Memory of Empress

Information:

「レイヴダンスに疲れたら、南西の静かな一帯へ。古代の女帝の形見の庭は、貴方の心を癒してくれるでしょう‥‥」

 こちらは中央噴水庭園を間に挟んだ、南西エリアです。賑やかなレイヴユニバースと逆に、こちらにはメリーゴーランドのような古風なアトラクションや、静かな公園が集まっています。バイオテクノロジーで作られたものですけど、緑も豊富ですよ。

【ふらりと、やってきたカブト風の女性が一人。ベンチに腰掛ける】
「たまには‥‥こういう処に息抜きをしに来るのも、いいもの‥‥ね」
彼女は、大きく息をついて空を見上げる。
珍しく、彼女の瞳は真剣さを帯びていた‥‥。
【ひとしきり、ぼおっとした後おもむろに立ち上がる】
「それでは、今日も一日仕事、仕事‥‥」
(早く帰らないと、あいつにしかられるわね)
【足早に歩き出す】

――“はにゃ”妙堂院羽也

Attraxionz:

メカニカル・パペッティアズ

Mechanikal Puppetierz

「おや? あれは。‥‥ふむ」
おやおや、こんなところに私の御同業がいたとは。しかしどうしたものでしょう。
あまりあのような偽者にでしゃばってもらいたくないのですがね‥‥。
【風船を配っているピエロのロボットを見つけて、思案顔】

――“地獄の道化師”エリオット

 ああ、ドロイドのピエロさんたちですね。園内には他にもいろんな着ぐるみやロボットなんかがいて、子供たちの相手をしたり踊ったりしています。一番多いのはあの黄色いひよこくんなんですよ。twiLiteのマスコットでもあるんです。風船を配ったりしていますので、見掛けたらかまってあげてくださいね。バディ内蔵でドロイド制御になっている種類と、アルバイトくんが入っているのと、あとそれから‥‥

【ひよこの着ぐるみを被って偽装した二人の工作員が話をしている】
「班長、現物をプレゼントする前に納豆の匂いだけで気絶しましたよ!」
「なるほど、BREMEN NETで聞いた通りだな。これでこのコランダムという覗き魔も少しは懲りるだろう。粛正‥‥完了」
「‥‥ところでこの格好、早くやめません?」

――ぼ〜いず in Blakk,目標沈黙の後に

Kolumn:
ボクがマスコットなのだ

BiO-Pen2

Bio Pen Pen

 ああ、ペンギンくんたちの公園ですね。NCB社のバイオテクノロジーの技術も借りて、今ではほとんどいないペンギンが何匹か集められています。暑さに強い種とは言っても、ここだけ温度は下げられてますけどね。あら、あそこのお客様は、ずいぶんペンくんがお好きのようですね‥‥?

フォーゴトン・ビースト

Forgotten Beasts

やっぱり・・・、ここは昔でいう”さふぁりぱーく”ってやつね。それとも、”どーぶつえん”っていうべきかなぁ。ハザード前の代表的な動物が暮らしてる姿が見れるんだ。
さすがに、生物じゃなくて機械かぁ。わたしとしては、生きてるほうがいいんだけどなぁ‥‥・・。ん、こっちはそれといっしょに開くペットロイド屋さんかぁ。
昔、ペットって飼われてた代表的な動物のペットロイドとしばらく遊んでから、買うか決めれるのね。犬や猫やウサギ、ハムスターっていうのもいるわね(^^)
【いろいろ見回しながら歩いて行く】

――“噂好き”日向ひなた

 ここは小さな小さなマイクロサファリパーク。ニューロエイジの世界ではもう絶滅してしまった多くの種を見ることができます。
 ‥‥といっても本物じゃないんです。クローン技術を用いてDNAから本物を再生したのはNCB社の技術力なんですけど、そんな貴重な動物たちをここに放し飼いにする訳にもいきません。彼らの思考を“演神”のスロット用データに落として、クローデット工房製のペットロイドに使っているんです。このエリアを歩き回ってるペットロイドくんたちは極めて精巧にできてます。触ったり撫でたりしても大丈夫ですよ?
 でも大昔は、こんな動物たちがこの地球を闊歩していたのでしょうか。日本も、私の故郷も、北半球にあった災厄前の地球では‥‥

Kolumn:



クローデット工房サービスセンター

Servise Center of "Atelier de Klaudette"

「‥‥・あれが始まりだったんだ」
ディックはその時の光景を思い浮かべながら、小さく呟く。
それから彼はチームを抜け、ボディガードとしての仕事をこなし始めた。あえてナイト・ワーデンなどに入らなかったのは、“死の卿”もまた誰にも縛られていなかったから。その後、彼と顔を会わせる機会を得て――ディックは“鋼の衛士”を名乗るようになった。
死神との盟約を護るべく、夜の魔法を使うあの男のように強くなりたい――そしていつか越えるために。
「でも、まだ‥‥うわっ!?」
思考に没頭しすぎていたせいで、目の前を歩いていたドロイド――それもこんなアミューズメント・パークでしか見られないような竜型だ――とぶつかりそうになる。辛うじて衝突しなかったのは、カブトとしての賜物かもしれない。
「危ねえだろっ、気をつけろっ!!」

――“鋼の衛士”ディック・リューベルツ,工房製の不幸なドロイドに向かって

 ここは、ヌーヴに本拠を持つ小さなメーカー、クローデット工房の支店です。“Klaudette”ブランドの高級ドロイドやインテリア、時計は詳しい方なら御存知ではないでしょうか。人形職人の工房から発展したこの会社は、すごく丁寧に人形を作るんです。
お客様が方向感覚にほんとうに自信がないなら、ここでガイドロイドのレンタルサービスもしています。人間型や動物型や、様々なドロイドが一日中お客様を案内してくれますよ。
 他にも、工房製の様々な製品が売られています。机の隅で時計を抱えて座っている人形や、101匹の小さなひよこくんはちょっと豪華なおみやげに人気ですね。工房へのお問合せは、info@klaudette.com までどうぞ。
 工房製のドロイドは、twiLiteの様々なところに納入されています。今、あそこでホログラフの火を吐いて子供を喜ばせている数匹の小さな竜も、工房製なんですよ。北米のジュノーという会社のテクノロジーが、制御に使われています。本物が混じってるという噂はどうなのかって? 本当だと楽しいですね。それくらい、精巧にできているんですよ。

Kolumn:



占い小屋

Fortune Tellerz

 ここのエリアで占いをしている方が何人かいらっしゃいます。どれもよく当りますので、大事な日の前にはいかがでしょうか。占い方は様々です。タロット占いもありますよ‥‥
 ああ、奥のあの小屋ですか? あそこは『黄昏の公女』という謎の占い師さんの小屋。黒衣に仮面の謎の占い師なんですけど、たまにしか来ないんですよ。うふふ‥‥

雷天使の占い卓

Fortune Tellin' of "Ramiel"

黒布をかけただけの簡素なテーブル。その向こうに見える人影も黒いヴェールをまとっている。
「何を知りたい? お客さん」
タロットカードを操る手が、黒の中で白く浮かんで見える。
「見えないものを見せてあげるよ」
かくて運命の扉は開かれた‥‥

――プレイアの占い卓にて

 こちらの小屋では、これまた正体不明の占い師“雷天使(ラミエル)”プレイアさんが時々占いをしています。なんでもST☆Rから来たらしいんですけど‥‥。
全然宣伝がないので、女子高生の口コミで来る人が多いんです。でも、時々ふらりとやってくるだけなので、留守の日も多いんですよ。恋占いが密かに人気なんですけどね‥‥

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