいるのだ。先祖伝来の刀を携え、浅草寺で人間の娘に混じって売り子をしているあなたのような。
祭りの日、般若の面を手に取っていた少女と竜のドロイドを見かけてからしばし。あなたは何の戯れか、女大公の治めるヴァパイアたちのサロンへ招待された。アヤカシの聖杯を信じる吸血鬼たちが、青い月光の差し込む大広間で談笑している。
少女の姿をした大公は奇妙な依頼をよこしてきた。長く姿を見せていない旧い知り合い、吸血鬼の錬金術師クレメンテ・カスティリオーニを探してほしいという。日光の呪いに縛られた一族の代わりに、夜の聖杯を探していた彼の消息を突き止めて欲しいというのだ。
どこか物憂げな麗しの大公のサロンを後に、鬼姫の探索の旅が始まる。悠久の歴史の中で鬼の英雄たちも挑んできた、天聖石の探索の旅に。
そしてあなたは、西洋の夜の旅路を歩んできた、時の旅人と邂逅することになる。
なんじ、夜の民として探索の列に加わるべし。
シナリオコネ:“均衡の剣”ブラザー・マテウス (推奨関係:腕を認めあった相手)
キャスト間コネ:PC1 宙御門家の春日
賢者の石の中に囚われた弟と共に矛盾存在アーツェットを離れ、野に下ってしばし。天誅屋として名を上げたあなたの屋台は有名になり、様々な依頼が来るようになってしまった。伝奇小説の類を書いて欲しいというあからさまに怪しい依頼人まで来るほどだ。
店を畳み、奇妙な連れと帰途についたその夜。全ての秘密を覆い隠す夜の大気がざわめき、不気味な妖魔の一団がこの街を徘徊していた。
その中で戦う男がひとり。布で眼を覆い、盲目ながら風のように巧みに棒術を操る修行僧。その杖は揺ぎなくあなたに向けられ、そして止まった。
雪に包まれた神の本殿を離れて久しかったが、その姿には見覚えがあった。ブラザー・マテウス。肉体の修練のみで機甲聖人の称号を授かった、聖母殿の精鋭。
風の如く佇む修行僧は問う。貴公もまた夜の聖杯を求め、この秘密の聖杯戦争に身を投じたのかと。
青白い月の中を、天馬に曳かれた馬車が昇ってゆく。この先の夜は特別なものになることをあなたは感じた。
なんじ、剣の持ち手として探索の列に加わるべし。
Special Thanks to: "Prince" Horino for Guest Illustration
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