山本淳一杯・ボウリング大会

1996.9.17 大阪・桜橋ボウル

 大阪でのコンサートの翌日、淳クンのラジオのスポンサーさまの桜橋ボウルで、山本淳一杯・ボウリング大会がありました。これは8月の半ばにラジオで告知があり、翌朝10時から先着100名の受付だったのですが、リアルタイムでラジオの聞けない私は、この申込みを知ったのが丸1日経った後で、もう定員になってるだろうと思ったからこの段階では参加諦めてたのです。でも、中野で会った友人からキャンセルが出てると言う話を聞いたので、ダメ元で電話して聞いたところ、1名だけ空きがあるとのこと。即、参加申し込みをした私は1週間前のギリギリすべり込み参加でした。

 当日、1時半頃会場へ。受付を済ませてシューズを借り、会場となる5階のオレンジホールへ。41番レーンから60番レーンのこのホールは、この大会用に貸切りらしく「山本淳一ボウリング大会」の横断幕が。レーンごとに5名のグループに分けられていたので、自分のレーンを確認して待つことしばし。やがて淳クン登場。濃い茶系のTシャツに中に長袖のボーダーのシャツを着、カーキ色のだぼパンツ。頭にサングラスをカチューシャ風にしてました。髪は茶色いし、服もダーク系で顔が真っ黒だから、パッと見の印象は「淳クン暗い、どこが顔かわかんない」でした(^^;)。
 ご挨拶。「昨日太鼓叩きすぎて、薬指腫れちゃって、投げれないなんて理由つけちゃったりして…。みんなで楽しくできればいいかなと思うので、山本淳一杯を目指して頑張って下さい」。その後、ゴールデンボールを使っての始球式はみごとストライクでした。で、「今、溝あったの知ってた?」なんて言って、でもすぐ「ちゃんとしたストライクだから。昨日下手って言ったのは嘘だから」と強気発言の淳クンでした。ここまでは真ん中のレーンでやって、ゲームにも参加した淳クンは42番レーンへ。私は60番レーンだったので、ゲーム中の淳クンはほとんど見ることは出来なかったけど、麻弥さんがなんと淳クンと同じレーンでゲームしたのです。

 麻弥さんによれば、緊張してるファンをよそに淳クンは普通にボウリングしてるのと同じ雰囲気だから、みんなのフォームについてあーだこーだと言ったり、最初調子の悪かったのを指のせいにして「ほら、太鼓叩きすぎて、指が腫れてるんだよ」と手を見せたりしてたそうです。「レーンが曲がってるよ」だの「俺が純銀のメダル取る訳にはいかないでしょ」だのいろいろ言い訳をしてたそうで「三角(スペア)も蝶々(ストライク)もひとつもないんだもん」と言ってたそうですが、「ボウリングは7フレーム目からだよ」とも言ってて、実際7フレーム目をストライク。とたんに強気になった淳クンは「ほら、俺上手いんだぞ〜」と自慢をしてたそう。そして8、9、10と連続ストライクで最終的にスコアは157でした。

 最初は淳クンに話し掛けたりしてもいいんだろうか状態だったらしい麻弥さんも、一緒にゲームして段々雰囲気が和んできたのと、淳クンがフレンドリーに受け答えしてるので、思い切って話し掛け、少しお話しをしたようで、羨ましい〜。
 コンサートの衣装のことなど聞いたそうで、「バラードの時の白い衣装が白無垢の布地じゃないかって話があるんだけど、本当?」と聞いたら「そうらしいね」と答えた淳クン、今回のソロの衣装は淳クンの知り合いのひとつ年上のデザインやってる人に全部やってもらったそうです。その人のこと言うとき「東京のデザイン賞を取った」とかって、ちょっと自慢げな言い方だったらしいです。麻弥さんはその人が男か女かを聞きはぐったのを残念がってましたが、う〜ん、どっちだろうね…。

 1ゲーム終わって、煙草を吸ってちょっと休憩の淳クン、2ゲーム目はレーンを移動して56番に。今度は私も近いので、自分が投げ終わると淳クンの様子を見に行ってました。2ゲーム目も最初は調子の悪かった淳クン、やはり「ボウリングは7フレームからよ」と盛んに言い訳を。で、これまた予告通り、7フレーム目から調子を上げてきたんだけど、イマイチ、ストライクは取れないし、スペアは逃すしで、投げた後、くるりんとひっくり返ってそのまま座り込んじゃったり、ガックリと倒れてみたり、いちいちリアクションが可愛いいの。それでも投球フォームは格好いいし、ボールにスピードがあるあたり、さすがに男の子だなと思いましたが。ストライクを取った時はそこら中の人と手をパシパシとやってて、私も手を出せばやって貰えたな〜と思ったけど、小心者(笑)なのでできませんでした。隣のレーンの子がストライク出した時、勢い良く淳クンの方に来たら最初意地悪して逃げてた淳クンでしたが、ちゃんとパシってやってあげてました。淳クン「恐竜みたいだよね」なんて失礼なこと言ってたけど。でも、こーゆーことできる人って羨ましいわ。結局最後まであまり調子の良くなかった2ゲーム目の成績は105でした。

 ゲーム終了後は隣の部屋に移って表彰式。ゲームが終わった人から順に移動してたのでとっととゲームの終わった私達は弧を描くようにして7、8列に並べられてた席の最前列真ん中に座ってしまいました。全員揃ったところで、成績発表。まず1位2位3位の表彰で1位の人は311。3位が私がご一緒してたようこさんで262だったんだけど、これは淳クンと同ピン。
 表彰で賞品を渡した淳クン、彼女に「これ分ける?」と言ってました。淳クンは自分の成績については「楽しくやったってことで、許して欲しい」と言って自分が優勝しちゃって純銀のメダル貰っちゃ、つまんないでしょと言い訳してました。
 以下、5位7位と10位〜5飛びに発表して、淳クンが賞品を渡してくれるんだけど、折角なのに淳クンと握手しない人が多くて、やったもん勝ちなんだから握手すればいいのにって、思ってしまいました。そして淳クンから「頑張ったで賞」が、淳クンと同じレーンでゲームをした最年長の方に贈られました。この方、最初親子連れなのかと思ったら、どうも祖母と孫だったみたい。淳クン「名前覚えて貰ったので、嬉しいなってことで」と表彰理由言ってました。

 淳クンご挨拶。「みんなとできるのは難しいもので、大変だけど、盛り上がって楽しかったです。またこーゆー機会も楽しいかなって思うけど、なかなか難しいかもしれないけど徐々にやりたので、その時は来てください」そして「折角来たので、握手をみんなとしたいなと思って」と握手会になりました。

 椅子に座ってる前列から順番に握手だったけど、いつもの握手会のように後ろに立って流すスタッフもいないから、ゆっくり喋ることもでき、とても平和な握手会でした。こーゆーとこ100人単位っていいですよね…。そんなめったにないチャンスだったと言うのに気が回らなかった私は渡すプレゼントも持ってないし、気の利いたことも言えなくて少々自己嫌悪。握手する順番が早かったので、他の人の様子も見れなかったから、後の人が指輪してもらってるの見て、私もそれくらいしてもらえば良かったわと残念でした。握手して感激して泣き出しちゃう子に「何かしちゃった?俺」とちょっと困ってる淳クン。みんなも「あー、淳クンが泣かした」って感じで、こんなとこもアットホームでした。

 全員握手も終わって、主催者からの挨拶。みなさんの協力で初めてでしたが、盛大に開催できたと思いますとの言葉に、淳クンも「第2、第3回とできるように」と言ってました。ロマンスグレーのおじさまと淳クンが握手したのもこの時だったかな?この方は桜橋ボウルの支配人かしら…?

 淳クンの退場をみんなは席に座ったままで、お見送り。帰り際に淳クンは「とりあえず名古屋もありますんで、そこまで頑張って。次から1人でやってもいいかなと…。FCも作りますからね。調子に乗ってるから大丈夫」と言って、コンサートの延長みたいだなと呟いてました。「さよなら、バイバイ」ってニコニコして退場した淳クンでした。
 少人数のイベントでいつも思うことは、人数少ないと平和でいいなってことです。それは淳クンと彼のファンの性格にもよるのでしょうが、何だかほのぼのしてるんですよね。なかなかこんな機会はありませんが、又あった時に参加できればいいなと思います。

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