山本淳一と楽しい時間を過ごそう会・バーベキュー&温泉ツアー

2002.7.12〜13 IN 熱海

 7月12日金曜日、昨日の台風一過の晴天が少し落ち着いた空模様の下、前泊した友人の家から西新宿まで歩いていくと、ちょうど集合時間に着いた。集合場所の安田生命ビルの前には女の子の集団、その中に”山本淳一と楽しい時間を過ごそう会”と書かれたボードを首にかけたスタッフらしき男性が…(お願いやめてっ!)思わず引き返しかけたその時、友人に声をかけられた。
 バスが少し遅れて着いて、1号車に乗り込む。私達Cグループ6人の座席は4列目が2席、5列目が4席。1人が現地集合となったらしく、私の隣が空席になった。添乗員は大貫さんという男性、いい人だった。淳くんへのプレゼントや手紙はここで大貫さんに渡す。

 淳くんは、2号車の参加者に挨拶をした後で、やっと私達の1号車に登場。ツアーが始まった!カメラマンは2号車に、淳くんの横にはジャニーズJr.のような男の子がお付きでついていた(笑)
 墨絵のような紺の模様が肩や背中に描かれた”和”のTシャツ、幾何学模様のバミューダパンツというスタイルの淳くん。膝下丸出し…「ピノ」で、すねげを剃った後濃くなったと言っていたが、確かに…。
 淳くんは最初バスに乗る予定ではなかったが、本人の「乗りたい」という希望で実現したらしく、「スタッフ大迷惑かも」と言っていたけど、確かに淳くん達が乗ってくると大貫さんの席が無くなる。彼はどこにいたのかしら?床に座っていたのかな、私の席からは姿が見えなかったから。
 「自分から乗りたいと言ったのはいいけど乗ったらお喋りしなくちゃいけないし、眠いんだけど…」(昨日寝ていないらしい…緊張してたのかな?)気持ち悪くなりそうと言いながら、バスガイドのように後ろ向きに立ってマイクを持つ淳くん。笑いながら私達に手を振るおじさん達のツアーバスが追いこして行く。若い女の子ばかりのツアーバスは、おじさん達の目にはどう映ったのかなぁ(^^; 
 淳くんは「最近コンタクトを入れたので見え過ぎて気持ち悪いと言うか、みんなが見ているのがわかるのでどこを見て良いのか…」と困っていて、ちょっと目線が泳いでいたような気がする(笑)

 前ばかりで話すのは不公平だという事で、真ん中当たりまで来て主に後部座席の人に向かっておしゃべりして、前に戻る途中、ちょうど空席だった私の横で手を荷物置きにかけておしゃべり、その時、Tシャツの袖口から脇が見えてしまった。ごめんなさい淳くん、見てしまったよ。ついでに顎にはヒゲ剃りの時にでもついたのか、ほくろをとった後なのか、傷がついて血が滲んでいたのも見てしまったよ(=_=;
 誰かの(たぶん諸星君)ツアーのツーショット写真を淳くんに見せて、今回のツアーでツーショがない事を言ったと思われる子に、「彼は彼、僕は僕だから」と、相変わらずの淳くん節を聞かせていた。
 今、事務所をどうしようかと迷っていて「もし事務所に入ったらこういうツアーもできるかどうかわからないし…前の事務所でできたか?と言うとね?…だから今回は貴重なんだよ」と淳くん。事務所に入ると色々守られて便利な反面、自由はきかなくなる…難しい所だ。
 「みなさんお酒は飲めるんですか?乱れちゃったりして?」とか軽いノリの話が続き、こんな話ができるようになってと喜んでいた淳くん、もうすぐ海老名パーキングという所で大貫さんと変わろうとして、ステップの所でちょっとよろけてしまい「最近ローラースケート履いて無いんで、あれ重いから足腰が強くなるんだけど、去年ディナーショーなかったんで…つーか人前で踊ってないのがいけないんだけど…」と言い訳。でもダンスは、電車が暗くなってガラスに映ったところでやってる、かなり危ない人になってます…って言ったのは冗談だと思うけど…でもみんなの前で踊りたい気持ちはいっぱいあるようだ。
 「笑っちゃうね、バス乗ってンだよ。みんなと普通に話して…」と言ったところで海老名到着。「はい着きました。トイレに行って帰る時はバスを間違えないよう、前に書いてある看板をよく見て……」とまるで、先生かガイドさんのような言葉を残して淳くんは2号車に移っていった。
 集合場所でスタッフの持っていたボードにも、バスのツアー名のプレートにも、ホテルの入り口の板にも、宴会場入り口にも、もちろん宴会場の舞台の上にも”山本淳一と楽しい時間を過ごそう会”の文字がズ〜〜ッとついて回ったわけで、最後にはみんなボードや看板と一緒に記念撮影をするくらいに開き直ってしまった。
 小田原インターを降りたところで、そば会席の昼食。淳くんは外見は壁に見える小部屋で、スタッフと一緒に食事をしたようだが、私達は見晴しのいいお座敷でゆっくり食べてのんびりしていた。するとガラスの向こうのベランダで淳くんの撮影が始まったので撮影見物したり、友人がトイレから帰るのを玄関で待っていたら淳くんの出待ちになってしまったりと(笑)、なかなか楽しい昼食タイムであった。

 新宿から約4時間かけて熱海後楽園ホテルに到着。淳くんが先にホテルに入るのを待って、やっとチェックイン。お部屋の金庫が6個ちゃんとあるのに驚き、浴衣(可愛い柄だった)をチェックして合うサイズを追加してもらったり、お茶を飲んだりして、とりあえずお風呂へ。大浴場が2つあり、バスタオルも化粧品も完備して、リッチな気分になるホテルだ。そういえば、晃くんの出ていた最近の「ホテル」は、舞台が東京ドームホテルだったけど、ここもそのグループなので、制服が同じだったかも。
 そしていよいよ宴会。かなり広い宴会場で、2階席があったり照明や音響も整っていて、ここでお座敷ディナーショウーができる感じ(笑)。思いっきり食べたり飲んだりして、気分よくなった所で司会のお姉さん登場。このお姉さん、昼食のお蕎麦やさんで待っていた人で、目立つ人だな〜ッと思っていたら業界の人だったらしい。ちなみにベンツにお乗りのようだ。上手な司会だった、さすがだ。

 幕が開き、淳くんがみんなと色違いの浴衣で舞台に登場。拍手。浴衣の下に赤いメッシュのタンクトップとペンダント、足には5本指靴下。最初ホテルが用意してあったタビックスかと思ったけど、自前でした。
 「こんばんわ。改めまして山本淳一です(笑)お酒があまり進んでいないようで、もっと乱れるかと思っていたのに、意外とみなさんしっかりと…僕は飲んでないんですが…」で、淳くんはビールで乾杯。その後も何度か、みんなが乱れないと残念がっていたけど…つくづく淳くん変わってないな〜と(=_=)
 司会のお姉さん曰く、一つ目のアトラクション(淳くんに大受け)は私物のオークション。世界最大の民間保護団体、WWF世界自然保護団体への寄付のためのもので、淳くんは「次の世代に自然を残したいと言う気持ちで機会があれば募金はしてきたのですが、気持ち程度でいいので…品物は山本と旅した物シリーズと言う事で…」で始まったオークションとその結果。

 ・カナリア諸島で着たブルーのTシャツ。10、000円。
 ・「釣りロマン」のニューカレドニアで着たオーバーオール。5、500円。
 ・「ウルルン」でサハラに持っていったバッグ。12、000円。
 ・写真集”1994・今…”で着た水玉のブラウス。13、000円。
 ・世界遺産でオランウータンを抱きかかえた時のチェックのシャツ。11、000円。
 ・淳くんが「これはあまり良い物じゃない…悪い物、つーか僕にとっては縁起が良くない…FRIDAYか何かに載っちゃった時の(爆笑)…僕は要らない…僕が持ってたら良くない…みんなが持っていたら良いかも知れないと言う…こっぱずかしく赤くなりましたが…」としどろもどろになって説明したキャップ。5000円
 ・スノボー用に買ったのだが、野外のスポーツは危険だからと(たぶん事務所に)止められ、生ダラとかのロケで着たシャツ。15、000円
 ・ケニアとかアマゾンとか、とにかくいろんな所に持っていったバッグ。35、000円。
 ・シティランナーの取材をかねたホノルルマラソンの時の衣装。下は無くしたらしいが…。20、000円。
 ・始めてのホノルルマラソンでの衣装。45、000円。

 オークションは500円から始まったが、Cグループの酒飲みの私ら2人は始まった途端トイレへ(爆)ごめん淳くん。2万円が出た時はどよめきが起こり、3万円以上になると淳くんもびっくり。
 その後は、会場に入る時に引いたくじ引きの抽選会。バスの中でファンからチェックが入って、『一つしか作ってないよ』と嘘をついたらしいJ☆Rオリジナルの携帯ストラップ10名。
 アマゾンでの入れ墨のシミをかなり消してくれた淳くん愛用の、イナータス提供のボディソープ30名。くじ運のない私が、ボディソープをゲットしました。ちょっとびっくり〜!
 「最後に、一名引いてもらって、山本くんとデュエットを…」と言われ、淳くん「歌いたい人いるの?あ、いるんだ、ホントに?」でくじを引いたのはいいのだが、2人が権利放棄。3人目は強制的に歌う事に。
 ”三年目の浮気””別れても好きな人””男と女のラブゲーム”の中から(淳くんどれもヤバいぞっと思ったのは私だけ?)、”三年目の浮気”の1番だけを子連れのママさんとデュエット。
 「山本君にもうちょっと歌って欲しいな」と司会のお姉さん。偉い!よく言ってくれた!みんな拍手!なのに拍手が聞こえないと、カラオケのそばに居た淳くんが言うので、みんなで淳くんコール。TUBUの”夏だね”を歌ってくれて、会場はノリノリのコンサート状態。
 歌い終わって何か言いかける淳くん、止まないアンコール。司会のお姉さんにも勧められて、次の曲を選び「カラオケですからね、本番じゃないですから」とことわってマッキーの”Are You OK?”
 「今日始めて歌ったので…」と言いかけたらまたアンコール。「じゃあ最後に…本当はちゃんとコンサートで聞いて欲しいんだけど」と待望のバラード、山根康弘さんの”Get Along Together”を熱唱。不覚にも泣いてしまった私だが、最後に「ありがとうございました」と言った淳くんの声も震えていた。

 最後にバスごとの集合写真撮影と握手会。「思わず歌ってしまいましたが、自分のオリジナルの曲とかもっとちゃんと勉強していろんな所で歌えるようにしていきたい…」とすごく歌を歌いたい気持ちになった様子。
 今回のツアーすごく不安だったけど、1日目は上手く行ったんじゃないかな…と安心した様子の淳くん、閉まる幕に挟まれるギリギリまで舞台に居て、閉った幕の間からも手を振って、ちょっと「ピノ」のカーテンコールを思い出してしまった。
 「この後飲むんですかね?みなさん。寝坊しないように、今日はほんとにありがとうございました」と淳くんが最後の挨拶で言ったのだが、その通り(笑)。スタッフの許可をもらって、宴会で残ったビールとワインを部屋にお持ち帰りして、大いに飲んだ。と言うことで、1日目の夜は更け…

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