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2000年

2000年   
九州の釣り場は何か釣れそう?
 今年からは九州は福岡からのリポートになります。昨年12月に私も勤め人の宿命と申しますか「福岡勤務を
命じる。」なる辞令を頂き長い間生まれ、育ち、暮らした大阪を離れました。

で、2000年からは九州は玄界灘やその他いろんな好ポイントを坊主の神様が徹底アプローチをしたいと思い
ます。


川の流れのように
2000年12月23日 北九州市 門司 太刀浦岸壁
カレイのベストシーズンになっているに違いない!しかし忙しさと情報不足と言うか福岡市ではあまりカレイの便りが聞こえてこない。
どこが釣れているのでしょうか。きっとあの関門あたりでは釣れているのでは?と思い地図を広げてみても結構、広いしさてさてどこが良いのか分からない若い頃はとにかく出かけていたが最近はしごとの忙しさにかまけて腰が重たくなっている。


そんな1週間前に新聞に「門司でかれいが好調」の活字を見て、俄然やる気が出てきた。形もなかなかのサイズが上がっている。私の頭には新聞で出ているカレイの重みがいかにも自分が釣り上げた時の感触に変っている。次の23日は祝日で会社から呼ばれる心配もほぼ無いし朝から思い存分竿を触れる。22日の忘年会で午前さんになっていたが次の朝は何と4時に目が覚めてしまった。こんな事はいつぞやぶり・・・。最近は横着朝寝坊釣師だったのが嘘のよう。天気が少し気に掛かっていたがまずまずのようだ。九州道を門司までひとっ走り門司インターで降り餌屋を探しあて、九州に来てからあまり見かけないまむしもある。昼から寒冷前線の通過で天気が崩れるのでまむしを少しと青いそめを購入し、餌屋で目的地太刀浦岸壁を教えて頂いた。6時過ぎに現場に到着するともう先客が4名ほど入っている。


広い岸壁で車横つけでこんな横着が出来る釣り場で良いのかしらと思うくらい。向は本州の下関、左手には関門大橋が見えている。竿を2本セットしてなげてみる。思ったほど流されないなー。潮は中潮で満潮から下げてる。それでも10分ほどするとかなり右手に持っていかれる。竿を聴くとちょっと重たい。???魚にしては引きが無い。巻き上げてみるとイイダコ。その後、ピンキスが1匹と、イイダコばかり。やっぱりここでは駄目なのかと思っていると先客に30センチ超のカレイが上がった。気合を入れ直し再度チャンジするが、11時を過ぎた頃から川のように流れ出し27号が投げて1分もしないうちにぴょーっと流されていく。

重りがまさしく飛ぶように流されていく。これが関門を味をさして頂き、12時を過ぎて、北の空が白く濁りだし、風もつよくなり、寒冷前線の接近を思わせ、早々に納竿とした。地の屋台ラーメン屋に聴くと11月は後半から12月上旬にかけて50センチ級が数枚、40センチ級がザラでこのあたりでは上がっていたとか。「遅かりし蔵の介」であった。


カレイのシーズン到来。
2000年12月09日 福岡 志摩郡


カレイはいずこ?いよいよカレイのシーズンインとなりました。どこかで釣れているはず。関西では谷口さんがそろそろ淡路島へトライしている頃では?ここは負けてられません。

良いサイズを上げカメラで撮影して電子メールで送り付けてやろう。という画は立てたものの。良い潮回りのはず。大潮でっせ。
ウーム敗因は朝寝坊した事にしておこう。このままだと20世紀の終わりはボウズでっと言う事になってしまう。
世紀末の締めくくりはvery goodにしよう。






カワセミのホバリングを見ながら
2000年10月22日 福岡南区 那珂川
午前中は家の用事。お昼に2時間ほど時間が出来てしまった。今日は横の那珂川で遊ぼう。最近カワセミも見えなくなったのでどこかに行ってしまったのではと心配していた。釣りをはじめたら覚えていてくれたのか遠目ではあるがホバリングをしたかと思うと川面にダイビング。カワセミの一番絵になるシーンを見せてもらった。
今日はついている。前回のブラックバス釣で気をよくした私は新しいロッドを購入した。その買ったばかりのロッドを一振り二振り・・・・しばらくしてガツンとHIT!!。

かなり強い引きで竿が弓なりになる。しかもゆるめにしていたドラッグから糸がすべっていく・・・・、ジィージィーと小気味良い音を立てて。なかなかよって来ない。竿をためてやり取りを楽しみながら寄せて来たのが下の写真のブラックバスです。いつも持って出るデジカメをまた忘れていた。今度は携帯電話で嫁さんにデジタルカメラを届けさせ写真撮影。デジタル画像に納まってもらい川へ帰って頂いた。約40センチほどで持ち上げている手が少しだるくなった。 本日の当たりルアーも前回と同じフローティングタイプで色は紫色でした。
      
  このルアーにアタック。      この自転車でロッドを持ってブラフラ。  なかなか良いサイズ?右腕にルアーが。

よく聞く言葉って本当?
2000年10月14.15日
久しぶりにいい天気。この2日間はとてもゆったりとした時間を過ごす事が出来ました。釣に行くと良く船頭さんから昨日までよくつれていたのにって言う言葉を聞きます。多分私が下手なのをかばっていってくれているのでしょう。

で、その反対もあるはずだと2日間の釣となりました。14日は大潮最終日、大潮って一般的には良く釣れるはず。
でもこの日はbouzuでした。翌15日にうだうだ時間を潰していると「昨日まで・・・。」の言葉を思い出し「実験だ」とまたまたいそいそと同じ時間同じ場所に釣りに行くことにしました。それも昨日と同じサビキに挑戦。結果は何と何と20センチの鯵がしばらく入れ食い状態。やっぱり「昨日まで」は生きていた。
15日は中潮で月齢17日目。1日の中でも干潮、満潮の前後の上げ下げ三分、七分が良いと言われていますがひと月でもそのような事があるのでしょうか。月齢17日目は下げ7分時に当たるのでしょう。
まっ、講釈よりもとりあえず脂の乗った20センチ強の鯵はとても美味かった。


久振りの関西情報
2000年9月9日 和歌山 志原海岸
釣友の谷さんからメールが届いた。相変わらず好調のようです。

本当に時代は便利になったもので、土曜日の晩には多分釣に行っているだろうと思い。携帯電話にダイヤルしたところやはり帰って来た言葉が「今、45センチのコロダイが上がったところ。」と言う事だった。


翌日早速に写真貼付でメールを送ってきてくれた。実においしそうなコロダイだこと。タマミとコロダイ狙いなのでまさしく本命か。タマミとはフエフキの事で九州ではタバミと言うらしい南九州の方ではシブダイと呼ばれるフエフキがいてこれがたいそう釣味がよくまた食べて美味だと言う事です。

 いつかはチャレンジしたい釣の一つです。







川釣りデビューだぜ
2000年9月16日 福岡市 那珂川
台風の影響でここ2週間ほど竿を振っていない。どうもむずむずする。台風14号が抜けた後で海はまだ荒れているようだし、そこまで行って釣が出来ない時のリ・バウンドがしんどい。家の横の那珂川はいつもより少し水が多いようだが何とか入れそう。よし、今日はブラックバス狙いだ。


ベランダから見ていると40から50センチぐらいの奴がいる。あいつを釣ってやろう。前々からルアーとロッドは買っている。
昔からルアーには大変興味があったので釣道具へ行った時に気が向いたら購入している。で、バシャバシャと川に入りキャストを繰り返す。いつもは投釣の27号程度のおもりなので少し手を離す
ポイントがずれる。

テレビで良く見るサイドからのキャストを試みると結構飛ぶし、思ったところに行く。ポイントは家から見ているので大体判っているつもり、30回目くらいのキャストでうっ、根掛かり??と思った瞬間ギュッ、グイと引きが伝わってくる。

やり!結構抵抗してくれる。おっーと鰓洗いまで見せてくれた。キャッチしたのは約45センチの満足サイズ。こんな時にデジカメを忘れた間抜けちゃんでした。家に戻りヒットルアーだけ写真を撮りました。





つりたーい!その2
2000年8月12−13 鹿児島 黒之瀬戸
 お盆の期間中休みを取る予定が無かったのだが、ひょんな事から4日間の休みが取れる事となった。どこかに旅行するかいろいろと迷ったあげく、嫁の両親が鹿児島の阿久根に帰っていて、姉夫婦も毎年には阿久根に来るので、久振りの大阪弁を楽しみにしていた。12日はお盆休みの帰省ラッシュ真っ只中、いつもは4時間迄で到着するのだか何と7時間も掛かってしまい予定していた夕まず目はとっくに過ぎており、22時に2時間だけと思い一振り。 

と、いきなり2本目をせっといている尻からドラックをゆるめにしている糸が鳴り出し、竿立てから倒れてしまった。 思い切りあわせたらずっしりと重たい。「やったぜ。」何か掛かっている。
でもでも、またフグとか嫌なさかなでは?と不安がよぎる。締め込んでくる。途中かなり潜られそうになるがパワーエアロの力を借りて強引に巻き取り。よってきたのは何と魚型をしているではないか。ライトをあてて、ピンクの魚。それは「鯛」だっ!39センチのきれいな鯛でした。その後すぐに30センチが上がるがあとが続かない。で1時間でまだ、親元にも到着していないので、明日に勝負と心に決めて・・・。


よく2日は晩御飯を頂いてすぐに出発20時に入り今日は22時に終わる予定。先客が入っており浮釣で鯛狙い。左側に投げさせて下さいと挨拶を済ませて。今日はいつものように2本の竿をセットしてから投げ込む。先になげた竿にはもうあたりが出ていたが残念ながらはずれ、2投目にドラッグの空転の音が小気味良い音で出て行く。 がっんとのった。きっ昨日より重たい。でかい。リールが重たくて回らない。と思った瞬間に軽くなってしまった。痛恨のハリス切れ。あーあ。気を取りなおして続けているとまた、潮の流れ以上に糸が出ていく。昨日の2匹目のような重さで巻き上げると25センチ級のチャリコ。

その後、同サイズを3枚ゲットして餌切れ。青いそめ600円で楽しい釣が出来ました。
  
                     1日の釣果                    2日目の釣果、右は単3電池

 
阿久根の海、遠浅で海水浴にはとても良い。右に写真の左の波止から浮釣でハマチが上がっていた。


つりたーい!
2000年8月5日 佐賀県 呼子町
 九州に来て今だに坊主が続いている私。釣雑誌などを読む限りにおいては関西より絶対に釣れる確率も高くしかも大物の確率も高いと確信している。が、まだボウズである。おまけに先週の土曜日には住まいの横の那珂川にちょっと退屈凌ぎにルアーを振りに行った。なれないルアー、数回のキャストで土手のブッシュに掛かってしまった。思い切り引っ張るとそのルアーが生き物のように私に襲い掛かり、足にフックがグサリ。トホホホホである。その日は朝刊で3月生まれは水難の相があると出ていた。すっかり忘れていたのです。


と、散々な九州での釣りとなっていますがとにかく坊主脱出。九州でベストセラーの某釣雑誌社発刊の「近郊釣り場」案内の佐賀長崎版を購入し、比較的福岡から近くで半夜釣りに適していると思われる唐津の先「呼子」にターゲットを絞りました。「ぶっこみで鯛が狙える。」という文字にくぎ付けになり呼子の大橋下に釣り場を決定。先客が一人やはり鯛狙いでかご釣をしており、私と二人。先客に邪魔にならないところに釣座
をかまえ70M位のところへ投げる。写真でも分かるように潮の流れは大変早い。水深もそこそこあり面白いほど糸が出ていく。そこを探ると50Mくらいのところにシモリが帯状になっており、かなりパワーでリールをまかないと仕掛けが取られてしまう。さぁー、今日はやるぞ!っと気合を入れるが、あたりがなーい。


また、このままボウズかと・・・、時間ばかり過ぎていく。24時の納竿まで2時間前にジャっと糸を持っていってくれる。が、少し重い程度、ひょっとしてゴンズイでもやってしもたかと思ってきたのが下のチャリコ25cm。まっ釣れないよりはいいか、明日の晩御飯のおかずにと大事にクーラーに入ってもらいました。

その後、嫁の分と思ってすぐに同じポイントに投げ込み、あたりがすぐに出たのですが乗らず。タイムアップを知らせるが如く「海毛虫」が掛かり、納竿としました。
  
呼子大橋の真下に釣座を構え、右手の方向へ投げる。かわいいチャリコ。


痛恨のバラシ! まだまだ続く坊主?
  2000/07/09  福岡 糸島半島 野北大波止
 3月より2回の唐泊崎への単独釣行、その度にボウズ。
これでは記事にならないし、こう坊主が続くと自信もなくなり釣に行くのが億劫になりかけていました。そんな時に救世主が現れました。私の職場に釣好き、しかも徳島出身で阿波釣法の名手高島さん。仕事の合間に話す会話は釣の話、失せかけていた釣への情熱が再度むらむらと沸いてきました。
今度の休みに半夜で一度行きましょう。彼は本当ならこのシーズンはどちらかと言えばOFF。無理を言って同行頂きました。

7/9日、15時に南区の我が家を出発、途中に餌屋で私はまむし(イワ虫)を、高島氏はおきあみを購入。1時間はばかしで糸島半島北西部の野北大波止に到着。高島さんから海面までの高さがありますよと言う話だったのですが、大波止と名づけるだけの価値はあるか。外海側は1m位高くなっており幅は約2mほどで投げるのには支障が無いが竿立ては使い辛い。根かかりもなく砂浜か細かいゴロタ、40mくらいのところに所々シモリがあり釣りやすい。1投目、さっそくあたりがあったがふぐ。その後もフグばかり、隣りでは高島さんがサバに悩んでおられる。日が暮れてくるとイカ狙いの釣り人がぞろぞろと入ってくる。コンクリートを見るとあちらこちらに墨の後。と20cm程度アジが高島さんの竿を曲げてくれる。

私にはフグすら来なくなってしまった。21時にはほとんど投釣はあきらめモード。もってきた磯竿でチヌでも狙うかと波止際を電気浮を流す。やったー消し込んだ、なかなかの引き、引きぬけない。これはでかい。タモ、タモ、うわっー、タモが届かない。エーイ、ママヨぷっん、ばしゃ。ぷっんという音は聞こえなかったが私の頭の中でははっきりと聞こえていた。その後は私の張りもぶっつん状態。で、今回もボウズ。本当に釣って楽しいですよね。       

釣座から先端方向、曲がり角付近が一番の好ポイント。
波止の付け根方向、こちらも曲がり角当たりが良い。
もっと付け根でバリが釣れると言う事です。
 真っ正面に夕日が沈んでいきます。
岡の釣仲間第1号の高島さん。風がある為に竿を垂直に。

出た!坊主パワー全開だ!!
  2000/3/20 福岡西区 唐泊崎
  引越し後、荷物の整理と仕事にも慣れ、いざいざ九州の釣り場に、関西にいた頃は「九州」と聞けば
好ポイントだらけと言うイメージがあり、「もう、大漁でそして釣れるサイズは関西の時よりも一回りも二回り
も大きい魚が釣れる。」でした。
もう、行く前からこのイメージが頭一杯に広がり、このページに書く事、載せる写真のことをどうしようかと
あれこれ考えでもでも、やっぱり坊主でした。これぞ「獲らぬたぬきの皮算用」でした。

    
福岡市中心部と能古島へ向けて    とても広い釣り場が良い。
  
 福岡の西区のはずれにあり、とてもきれいな釣り場です。駐車場はたっぷりあり、漁協で300円を徴収し
ていますが、清掃協力金の意味あいも大きい。また、徴収小屋の裏にトイレもあり女性やファミリーにもOK。
何よりも駐車場よりも竿を出せるので寒い時には車の中からあたりが取れる。多分、寝てしまいあたりが
あっても夢の中か、夢で大きな魚がつれている事ぐらいがせきのやまか?

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