世界ウルルン滞在記・スタジオ観覧

2001.6.29

 久し振りの「世界ウルルン滞在記」出演、そのスタジオ収録に行ってきました。集合時間の1時間半ほど前にスタジオに着くと、まだ集まってる人は数人ってところ。並んでるときにロビーを覗いたら、すでに淳くんはスタジオ入りをしていて、座って誰かと話していました。
 そして時間になって私たちもスタジオに入り、右側の一番前の席をゲット。本当に淳くんの正面で、解答者席がVTRを見るのにこちらにガーっと移動して来てる時には、左端っこの清水圭さんと淳くんはよく何か話して笑うんですが、まるで私に笑って話し掛けてくれてるみたい!という勘違いの極楽気分でした。

 久し振りに見た淳くんは「痩せた」とは言ってましたが、大して変わってなかったように思え、とても元気でした。VTRでは無精ひげが伸びっぱなしだったし、スタジオでは何とも言えない服着てましたけど(笑)。遠くから見てたらキリンの模様みたいって思ったんだけど、ショッキングピンクの地に大きな茶色の林檎の模様のシャツに濃い色のGパン、足元は親指を引っかけるデザインのサンダル履いてました。

 さて、今回は幻の魚・ピラルクーに会う!でした。で、しょっぱなから髭面で、ナンジャ?って思ったんだけど、どうやら、そのブラジルの魚を獲る部族が住む小島?に行くのに、3日掛かったみたい(驚)なので、映像にし始めたときにはすでに髭面だったのも納得かな…と。で、この先どうなるかと思ったら、最後までそれほど伸びませんでした(笑)。
 ぼろっちぃモーターボートに乗って行った島の岸壁には、住民がそろってお出迎え。偉い人が羽根飾りをつけてるということで、分かりやすい挨拶を交わした後、村一番の釣り名人のお家に居候です。

 まずはその部族の人らしく、身なりを整えます。魔よけとかいう意味もあるそうなんだけど、ナンタラいうので、染め粉をつくり、身体中に幾何学模様を書きます。淳くんも書いてもらうのですが、なんか感じちゃうみたい(爆笑)しきりにへんな感じがするよーーって笑ってました。途中女の人の指に代わるのですが、「あ、女の人の指だー。く〜っ!」みたいに、ちょっと我慢してる風で、笑えました。で、首飾りや腰蓑のようなものを着け、耳にはハイビスカスのようなお花を差してたのが妙に似合ってたけど、これ、一瞬しか映らなくて残念…
 スタジオでの話しになりますが、この模様型に日焼けしちゃったみたいで(塗ってた部分が日焼け止めの作用で白く残ってる)、見せてくれました。お洋服たくし上げて、見てみて!って。これにもちょっと笑えました。サウナとかでは刺青に見られて入店断られちゃいますね、という話でした。

 カラジャの子供達は一日1回川で水浴びをするといって一緒に浴びる淳くん。大はしゃぎの子供達に「みんな、お猿さんじゃないんだから」と言ってましたが、すっかり淳くんもお猿さんの一人でした。
ご馳走の亀がとれたと言われ、見に行く淳君。全長30cm位の亀が3匹くらいひっくり返されてるんですが、それを元通りにすると猛ダッシュで逃げる亀。うさぎと追っかけっこしても勝つような速さという話。そこから村のお祭りに行こうと言われ、淳くん「あ、亀はこのままで?」と気にしてるのがまた可愛い。そのくせ「じゃ、君達は甲羅干しになってて」と亀に捨て台詞を残して行きました。

 お祭りでは「あんたがたどこさ」みたいな踊りに加わって楽しそうでした。で、その後は、若者のための出会いタイムというか、男が前述の染め粉みたいなのを塗ったくった棒を持ち、逃げるんだけど、女たちは、気になる男に染め粉をくっつけるべく追いかけます。で、それがかなり本気の走りで、淳くんもゼーハー言いながら全力で逃げ回るんだけど、捕まえられて、身体中に染め粉つけられて、これもまた見ていて楽しかったです。
 でも、体格が淳くんの倍くらいある女の人がすごい勢いで追いかけて来た時には見てるほうも怖いくらい…。淳くん最後は降参してました。途中で淳くん「チンチンつかまれたー!」と言ってるシーンがあったんですが、翔子ちゃんが「私のモノよというつもりじゃない?」と突っ込んで大爆笑してました。

 そして、夕食。魚を獲る人達だから、当然自分でとった魚なんだけど、たまに「亀」が獲れるんだそうです。これは、とっても貴重なもてなし料理みたい。で、その日は先ほどの亀の姿焼きです(笑)あと、煮亀とね(^^;)。どちらも、鶏肉の軟骨? みたいで美味しかったそうです。焼き亀の足が一番美味しかったとか…。

 夜は小さな個人用のカヤを吊ってそこに眠るんだけど、虫がすごかったらしいです。特にゴキブリ!絶対に入ってこないようにやるんだけど入ってくるんだそう。しかもカヤにびっしり(笑)
 相当インパクトがあったみたいで、しばらくゴキブリ談義でした。居住地のトイレも、ゴキブリがすごくて、夜、行ったら、トイレの壁と、ぽっとん便所の中もゴキブリだらけなんだって。それもみっしり!なので、その時は大きい方を我慢し、明け方、朝日が昇って薄っすら明るくなる頃にはゴキブリがいなくなるので、その頃トイレに行くようにしたんだそうです。で、トイレに行く時は、家の人を起こさないようにしてたんだけど、すぐ気付かれちゃって、「どうした、淳?」と言われてたそうです。

 「世界の国々でバク転をする山本」と言って淳くんは子供達の前で連続バク転をするのですが、ちっとも受けずガッカリ…。スタジオで「もうバク転は受けないってジャニーさんに言っといたほうが良いよ」と言われてました。でも子供達は淳くんがいない時に真似してみんなやってましたけどね。そのこと、淳くんは全然知らなかったようですが…。
 淳くんは毎晩村の子供達にダンスを教えてたそうで、段々人が増えてしまい大変だったそう。音楽はなくて適当に口ずさんでやったそうですが、こんな受けないバク転よりもそちらをVTRで見たかったです。

 で、いよいよ川に出て魚釣り開始なんですが、擬似餌を紐の先につけてブンブン振り回して投げて釣るのと、弓矢で射るのと2通りやってました。紐の方はすぐにできてましたが、弓矢が上手くできず、基本は弓で魚を射るので、弓の練習です。原始的な弓だから難しかっただろうと思うんだけど、的の棒に当たらないと、1mぐらい前に出され、さらに1mと、ちょっとずつ前の方にやらされちゃうの(笑)。「おれ、むいてねぇのかなぁ〜」って口惜しそうでした。でも「負けず嫌いなんだよ」とも言って練習してる内に段々慣れて来ると、今度は草を輪っか状にして、転がして、そこに当てるんだけど、淳くん、当てました。喜んでる姿もまた微笑ましかったです。

 いよいよ幻の魚ピラルクーを獲りに居住地から4時間ぐらい離れたところにキャンプに行きます。その川にはピラニアもいて、淳くんが直接川の水で顔をあらっていると、「ピラニアが来るから、コップに水を取って顔を洗いなさい」って注意されてました。
 夜みんなでテントを張って寝てたのに、淳くんの他3名(現地人)が気づくといなくなってて、そこは豹?(ピューマ?)とかヘビとかピラニアがたくさんいる湖のほとりで、淳くんは怖くて怖くて頭に布をかぶって「おーい!おーい!!」と声をあげてたそう(笑)。見てる方は面白かったけど、淳くんは本当に怖かったようです。でも、その時の様子を説明する姿が必死でまた面白かったですけど…。

 次の日の朝、早速ピラルクーを釣り始め。まず追い込むのにカヌーで水面を棒でバシバシ叩くのを淳くんがやってたんですが一生懸命叩いてました。で、2匹釣れて2匹目が特に大きくて、岸に引き上げるのに淳くんヨイショヨイショって頑張ってるんだけどなかなか進んでませんでした。
 その魚の大きさを測るのに淳くんしゃがんで両手を広げて、でもそれよりも魚は大きくて、という時が子供のようでした。脇で友人ががまるで鯉のぼりを担いでるようだと言っててその表現があまりにピッタリだったので大笑いしました。

 そして、旅立ちの日の前夜。涙ぐみながら「しっかりしなきゃ」とか「強くならなきゃ」とか言ってるんですが、あまり上手く話せてなくてもどかしかったかな?
 今回のお父さんもとても温かい人で、彼らもモンゴル系の顔をしているせいか、とても親近感が沸いたし、とにかくいい感じでした。お世話になっている間、子供達と仲良くなるべく、毎日ダンス教室をやったりして、遊んであげてたみたいで「いつも優しくしてくれてありがとう。僕の名前を貰ってください!」って、名前貰ってました。ちょっと今思い出せないけど(^^;)
 思い出せないと言えば、問題が3問出されたことになってたと思うんだけど、3人で幾ら考えても2問しか思い出せないのでやっぱり2問しかなかったのかな? ちなみにQ1はピラルクーの鱗を乾かして売りに行くのですが、それは何に使うのでしょう? Q2は結婚できるかどうか、試される儀式で、男性は一定時間内に魚を3匹釣れるかと言うものですが、女性は何をするか? と言うものでした。答えは放送を見てくださいね。
 そして、最後の日は涙の無いさようなら。絶対また会えるから!って。さわやかでとっても良かったです。

 その後淳くんと翔子ちゃんでキーワード、全員でアイキャッチを収録。アイキャッチで清水さんが箱を持って「からじゃ」と言うんですが耐え切れずに吹き出す淳くん、これはもう一度見れると良いなぁ。

 映像を流している間、淳くんは三宅さんに楽しそうに説明してました。回答者は、石坂さんと、オセロの中島さんと、角野卓三さんと、清水圭さんでした。オセロの中島さんとはやっぱりお友達みたいで、おもいっきり余裕の口のきき様でした(^^;)角野卓三さんは、これまたありがたいほど、熱心に淳くんの話しを聞いてくれ、さらに、時々肯き、最後は感動したとまで!!角野さんはとてもいい人です(笑)。これが一番の感想だったりして(^^;)

 と言うことで、私・芽衣は残念ながら行くことができなかった「ウルルン」の公録でしたが、友人達がそれぞれ詳しい報告をしてくれたので、それを元にレポートしてみました。友人達のお陰ですっかり私も見た気になれた、今回の「ウルルン」でした。
 協力してくれたあんりさん・Zuちゃん・さつきさんVery thanks!!

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