らいぶらりぃ
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サントリーホール・ニューイヤーコンサート1997

ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団

●日 時1997年1月4日(土)15時開演
●会 場サントリーホール
●出 演ペーター・グート(指揮&ヴァイオリン)
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
ソプラノ:エヴァ・リント
テノール:ローレンス・ヴィンセント
●曲 目J.シュトラウス二世/オペレッタ「メトゥザレム王子」より序曲
J.シュトラウス二世/オペレッタ「こうもり」より
二重唱「あの上品な物腰(時計の二重唱)」
J.シュトラウス一世/カチューシャ・ギャロップOp.97
J.シュトラウス二世/フランス風ポルカ「クラップフェンの森にて」Op.335
アルディーティ/ワルツ「口づけ」
レハール/オペレッタ「ほほえみの国」より
「君こそ私の心のすべて」
J.シュトラウス二世/シュネル・ポルカ「あれかこれか!」Op.403
J.シュトラウス二世/ワルツ「ウィーンの森の物語」Op.325
シュトルツ/行進曲「ウィーンからの挨拶」Op.898
シュトルツ/プラターの木々、また花咲いてOp.247
シュトルツ/ブロンドでも茶色でも女はみんな大好き
エドゥアルト・シュトラウス/シュネル・ポルカ「さあ逃げろ!」
ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「我が人生は愛とよろこび」Op.263
カールマン/オペレッタ「マリツァ伯爵夫人」より
「さあジプシーたちよ!」
カールマン/オペレッタ「チャルダッシュの女王」より
「ハイア、ハイア山こそ我が故郷」
カールマン/オペレッタ「マリツァ伯爵夫人」より
「神様、今日はいったいどうなされた」
J.シュトラウス二世/ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314

 正月、実家に帰省している間、せっかく、東京の方に帰省して いるのだし、又、どうせ暇にしているのだから、というわけで、柏から赤坂まで 出ていきました。

 さすがに4日目ともなると、疲れてはるやろなぁ、なんて思っていたのですが (今回の公演は元旦から今日までの4日間連続公演です)、さにあらず、疲労感 というものをあまり感じさせない、キレ味のいい、ウィンナ・ワルツやポルカ、 オペレッタ・アリアでした。(ま、ところどころ、おや?と思うところもあった のですが、愛敬ということで。)

 特に、独唱はなかなか頑張っていましたね。ヴィンセントさんのテノールは、 なかなか凛々しい感じがして、これで「君こそ私の心のすべて」なんか歌われた 日にゃ、女性だったら心揺らされるのでしょうね。(ほんまかいな。)実際、演 奏でも舞台の上を下手へ、上手へと動き回って、何と表情豊かなこと。さすが本 場、というところです。そして、「君こそ私の心のすべて」が終わってからの拍 手に応えて、何と、日本語の歌詞でもう一回、歌ってくれたのには、感激!でし た。一方のリントさんのソプラノは、何か線の細いような感じもしたのですが、 こちらもまた、表情豊かな演奏でした。

 そして、指揮のグートさんのヴァイオリン・ソロ(「ウィーンの森の物語」の 最初と最後の部分など)や、細かな演出など、とっても楽しい演奏会でした。例 えば、「クラップフェンの森にて」ではSEで鳥の鳴き声を流す、とか、あるい は同じ曲で鳩の鳴き声をちょっととぼけてみたり、とか、「さあ逃げろ!」で鉄 砲音を鳴らしたり、など。そして、最後のカーテン・コールの中で、最初の「こ うもり」の「時計の二重唱」で取り上げた時計を、リントさんが取り出してみせ る、という「こうもり」の場面の再現をしてみせたり、とっておきは、アンコー ルの「ラデツキー行進曲」で、何と、ヴァイオリンの人達がやおら、立ち上がっ て、曲席へ降りてきて、ぐるりと回って、舞台へ戻る、という、まるでシアター ピースのような(?)演出。最後まで、笑いを取ってくれて、ほんま、楽しかっ たですぅ。(^^)

 毎年のTVのニューイヤーコンサートよりも、こっちの方が、感動、というか 聴いての充実感というものは、ずっとあるような気もします。(^^;)

 来週は、神戸へ帰って、「ウィーン.ヨハン.シュトラウス管弦楽団」のニュ ーイヤーを聴きに行きます。ウィンナ・ワルツの日々になりそうな。(^^;)