きょうの思い出

01/01

 1988年「光GENJI伝説」は丸まる光GENJIだけのスペシャル番組で、ファンしか見ないだろうけど、ファンには本当に嬉しい番組でした。
まず「STAR LIGHT」を歌って、羽織袴姿で新年のご挨拶。CM後のPart1はデビュー前のスケートリンクでのマスコミ取材(5月)やGENJIの5人でのテレビ出演(6月)「STAR LIGHT」のビデオクリップの紹介、先輩のコンサートにゲスト出演した時の映像などが流れました。そしていよいよ8月19日のデビュー日を迎え、9月の「あぶない少年」の制作発表記者会見、10月にハワイに行った時のこと、11月にはシングル第2弾「ガラスの十代」発売、12月になって新春のコンサートリハーサルをしてる映像に、この日、1988年1月1日アルバム「光GENJI」の発売とこれまでの光GENJIの歩みを紹介してました。
「ほのかに甘くHOLIDAY」の後、Part2はある日、ある時、ある所での彼らの素顔を紹介。テレビ局の楽屋での様子はファンがまず見られないものなので楽しかったです。内海くんはまた顔を猫にしてるし、ロケ先での食事中に淳くんが寛くんにお茶を煎れてあげてるのなんかほのぼのしてていいですね。どんな時も諸星くんは元気にはしゃいでいます。敦くんが晃くんのことを「赤坂くん」って呼んでるのも今聞くと新鮮。他にも移動のバスの中でのカラオケや夜の遊園地のコーヒーカップで遊ぶ姿、中華料理でのお食事シーンなど貴重な映像が盛り沢山でした。
Part3はひとりひとりが光GENJIについて語るコーナー。それぞれプロモーションビデオがあって大沢くんはビリヤードをやってるシーン、寛くんは大きな犬と公園でお散歩、淳くんは1人きりのダンスレッスン、晃くんは洋服や小物をショッピング、内海くんはジムでトレーニング&シャワーシーン、敦くんは学生服で帰宅して着替えてからお仕事へ、諸星くんは冬の海辺を歩いてるものでした。晃くんがぬいぐるみを抱きしめ、ニコーッて今時の女の子アイドルのプロモーションビデオにもないような可愛い子ブリでした。このコーナーの最後は「Graduation」が流れました。
番組最後は「ガラスの十代」を歌って、1987年を1人ずつ振り返ってました。みんなあっと言う間の1年で充実した年だったと言ってました。

 「歌謡スペシャル」少年御三家が揃って出演して、コンサートでやった洋楽ナンバーと「ガラスの十代」を歌ってました。お正月から裸ん坊な彼ら…。

 「プロ野球オールスター大運動会」ハーフタイムショーに男闘呼組とともにゲスト出演して「ガラスの十代」を歌いました。冬の屋外、さすがに寒いからGツナギの下に白いTシャツを着ています。でも半袖…。プロ野球の選手ではなく、彼らのファンがずいぶん入っていたようで、歌の間中、うるさいです(^^;)。光GENJIはこのショーだけの出演で競技の参加はなかったと思うから、みんなこの1曲に思いを発散させたのかな!? それにしてもうるさい。

 「新春スターかくし芸大会」番組オープニングにローラースケートを履いて金龍の舞を披露しました。その後は青い(光は緑)着物を着て客席にずっと座ってるだけだったと思います。まだ新人だし、忙しい彼らでしたからね。

 この日、日本武道館で少年御三家の新春コンサートがありました。まだ私はコンサートに行ってないので会場がどんな様子だったかわかりませんが、このコンサートはビデオにもなってるし、テレビ番組でも流れましたから大体の内容はわかりますね。でも見るならやっぱり生で観たかった…。1日1公演ではなかったと思いますが、公演時間がわからないので、ご存知の方がいらっしゃいましたらご一報ください。

 1990年新春大型時代劇スペシャル「源義経」に内海くん・大沢くん・諸星くんの3人が出演しました。大沢くんは鎧兜姿も凛々しくて格好良かったけど、内海くんと諸星くんはちょいとイマイチでしたね(^^;)。でも一番印象に残ってるのが諸星くんのおかっぱの那須与一ですけど…。与一と言うよりまんま五月人形…。あ、書けば書くほどどツボにはまってしまいそう(^^;;;)。5時間の時代劇でしたが、3人合わせての出演時間は10分ほどでした。

 1991年SMAPのファーストコンサートは最初行くつもりなかったのですが、直前になって観たくなってチケットを余ってた人から譲ってもらって11時の回を観ました。
このコンサートには東山くんに忍者にTOKIOも出ていてSMAPのコンサートと言うよりジャニーズ祭って感じで、光GENJIからは寛・淳・晃・敦の4人が出ていました。それも1、2曲なんてものではなく、4回登場して7、8曲に参加してました。4人だけで歌ったのは「Mr. PANCAKE」のみでしたが、年明けちゃったからやらないかと思っていた大好きなクリスマスソングをやってくれたのでとても嬉しかったです。ジャングルメドレーも季節ハズレなあの衣装を着て踊ってくれたし、「夜を盗む」や「KIDS」も再び見れて嬉しかったし、全員での「コーラスライン」も格好良くて、観に行って良かったと思ったものでした。ただ、この日はお天気が悪かったのに3回公演の為、武道館の周りをぐるっと回らされたのが辛かったです。晴れ着で来てた子なんか気の毒でしたよ。
このコンサートの最中、「平成あっぱれテレビ博」の中継が入って東山くんと中村繁之くん、GENJIの4人がスタジオの山田邦子さんと少し喋ってました。と言ってもGENJIはほとんど話してないですが、お正月はどうしてるの? と聞かれて敦くんが「4日に東京ドームで野球大会があります」と答え、淳くんが「後はお家でお雑煮でも食べてます」と言ったら、邦子さんに「可愛いですね」と言われてました。

 「新春スターかくし芸大会」デビューの翌年に出たきり出演してなかった「かくし芸大会」にこの年から出演してました。この年の出し物はカースタント。晃くんが謹慎中(^^;)だったのでスタジオには6人しかいませんが、スタントには晃くんもちゃんと参加してました。
まずはリハーサル風景のVTRが流れ、バンから後ろを走ってる車に乗り移るスタント。最初はビビりまくり、でも遊び半分の雰囲気でやってた彼らだけど、スタッフに厳しいことを言われ、真剣に練習をして何とか飛び移れるようになったら、もう少し演出をしたいと言い出す大沢くんと諸星くん。火を使おうと言う2人に対し、今からじゃ間に合わないでしょうと小心者な内海くん(笑)。結局彼らに押し切られた形で火と火薬を使うことに。
いよいよ本番。身体にチェーンを巻きつけられ、寝袋に押し込められてバンに乗せられる7人。時速45Kmに固定されたバンが走り出すと導火線にも火が点けられ、何人かが早くも脱出してる中、バンにも火の手が。諸星くんのチェーンが外れなくてパニックになってる車内にプロのスタントマンが救出に来て、ヘリコプターからの縄バシゴに掴まって救出された諸星くんと大沢くんでした。そしてプロスタントマンも脱出して無人になったバンは爆発しながら崖下へ…。
対戦結果、光GENJI決死のカースタントは50点満点で勝ちましたが、対戦相手だった山瀬まみちゃんの「光GENJIに負けるなんて信じられない」にちょっとムカッ! だいたい趣向のまったく違う出し物に点をつけて審査すること自体おかしいんですけどね。
全ての出し物が終わって、総合点の結果は1点差で光GENJIが所属していた白組の優勝でした。

 「ウォルト・ディズニーワールド7日間の旅」は大好きなビデオで、一時期毎日のように見てました。ディズニーワールドではしゃぐ彼らを見るとほのぼのした気分になりますね。どれも好きだけど中でも好きなのはGRNJIの水夫風の姿が可愛い「DREAM FLIGHT」、ニューヨーク・ストリートでダンディーなギャング団(?)の「恋の流星ブギ」。背広の似合わない子もいるけど(あえて誰とは言わないけど…)、新米ギャングらしい彼の役どころはあれでなかなか美味しかったと思います。そして小人の衣装で振りも大好きな「水の惑星〜Love Balloon〜」。これは歌も大好き。おまけのメイキングビデオも楽しくて良かったですね。

 1992年「新春スターかくし芸大会」この年やったのは「ウォール・クライム・スペシャル」。VTRを見る前にどんなことをやったの? と聞かれた諸星くんは、今年は申年だから日光猿軍団に対抗して猿の芸を…と、腰にワイヤーを付けた淳くんと中央に出てバク宙の芸。3回バク宙して「反省!」ポーズ。さぁ、この芸は何点でしょう…ではなくて、上着を脱いだ淳くんは腰から腿にベルトをしててそこにワイヤーを繋いであるのを見せ、諸星くんがウォール・クライム、つまり壁登りをした時の命綱だったと説明。でも命綱だったはずのワイヤーが登ってる時に人の登るスピードに追いつかなくて、手や身体に絡みついて危険なことになってしまったと説明してVTRに行きました。
ビルとビルの間の隙間に手と足を突っ張って、壁を登っていく技を見せられ、あんな高いところまで登らなきゃいけないの? と相変わらず小心者の内海くん。練習が始まってなかなか上手く登ることができず、みんな生傷を作って頑張る中、高所恐怖症の内海くんは脱走! なかなかトレーニングの進まない内海くんを気遣って「登った時のペースを崩さずどんどんどんどん登っていくと辿り着く」とアドバイスをする淳くんだけど、高いところが恐い内海くんには何の慰めにもなりません(^^;)。連日のハードなトレーニングでみんながどんどん出来るようになっていく中で1人取り残される内海くん。でも1人欠けたらまずいよね。足を引っ張る訳には行かないでしょうと決心して特訓に励んだ結果、内海くんもついに壁登りをマスターしたのでした。
そして本番当日。ワイヤーに頼るのは危険との注意に、ワイヤーがない方が緊張感があっていいんじゃないですかとの晃くん発言。さすがにこれにはプロのスタントマンの方からあんまり甘く見ない方がいいとくぎを刺されてました。高さ30mのビルの屋上から下を見て、緊張して余裕の表情もなくなるメンバー、そして地上に下り、いよいよ壁登りスタート。登り始めてすぐ、ワイヤーが手に絡んでパニックになる大沢くん、ワイヤーが邪魔と叫びながらも必死で頂上を目指す。そしてもっと必死だった内海くんはなんとトップでゴール。続いて大沢くん、諸星くんも登りきり、ゴールを果たした敦くんは気力を使い果たして失神してしまうし、身体ひとつで30mの高さを上り切った彼ら、大きな事を成し遂げた満足に涙する姿に見ているこっちも感動でした。両手両足を突っ張って壁の間を登る姿は見た目は格好いいものじゃないし、派手な技でもなかったけれど、本当に自分達の力だけでやったことだから、3年やったかくし芸の中で、これが一番好きです。
紅白対戦はこの年も光GENJI所属の白組の優勝でした。

 1993年「世界のトップアイドル熱狂ライブ」前年の10月10日に東京ドームで行われた「超アイドル博 IN JAPAN」の放送でした。番組自体長くて、多分ほとんどライブの模様が流れたと思うけど、光GENJIの出演シーンは晃くんの「マスカレード」がカットされてただけで、あとは全部放送してくれたので、なかなか感動でした。「熱帯夜」や「NEVER GIVE UP」のダンスが残せて嬉しかったわ。でも、「NEVER GIVE UP」の2人ずつに分かれてのダンスシーン、淳くん&晃くんとのダンスがなくて晃くん&敦くんのダンスが何故かダブって流れた恨みは忘れなくてよ。いろいろな角度から映した映像を編集してるうちに間違ったのかなぁとは思うけど、何で? って思っちゃいましたね。ま、もしかしたらあまりコンサートを見てないと気付いてなかった人もいらっしゃるかもしれませんが…ってこともないか(^^;)。

 「新春スターかくし芸大会」この年のかくし芸はオートバイでの奇跡の超脱出。総重量3tのゴンドラにバイクで乗り込み、クレーンによって10mの高さまで釣り上げられる、そこで大爆発を起こすゴンドラから脱出すると言うもの。リハーサルでバイクで転んで諸星くんは胸を強打して喋ると胸が痛いとのことだったけど、この年は練習風景のVTRもほとんどなく、いきなり本番。それぞれバイクに乗って(淳くんだけは晃くんのバイクのタンデムシート←あッ(笑))登場した7人はバイクごとゴンドラに乗り込み、ゆっくりと吊り上げられて行くゴンドラは早くも爆発を起こし、煙に包まれる。そして大爆発してゴンドラが壊れ、バイクは落ちるがそこに光GENJIの姿はなく、静まった会場の客席に突然スモークが立ち、7人が無事な姿を現したのでした。何かよくわからないうちに始まって終わったって感じで、前年の「ウォール・クライム」のような感動もなかったら、点数の方も満点は取れず、47点でした。同じ白組の吉田栄作さんもスタントものをやってたから比べられちゃった感じだし、この冬は大沢くんと晃くんは舞台もあってろくに練習する暇もなかったでしょうから、仕方なかったと思います。でも彼らなりに頑張っただろうになぁと思うと、満点取れなくて残念でした。
光GENJIが満点でなかったのが響いた訳ではないと思いますが、この年は紅組の優勝でした。


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