★1999.8.31・Misia夏の陣・東京国際フォーラムライブに行ってきました!★

  

【国際フォーラムへの道】

1999.8.31(火)、世間様は夏休み最後の日。この日は快晴で蒸し暑く、残暑が厳しい1日でした。世の学生達は宿題に追われてて、電車も空いてるだろうと思いつつ、新宿駅から中央線のオレンジ色の電車に乗ろうとしたら……、電車が動いてない!踏切事故と信号機故障とかで、上下線とも不通とのこと。「こっちは急いでるのにぃーーー!!」すかさず黄色い電車(各駅停車)のホームへダッシュするも、こっちもダイヤが乱れてて、電車が来ない!新宿駅で立ち往生すること30分、「だめだこりゃ!」ということで、地下鉄丸の内線で行くことに。とんだ足止めでした!

開演の20分前に我々はようやく会場に到着。東京国際フォーラムは、JRの有楽町駅から徒歩3分のガラス張りの白い建物。まだ出来てから日が浅く、すごくきれいな所でした。入り口からホールまでは、エスカレーターで上っていくという変わった作りで、エスカレーターの前方はガラス張りになってて、そこからは都会の日暮れの光景が一望でき、ちょっと感動を覚えたりもしました。

 

【客席ウォッチング】

会場は、意外にもこじんまりした感じの所でした。(というか、前回の武道館が大きすぎたってのもあるんだけど。)学校の体育館の1.5倍程度の大きさでした。今回の座席は1階席の左後方(45列)でした。武道館の時よりは舞台への距離は近かったです。

今回も男女比は女性65%、男性35%で、女性ファンの方が圧倒的に多かったです。お嬢様系のOLの方が多かったですね。男性も仕事帰りのサラリーマンや、いかにもクラブでDJをやってそうな人も多かったです。

一番驚いたのは、夏ということもあって、「ひまわり」の定着率が高くなってたということです。武道館では、数えるほどしかいなかったのに、今回は5人に1人位の割合でひまわりを持参してましたね。(←もちろん造花です!)大輪のものもあれば、一輪挿しのかわいいものもありました。もちろん鯰もひまわり持参です!

 

【そしてコンサートは始まった】

18:50、予定よりも20分押しでコンサートはスタート。場内の「非常口」の緑色のランプも消え、館内は真っ暗になりました。ステージには「M」、「A」、「9」、「S」という電光文字がピカピカッとランダムに光り、突然ドカーンという音とともに文字が全部光り、そこには「Misia 1999」の文字が。そして幕が開き、館内のボルテージは全開になりました。

「Never gonna cry!」のイントロとともにMisia登場!Misiaは白いパンツと白いタンクトップの上に淡いグレーの上着を羽織って登場しました。前回は、コンサートがスタートと同時に前座のアーティスト(←Calynさんです。9月にデビューですよ!)が出てきて、ちょっとテンションが下がってしまいましたが、今回は最初からMisiaが登場で、のっけからボルテージが高まりました。

今回は舞台のセットからダンサー(D.O.G.)やコーラスの女性の衣裳に至るまで、「白」で統一されてました。舞台のセットは、Believeのジャケットをイメージしたものですが、パッと見た感じでは、スキー場のゲレンデみたいな光景でした。舞台は斜面になってて、雪が降り積もってるように見えました。

Never gonna cry!が1コーラス終わると、Asa-chang(←「あさちゃーーーん!」です)のパーカッションに合わせてD.O.G.が華麗なダンスを披露しました。曲は、リミックスアルバム(Misia Remix 1999)で見事に大化けした「Cry」に変わりました!もちろん、ラテンテイストあふれるハウス調のアレンジです。「Cry」の後は「Into the Light」に変わり、更にまさかまさかの「The Glory Day」に変わりました。前回の武道館ではフルオーケストラが出てきて荘厳な雰囲気だったあの曲が、Asa-Changのパーカッションが炸裂した、ハウスバージョンに生まれ変わってました。そう、「Into the Light」の伴奏でThe Glory Dayを歌う、っていう感じです。カッティングギターとラテンパーカッションがノリノリで、天井には2個のミラーボールがぐるぐる回ってました。

4曲メドレーで一気に歌い切った後、Misiaにスポットライトが当たりました。

「8月の初めからスタートしたこのツアーも今日が最終日です!そして、今日は夏休み最後の日です!このコンサートが夏休み一番の思い出になるといいですね!!」

M.C.の後、「Key of Love」、「花/鳥/風/月」、「Melody」とアップテンポの曲が3曲続きました。「花/鳥/風/月」では、サックスソロからスタートし、なかなかJazzyな雰囲気が出ていました。Melodyでは7色のスポットライトの中、サビの部分で大きく左右に手を振って大盛り上がりでした。

たっぷり汗をかいた後、Misiaが退場し、武道館同様DJ&ダンスショーが始まりました。DJショー、バージョンアップしてましたねー!何がバージョンアップかって、DJの機材の乗ったテーブル(台)に、「1999」と書いた電飾が付いていたからです!そのデコレーションぶりは、まるで「トラック野郎一番星」でしたね!もちろん、見た目のバージョンアップの他、肝心のDJも冴えてました!スクラッチが凄い凄い!Beatmaniaで似非DJをやってる鯰には到底マネが出来ないですね。ダンスもピッタリ息が合ってましたね。鯰の席の後ろには、ダンサーのお友達と思われる集団が「タクヤーーーーー!」と声援を上げてましたね。

ダンスショーの後、すぐ曲は始まりました。聞こえて来たのは、「星の降る丘」。Misiaは舞台中央の小高い場所からセリ上がって登場しました。Misiaは白いフード付きのコートを羽織って登場しました。前のDJショーから、全員席に座っていたので、ゆったりとした雰囲気で聴けました。「星の降る丘」、「恋する季節」、「キスして抱きしめて」とバラード3曲が続き、しっとりと歌い上げました。そして、待望の新曲「忘れない日々」のお披露目です!

この「忘れない日々」は、Misiaの作詞によるもので、曲調は、The Glory Dayのリミックスバージョン(A.O.R風)に似た感じで、「星の降る丘」に続く正統派スローバラードです。いい曲です!これでホロッと泣いちゃいそうな女の子は続出するんじゃないかなあ?(歌詞は、今回のツアーのパンフレットに出ています。詞もいいですよ!このHPでは詞の掲載は出来ませんので、パンフレットをご覧下さい。)

「忘れない日々」の後、MisiaのM.C.が再び始まりました。

「Misiaにとって、1999年の夏の忘れない日々は、このツアーです!このライブはビデオで発売される訳ではありません。今日ここに来てくれた人達だけのものです。今日が皆さんにとって素晴らしい日になるといいですね!」

そして、バンドメンバーの紹介が始まりました。中でも面白かったのは、やっぱりパーカッションのAsa-changでしたね。でかいシンバルを持って登場し、チンパンジーみたいに派手に叩いてました。いいムードメーカーですね。

それが終わると、「K.I.T」、「陽のあたる場所」、「つつみ込むように…」お約束の盛り上がりソングが3曲続きました。再び会場は総立ちで、ボルテージは最高潮に達しました。「つつみ込むように…」では、舞台の両端から、勢い良く金色のテープがパーーーッと飛び出しました。…が、今回は、この金色のテープには何も書かれてなかったようですね。(←もし違ってたらゴメンナサイ!どなたか情報下さい!)

「つつみ込むように…」を歌い切った後、Misiaはしばらく床に座り込んで立てない様子でした。それだけ燃焼してたんですね!ダンサーの一人がMisiaの手を引っ張って起こしてあげて、ようやく舞台が終了して、照明が暗くなりました。

 

と同時に、アンコールを求める手拍子が館内に響き出しました。数分後、舞台のあちこちから、たいまつの炎がつき始め、バンドメンバーが再びスタンバイしました。アンコールの1曲目は「Believe」。舞台の左上には、お約束の「月」が映し出されてました。Misiaはうす茶色のワンピースで、ひまわりを持って登場しました。歌の途中でMisiaはひまわりを客席に向かって投げてました。受け取った人、嬉しそうでしたねー!

 

(ごめんなさい、以下工事中です!アップロードは9月5日頃の予定です!)

 

Song List

@ Never gonna cry!
A Cry(Misia remix 1999 ver.)
B Into the Light
C The Glory Day(Misia 1999 special ver.)
(以上4曲メドレー)

(M.C.)

D Key of Love
E 花/鳥/風/月
F Melody

(DJ&ダンスショー→Misiaお色直し)

G 星の降る丘
H 恋する季節
I キスして抱きしめて
J 忘れない日々(←新曲です!)

(M.C.&バンド紹介)

K K.I.T
L 陽のあたる場所
M つつみ込むように…

(アンコール)

N Believe
O 愛しい人(←新曲です!)
P Lovin'You(←ミニー・リパートンのカバーです。)