1998.11.26/updated

 

遂にベールを脱いだ!
Misiaの11/21発売のミニアルバム
「The Glory Day」の日本一早い(かな?)情報&ライナーノーツあーんど感想文

 

 遂にゲットしちゃいました、「The Glory Day」!鯰は発売前日の夜、小田急線大和駅前の某CD屋にドーンと陳列してあったので、速攻でゲットいたしました。

鯰の第一印象としては……

 前作にも増して、クオリティが高い!しっかり作りこんでるなあって思いましたね。しかも、前作以上にノリノリです!

早速、この7曲の感想をどこよりもいち早くお伝えします! 


The Glory Day

BVCS-27001(74321-63189-2) BMG JAPAN \2000


@ Key of Love 〜愛の行方〜 (6'00'')

 この曲は、「陽のあたる場所」の作曲者・佐々木潤さんによる曲。この曲にMisiaと佐々木潤さんによる詞を乗せてます。ミディアムテンポの曲で、「陽のあたる場所」のエッセンスが色濃く出ています。「陽のあたる場所」の間奏のキーボードの高い音(フルートっぽいあの音)も、それとおんなじように入っていたりしてます。エレピとワウギターの響きが気持ちいいですね。すごくあっさりした風味のする曲です。鯰個人としては、転調するあたりのところがすごく気に入ってます。

歌詞も前作同様、前向きですね。Misiaらしさがよく出ています。この曲のプロモーションビデオは、香港の街中でクレーンに乗って、ぐるぐる回りながら撮影されたそうです。これも楽しみですね!

この曲、あの「ボキャブラ天国」のエンディングテーマに使われてます。「どっちの料理ショー」にも「陽のあたる場所」が使われていたってことは、ハウフルスの人達にウケがいいのかなあ!?

 

A The glory day (8'34'') 

 この曲は、「生でMisiaを見てきました」のページでMisia本人がほのめかしていた、ロンドンの聖歌隊と共演したクリスマスソングですJ-WAVEの'98・クリスマスソングで、現在J-WAVEでヘビーローテーションされております!
 この曲は、一言で言って、大作です!
出だしはスローワルツで生ピアノのバックに「Yes,this is the glory day」という歌詞のコーラスで始まります。曲調もこの調子で続くのかなあと思ったら、突然4拍子に変わり、ピアノをバックにしたスローバラードになります。と思うと、サビの部分では一気に盛り上がり、聖歌隊のコーラスも加わってきます。スローバラードなんだけど、力強くて楽しくて気持ち良くて……とにかく色々な面を持った大作です!Misiaはゴスペルも極めてます!聖歌隊と同じ位、いや聖歌隊以上に存在感があって、聖歌隊に負けない歌唱力を主張してます。曲が終わった後、Misiaと聖歌隊の拍手喝采の声も入っていますが、やっぱり歌ってて気持ち良かったんでしょうね!聴いている方も気持ち良くなります。

 

B Melody (6'45'') 

 この曲は、「Never gonna cry !」のオリジナルバージョンのストリングスのアレンジャー、鷺巣詩郎さんが、ストリングスアレンジを手がけています。(ちなみに鷺巣さん、「笑っていいとも」のタモリのあの歌のアレンジした方です。「いいとも」のスタッフロールにも出てきますよ。)。ミディアムテンポの曲で、パーカッション(コンガの音)の心地よさと、ストリングスの壮大さが上手くマッチしてますね。Sing Like Talkingの曲の曲調に似てますね。(佐藤竹善さんっぽい曲調です。)爽やかな感じの曲です。秋らしさを感じます。サビの部分のバックコーラス(←Misia本人によるもの)が、深みがあって何とも言えないです。この曲は唯一リミックスが収録されてませんが、アコースティックバージョンがあっても面白いかもしれませんね。(関係者の方、前向きに検討してみて下さい。)

 

 

C Into the Light (6'23'')

この曲は史上最強のMisiaのアクセル全開ソングです!「スコーーーーン!」って感じのジェットコースターみたいな曲です。音楽のジャンルとしては「GARAGE」と呼ばれるものですね。
 感じとしたら、プレイステーションの「BEATMANIA」のHOUSEとRAVE SPを足して2で割ったようなものですね。「BEATMANIA」でこの曲を演奏するとすれば、「★★★★★★」ですね。

この曲は、Misiaが出演するKENWOODのCMのCMソングに決定しています!このCMは11月から全国でオンエアされるそうです。こちらも楽しみですね!

この曲は、「Never gonna cry !」のハウスリミックス(1st.アルバムに収録)を3倍エネルギッシュにしたような曲です。あのストリングスもきちんと踏襲されてます。一言で言って、圧倒されます!マジで!鯰個人としては、後半の「Feelin' my heart〜!」のあたりからが大好きです。あの重低音を効かせたドラム、最高に気持ちいいですね!

 

 

D Into the Light (Gomi's Beauty & Beast Mix) (10'31'')

これは、Gomi Kazuhiko氏による「Into The Light」のリミックスですが、オリジナルとは全然違う雰囲気に仕上がってます。変な例えかもしれませんが、結構マッチョマン的な仕上がりになってて、楽しいです。かなり遊びの要素が入ってますね!面白いのが、後半の外人ラッパーとMisiaによる英語での掛け合いです。「Misia,What is your favorite flower?」「Sunflower,I love.」「Why this flower?」「Because, it's like the sun.」みたいな感じで続いていきます。やっぱりここでもヒマワリが好きって言ってますね。(^^)

 

 

E The glory day (The Special Day Mix) (6'31'') 

 これは、オリジナルとは違った趣きに仕上がってます。オリジナルはまさにゴスペルでしたが、こちらはAORっぽいアレンジになっています。ボビー・コールドウェルやデビッド・フォスターっぽい曲調です。コード進行も複雑になってます。エレクトリックピアノが主張していて気持ちいいですね。ずいぶんあっさりした仕上がりですね。これもこってり派、あっさり派で趣味が分かれそうですね。こってり派の方はオリジナルをどうぞ。鯰はどっちも好きです。

 

F Key of Love (Acoustic Crab Mix) (5'48'')

 このバージョンは、Mejaが好きな人なら絶対お薦めです。Mejaの「How Crazy Are You」のアコースティック版を思い浮かべてもらえれば一番手っ取り早いでしょう。そう、アコースティックギターが前面にフィーチャーされてます。これも「キスして抱きしめて」同様、アコースティック1本だといい味が出る曲ですね。「Across the view」のスタジオライブでも是非ともやってもらいたいものです。ちなみに鯰はこっちのバージョンの方がお気に入りです。

 

全曲いい感じの発展を遂げたなあって感じました。はっきり言って期待通り、いや、期待以上のものでした。Misiaらしさが良く出ていました。Misiaの歌唱力や詩の世界はもちろんのこと、アレンジやコーラス、楽器演奏に至るまで、クオリティの高さを感じました。特に、あのゴスペルは圧巻でした!あれは本当にお見事です!頭が下がります!

次回作も期待してるよ、Misia!


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