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★ 「渡辺アシシの建もの探訪」鯰四太夫のお宅訪問!
いやあ、参りました!あの「建もの探訪」の渡辺アシシが突然家に押し掛けてきたんです。何やら、このHPを見て、興味を持ったとかで、さんざん暴れ回って帰っていきました。人んちの冷蔵庫まで漁りやがって!何なんだ、アイツ!?
アシシ「いやぁ、あんまり快適なんで、思わずうたた寝してしまいましたぁ!ここは、小田急線の相模大野です。先日の8月22日にこの駅にも特急ロマンスカーが止まるようになり、都心からのアクセスがぐーんと良くなりました。そこで私は、新宿から特急ロマンスカーでここまで来たんですが……いやぁ、快適でしたぁ。30分間、至福の時を過ごさせて頂きました。この相模大野には、インターネット界の風雲児と称されております、鯰四太夫さんが住んでいらっしゃるんですね。どんな豪邸に住んでいるのか、非常に興味津々です。早速鯰さんのマンションに建もの探訪してみたいと思います。」
アシシ「ここは、相模大野駅から徒歩10分の住宅地です。コンビニエンスストアや生協、大手パソコンショップもここから徒歩1分で行けるという抜群の便利さ。そして、遠くの方を見れば、丹沢の山々が間近に見えるんですねぇ。冬の晴れた日には富士山も見えるとのことで、いやぁ、素晴らしい!それじゃ、このマンションの3階に鯰四太夫さんがいらっしゃるとのことなんで、早速行ってみましょう。」
アシシ「ピンポーン!ごめん下さい、『建もの探訪』の渡辺アシシですぅ。」
鯰 「あ、どうも。狭くて申し訳ないですが、どうぞ、お上がり下さい。」
アシシ「それじゃ、お言葉に甘えて。いや、素晴らしいですね!玄関を開けたらいきなりキッチンがあるんですねえ!これは便利ですねぇ。帰ってきてすぐお味噌汁やシチューが温められる、最高じゃないですかぁ!」
鯰 「あ、いや、ただ単に部屋が狭いだけなんですけど…。」
アシシ「それに、このガスコンロ、鍋物の時に使うカセットコンロじゃないですか!いやぁ、素晴らしい!」
鯰 「あ、あの、電気コンロはもともとあるんですけど、電気コンロを使うとブレーカーが落ちてしまうんで。」
アシシ「電気代の節約にもなるってことですね。いやぁ、省エネですねぇ!……あ、ちょっと見て下さい。このレンジ台には、何やら色々な調味料がありますね。醤油、コショウ、唐辛子、ガラムマサラ、ナンプラー、バジル、オイスターソース…ちょっと味見してみましょう。」
鯰 「おーい!味見してどうするよ!」
アシシ「いやあ、オイスターソースの深い味わい、何とも言えないです。鯰さんは、料理はお好きなんですか?」
鯰 「ええ。エスニックとかパスタとか、下手なりに色々と作り……おーーーい!オイスターソース、一気飲みすんなよ!」
アシシ「…ごちそうさまでした。やはり牡蠣のエキス、健康には欠かせません。ちょうど喉が渇いたところで、この冷蔵庫の中身を見てみましょう。うわぁ、素晴らしい!今が旬のスイカですよ!しかもご丁寧にカットされてますねぇ。そしてその隣りには、リポビタンDやユンケルといった栄養ドリンクがギッシリ詰まってますねえ。あ、ビールも1本ありますねぇ。勿体ないですから、全部一気に行っちゃいますか?……ガツガツ、バリバリ、ムシャムシャ!」
鯰 「あ、貴様!……スイカ!俺があとで食おうとしてたのに!…あ、汁、ボトボト落とすんじゃねえ!…シミになるだろ!あ、ユンケル、こ、これ、1本700円するんだぞ!惜しげもなく飲むんじゃねえ!バシッ!」
アシシ「☆@△#!?……後頭部に衝撃が…!」
鯰 「貴様、帰れ!失礼なヤツだなあ。何しに来たんだよ!」
スタッフ「す、すいません!鯰さん。申し訳ありません!アシシさんは、大物俳優ですから、芝居に熱が入りすぎてたみたいで…ほんと、すいません!あと1回だけ、あと1回だけやらせて下さい!」
鯰 「わ、わかったわかった。その代わり、今度失礼があったら、お前ら叩き出すぞ!」
スタッフ「それじゃ、気を取り直して、キュー!」
アシシ「ええ、1分間だけ、記憶がどこかに飛んでしまいましたが…じゃ、気を取り直して、お部屋の中を覗いてみますか。」
アシシ「あっ、これは、鯰さんご自慢のパソコンですね!」
鯰「ええ。」
アシシ「機種は何でしょうか?」
鯰「NECのAILEっていうノートパソコンで、PENTIUMは150です。去年の冬のボーナスで奮発して買ったんです。」
アシシ「ほーーーーーー。(10秒間無言)いやぁ、実に風流ですねぇ。」
鯰「……!?パソコンに風流とか何かあるのか?やっぱりこいつ変だよ。」
アシシ「いやぁ、こちらは何やら凄いオーディオ設備ですねぇ!マイクもミキサーもありますし…お家でラジオ局が開けてしまいそうな……。」
鯰「え、ええ。確かに電波を飛ばす機械さえあれば、ミニFM局は開けますけどね。大学の時のサークルでこういうこと、やってましたので、自分の部屋でもこういうことができるように……おーーーい!ベッドで寝るな!ほんとに、貴様何しだすか分かんねえな!」
アシシ「……いやぁ、また記憶が飛んでしまいました!あんまり日当たりがいいもので、ついまどろんでしまいました。」
鯰「もう一発記憶飛ばしてやろうか?あーーー?」
アシシ「いえいえ、それだけは遠慮しときます。……いやぁ、それにしても日当たりはいいですし、景色はいいですし。あ、ちょっと、カメラさん、見て下さい。あそこ、畑ですよ!こんな都会の真ん中にも、のどかな風景があったんですねえ。」
(ニワトリの鳴き声)「コーーーケコッコーーー!」
アシシ「!?……これは、ニワトリですか?」
鯰 「ええ。向かいの幼稚園で飼ってるんですよ。たまに明け方とかうるさく鳴いてますけどね。」
(幼稚園児のヤジ)「やーいやーいアシシアシシ!顔が芋みたいだぞー!だっせー!帰ってプレステでもやろうぜ!」
アシシ「いやぁ、嬉しいですねえ。私の追っかけですよ!日本の未来を背負って立つ子供達から熱い声援が…。」
鯰 「バカにされてんだよ!ろくな仕事もしてないくせに!大体お前、2時間ドラマの犯人役か殺されて海に捨てられる役ばっかじゃないか!」
アシシ「(バシッ!!)」
鯰 「……☆@△#!?おめえ、いきなり殴るなよ!」
アシシ「正義の鉄拳が飛んだ所で、バスルームを覗いてみましょう。」
アシシ「ケッ!汚ねえの!」(バタン!)
鯰 「おい!貴様何だその態度!さっきのほめ殺しとは全然違うじゃないか!」
アシシ「フェイントです。さ、お腹が空いたところで、また冷蔵庫を漁りますか。ガバッ、バリバリムシャムシャ!おーい、ビールもう一本!枝豆もないぞー!」
鯰 「きっさまー!レッドカードだぞ!こんのやろぉーー、こうしてやる!(ゴキジェットをシューッ!)」
アシシ「アヒーーーーーー☆@△#!?」
鯰 「アシシ退治が上手くいったところで、小田和正のエンディングテーマをじっくりお聞き下さい。」
アシシ「ヒーーー……(もがいてます。でも虫の息。)」
あなたのお部屋にもアシシが伺います!アシシに建もの探訪して欲しい方は、住所、氏名、年齢を明記の上、こちらまでメール送って下さい。
若い女性の方、特にご応募お待ちしてます。関東、甲信越、東北南部、東海、近畿地方なら、日帰りで伺います。遠隔地は相談に応じます。(※若い女性のお部屋は、ロンブーのガサ入れ付きです。)