ニッポン放送「綾小路セロニアス翔☆オールナイトニッポン」
2003.7.18(金)

 「ゲストが登場しますよー!元光GENJIの山本バンジー淳一さんがパラダイス銀河からやってきまーす!あのね軽く勢いで紹介しましたけれど、山本淳一さん率いる(?笑)光GENJI、知らない人なんかいないよね?オレだけじゃなく全ての人のスーパースター!オレ、スターに会うとホントにしどろもどろんぐになってしまいますけど、今日は緊張しない振りで行きたい!今までのオレとは違うぜ!光GENJIは越えてますから。オレの中で月並みな表現ですが雲の上の人!オレの思いとかを山本さんに伝えたい!山本さんへの質問も急げハリアップ!君を乗せた緑の電車が逃げていく前に!」で番組が始まりました。

 今夜のゲストを紹介しましょうで、「パラダイス銀河」と供に「山本で〜す!緊張してます(これは団長の事を言ったのかも?)大丈夫でしょうかね?」と言う淳くんに「いや〜もう!かなり日本の夏きんちょうモードですよろしくお願いします。氣志團の事知ってます?(知ってますと淳くん)今お幾つ?」と綾小路さん。「31歳。団長は?」と淳くんが聞くと「私、永遠のシックスティーン」(笑)。
 綾小路さんが光GENJIは「私の永遠のアイドル、スーパースター、神様」とまで言ってくれて、「いやいや…」と淳くん。淳くんもたまたまテレビで自分達の名前が出たのを見たことがあるそうで、そうやって言ってくれる人と、この世代になって話ができるのは最高なことだと。綾小路さんも「お会いできて、謎の達成感が…」なんて言ってました。
 光GENJI時代の話。何もわからず、好き勝手もできたけど、自分の青春時代も守りたかったし、大人ぶったりもしたいけど、少年ぽさも持っていなきゃいけなかった。成長して行って、笑顔がおじさんぽくなってしまったのじゃないかとジレンマを感じたり、好きなことが出来なかったり、辛いこともあったけど、自分の選んだ道だから…。「笑顔」がみんなのパワーになって手紙などを貰った時、自分はそれでいいんだと思った、と言う淳くんでした。
 事務所に入ったきっかけを聞かれて、小学生の時に近藤真彦さんを見て、こーゆー風になるよと親に言って、実際オーディションを受ける時は親の反対にもあったけど、貫いて入った世界で、父親に「適当なことやったら許さないぞ」と言われた約束を今も守っているとのこと。
 綾小路さんからの質問「アルバムの中では何が一番好き?」。淳くんは「365コの夜」や「クリスタル・ユニヴァース」と答えてました。綾小路さんは「サマースクール」が好きでアルバムは「Hi!」が一番好きだと。今でも一番聞いてるそうで、車に乗ってると途中で止めちゃうなんて言ってて、「Hi!」に対する思い入れが強すぎて…と言う綾小路さんに「何で?」と聞く淳くん。「一番多感な時期だったからだと思う」と答える綾小路さんは人生のフェイバリットアルバムが「Hi!」とまで言い切ってました。そこまで言い切る綾小路さんには悪いけど、私はこのアルバムは一番思い入れがないなぁ(^^;)。ファーストに比べるとやっつけで作りましたって気がしちゃって…。キラリと光曲もない気がするし…。
 話戻して、光GENJIにいろいろな人が曲を書いていて、バンドブームなどもあって森若さんが書いた曲などもありますが…と言うと「♪ヒットパレードボーイ〜」と歌う淳くんに、ハモル綾小路さん。(番組)しょっぱな「Hurry Up」だったし…と言う淳くんに、あの曲は昔、アルバイトしていた時に忘年会でみんなで演奏したんですよと綾小路さん。「ガラスの十代」や「STAR LIGHT」はメンバーでちゃんと歌うパートも決まってたそう。
 光GENJIは同級生の女の子はみんな夢中で、男の子も好きだとは言わないけれど、髪型を意識したりして。自分の好きな女の子も、もしかして気になってるんじゃないかと思って、誰もをときめかせてしまう光GENJIって何者? と思ったことろから始まった。ラジカセを買ってもらったのも光GENJIのためで、お小遣いがなかったから、テレビの前で歌を録って、毎日毎日ときめいていたと熱く語る、綾小路團長でした。「今度、僕のアトリエにいらしてください。光GENJIミュージアムですから」と言う綾小路さんに、淳くんも圧倒されていたよう(^^;)
 ここで淳くんのミニアルバム『artless』から「It's all my things」

 リスナーからのメッセージ紹介。淳くんに質問「ローラースケートは今何処に?」に「家にあります」と淳くん。綾小路さんに「今度良かったら見に…」と言ってました。白と黒とあって、光GENJIでは赤、SUPER5ではオレンジの入れ物に入れていたローラースケートは、ちゃんと大事に取ってありますと言う淳くんに「ハンマープライスに出たら、私財を投げ打ってでも…」と言う綾小路さん。
 リスナーから「アメリカンバーを食べ、チンチンポテトを食べ、毎週土曜日は『GENJI GENKI爆発』を聞いてましたが、翔ヤンはどんな感じでファンでしたか?」と言う質問に、綾小路さんも(CMやっていたものは)何でもかんでも食べてました。マイクロマジックの黄色いシャツを欲しい欲しいと思っていたら、ファンの人からいただきましたと綾小路さん。他にも「剣の舞」の剣を持っていた人が自分が持っているより、大事にしてくれるでしょうと番組に送ってきてくれたので、家宝にしていますと綾小路さんが言うと、「マジ? 自分も持ってないよ」と驚く淳くんでした。
 あの頃はボングショコラやクリスピーナを食べまくってましたよと言う綾小路さんに「ワンショットの牛乳もあったよね」と淳くん。綾小路さんはこの人たちの思いと同じ、みんな顔中ニキビを作りながらね…と。今でも、自分は乙女だなと思っているのだけど、あの頃に自分の中の乙女心を引き出されたと言うか…。男の子なのに、こんなに胸が騒ぐのは何でだろうと思いながら、みんなよりももっともっと恋してたと、またまた熱い綾小路團長でした…
 光GENJI世代だと言うリスナーから「高校受験の時、メンバーがテレビで『受験勉強頑張ってください』と言ってくれて、励まされました。ところで、昔のメンバーと会ったりするのですか? 当時はケンカなどありましたか? 今だから話せる秘話を教えてください」と言うものに対し、淳くんは「頑張ってね」と言いながら、自分も中間・期末試験とあったから、頑張らなきゃと、4年間頑張って高校に通って卒業したと。ケンカはささいなことでよくしてたけど、外に出ればプロ意識があるから100%笑顔で…と言う淳くんに、「100%勇気もらってましたよ」と綾小路さんが言うので「ガッカリして、メソメソして…」と淳くん。
 全然知らないメンバーが集まって、ひとつのグループになって歌って、踊って、ローラースケートして、いろいろなメッセージを伝えてチームワークはできたけど、15〜20の多感な時期に毎日、親兄弟よりもいっしょにいたから、ぶつかり合いもあったと言う淳くんに、「まとめ役は?」と綾小路さんが聞いたけど、O型がいなかったので…って血液型の話をする淳くん。それはまとめ役はいなかったってこと?(^^;)
 普段、どんな会話をしているのだろう? どんな家に住んでいるんだろう? どんな恋をしているんだろう? といろいろなことを想像していましたと、ホントにファンな発言の綾小路さん。光GENJIは手の届かないスターだったんで…。でも「GENJI GENKI爆発」をもの凄く聞いてたんでって言いかけたところで「トゥルルル〜ハロー!ダーリン」ってやったもんで、話はそこで終わってしまいました。「マニアック過ぎて、聞いてる人、わかんないじゃないか」と淳くん。ここで流れたキャッチも「ほのかに甘くFRIDAY」だったけど、これっていつもそうなのかな?

 最後は淳くんのこれからの活動のこと。7月30日から8月3日の「森は生きている」は2、3年振りのミュージカルで、独立して第一歩の作品なので新しい自分が出せればいいなと言う淳くん。共演者の松岡英明さん(綾小路さんもお知り合いかな?)や曽我泰久さん(ザ・グッバイも大好きと言う綾小路さん)の話で盛り上がってました。「いろいろ吸収しながら、毎日いっぱいいっぱいの中で、楽しく稽古してる毎日でございますね」とちょっと團長の口調がうつってる淳くん…。希望や夢を伝えられるような、小さい子から大人まで楽しめるものだと思うので、是非観に来てくださいと宣伝。
 10月11日には原宿でライブ。これまではキーボードやピアノだったけど、ギターに挑戦する予定と。他、公式HPのことや、7月下旬から配信の着声のことを言ってました。着声のことですかさず「波動拳」って言う綾小路さんでした。こーゆーことがすぐ出る辺り、本当に好きだったのねぇと思いましたけど、淳くんも「Hurry Up」の話題が出たときも演奏を口ずさんだり、CMの話題でもすぐ商品名が出たり、「ハロー!ダーリン」も一緒に言ってたし、綾小路さんも楽しかったのでは??
 最後は『artless』から「陽はまた昇り」が掛かりました。淳くんもタジタジ気味の綾小路さんの熱いファン振りが楽しくて、面白かったです。また出演してくれないかな…。

 オマケ。淳くんが帰った後、次のコーナーが始まる前「はーっ、ちょっとねぇ、なんだろ、今、乙女の気持ちいっぱいでですね。このスタジオ中フローラルなようなジャスミンのようなお花の香りいっぱいですけれどもね。淳くんではなく、オレにとっては永遠に山本クンと言う存在なんですけど、山本クンに会っちゃった!すごい素敵な人だったぜ!」と溜息の團長。
 「すごくたくさんのメールが来ているんだけど、オレのホントに個人的なお話だけで、全部コーナー潰してしまって、全然紹介できなかった、ほんとにごめん!」と言いながら「いや〜、良かった」と後悔は全然していない様子でした。


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