静元星也「試験中の機動戦車コクピットにて。パイロット：サキコ・フォーンダイン　写真提供：イワサキ多足歩行機械試験所、か。サキコさんも元気そうだな」

琴音=フェンデル「あら、星也さんのお知り合いなんですか？」
星也「もう何年前になるのかな。事件の捜査でオーストラリアに行った時に、会ったんですよ」
琴音「（‥‥星也さんて、意外と女の人の知り合いが多いんですね‥‥でも、この人は関係なさそうだし‥‥？　(・_・)　）」
星也「（メカの方を見ている）この制御コンソール、見ない型だな‥‥機体制御バディは Spalow-Hawk か！ 豪州軌道宇宙軍の可変ウォーカーに搭載されてるWINDS互換型だ。すごいな、ハウンドの機動部隊でも見ない型だよ。サキコさんはテストドライバーだから乗ってるのはイワサキの機体だろうけど‥‥これ“紗那王MK-V”かな？」
琴音「じゃあ、星也さんがオーストラリアに行った時も、このフォーンダインさんはウォーカーのテストドライバーとして？」
星也「（懐かしそうに）まあ、そんな所ですね。あの時はバイオ犬のベルに再会して、サキコさんたちと一緒になって、それから‥‥（微妙な顔をする）‥‥その‥‥豆腐が大変なことになって‥‥（濁った目で遠くを眺める）」
琴音「と、豆腐‥‥？？」
星也「（オホン）　あーいやいや、なんでもないです。それよりえーと、ほら、サキコさんはProfileのほかにも、66の質問の回答が記念に載ってるんですよ。サキコさんて、66質もそうだし、あの時もそうだったんだけど、なんか、すごく和み系なんだよな‥‥」
琴音「あっ、わたしも知ってます。最近リアルスペースでまた流行っている、【トーキョーN◎VA 100の質問】さんのキャスト向け６６の質問の回答ですね。
（読んでいる）ふむふむ、丁寧に書かれてますけど、確かにそんな感じですね。わたしも、SHARD of the Fortune にもしも自分の分も書くことになったら、きっと和み系とか癒し系に分類されちゃいそうですけど、ここまではきっとできません」
星也「確かに最近流行ってますよね。ブラックハウンドの生安課の隣の機動捜査課でも、ミュート巡査の66質の答えが載ってるんですよ。よく一緒にパトロールしてる日下部天馬巡査の66質もあったな」
琴音「探すと、意外といろいろなところに見つかるんですよね。御門さんにお会いすることになった『日、堕つる国の旅人』で、わたしや来恵須さんを護ってくれた、クラウス・J・グノー先生の66質もこんなところにあるんです。知っている人が出てくると、なんだか嬉しくなるものですよね」
星也「探すとけっこうありますね。だんでらいおんのリプレイ登場組だとシロー・マサクニさんと66質とか、機動捜査課のアンドロイドのスティールハートGと66質とか‥‥。
　うちの姉さんによるとディック・リューベルツと66質と“夢紡ぎ”那岐と66質も要チェックだって聞いたんだけど。‥‥留守番中に心配だから調査しちゃったって言ってたけど、何のことだろう？？」
琴音「あちこち見て回るのも楽しいですよね。わたしも、今度書いてみようかな。
（いろいろ見て回っている） あっ、星也さんがこんなところに出てきてますよ。過去に２回、現地での捜査に協力してくれた特務警察巡査ですか‥‥ちょっと、格好いいですね」
星也「えっ、ぼくがですか？？」
琴音「この“タナトゥスの羽根”ペネロープさんという方の６６質ですよ。豪州連邦直属、国際犯罪追跡機関ケルビム捜査官ですか。きっと、優秀な方なんでしょうね‥‥」
星也「（ギク）あ、いや、そ、それは‥‥」