オリジナルからの変更点は: | |
1) | バイパスコンデンサ (C101,201,103,203) と, カップリングコンデンサ (C102,202) をオーディオ用のと謳われているものに交換。 |
2) | 電源平滑用のコンデンサと並列に 0.1uF の フィルムコンデンサを接続。 これは,TU-870 で同様の処置を施したところ,音質(特に高音)が改善したよう感じられたから。 フィルムコンデンサは基板の裏側に実装。 |
3) | 付属の2芯シールド線は用いず,単芯のシールド線を用いた。 当然,アースラインは別に用意し,網線は片側のみ接続。 |
TU-870(6BM8シングル)と比べると: |
a)
低音が豊かになり,モヤモヤ感が無くなった。 b) 高音がのびている。 c) 音が密になった。 |
ように感じる。 文句無しに数段上の音!! |
ただ一点気になっているのは,音量を絞ると音が霞むような感じがすること。
エージングで改善されることを期待しているのだが...
もしかすると,用途に応じ使い分ける --- 普段は TU-877,夜間など
小音量で聴く時は TU-870 --- のが
良いのかもしれない。 |
その後,小音時の霞みは気にならなくなった。単なる慣れかも知れないが,
エージングの効果ということにしておきたい。 |
June, 2002 無線と実験 4月号の記事に,高域の周波数特性改善の為 NFB 抵抗 (R106,206) と並列に 470pF のコンデンサを追加した旨の記述があった。聴感上特に高域 に不満を持っている訳では無いのだが,記事中のオシロスコープの波形を見ると 確かに方形波応答のオーバーシュートが確認できるので,コンデンサを追加する ことにした。TU-870 でここのコンデンサの容量を大きくすると「音に 面白みが無くなった」経験があるので,今回は少し小さめの容量にすることと した。手持ちに 220pF のディップドマイカコンデンサが有ったので,それを用いた。 結果,音の変化は良く判らない。まぁ,このくらいがちょうど良いのかもしれない。 |
October, 2006 12AX7, KT88 共に Svetlana製に交換。鮮明な音に変化した。 |
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