07/13
1988年「あぶない少年2」ある日、諸星は寛之と山本に毎年7月になると渚寮にはオバケが出ると話をしていた。そういう話の苦手な寛之が嫌がるのをからかう諸星…。2人が部屋に戻ると物が飛び交ったり、テレビが勝手についたりしてびくついていると、オバケのお面を被った諸星が入って来て、山本は頭を打って気絶してしまった。少し休んでから行くと言う山本を残して、登校をする諸星と寛之。
その日、渚学園には新任の保健体育の葉山先生と、転入生の女子生徒が3名がやって来た。葉山先生が授業をしていると、黒板が動いて、その下に現れた壁には血のような染みがあった…。こっそりリモコンを操作していた諸星に、これも諸星の悪戯かと思われたが、誰かと電話をして、もっと騒ぎが大きくなるまでこの作戦を続けるのだと指示をする、不審な男の姿があった。先生方の間でも不可思議な現象を体験するものが相次ぎ、学園の敷地が元墓地だったのを知って怯える先生方だった。
諸星は内海と大沢に呼び出され、ちょっと悪戯が過ぎると注意されていた。寮での悪戯や、葉山先生への悪戯は認めたが、他の先生への悪戯のことは自分は知らないと言う諸星だったが、2人は取り合わず、これ以上騒ぎを起こさないようにと言って行ってしまう。ひとり残された諸星は自分じゃないのにと文句を言っていたが、ふと変な雰囲気を感じ、身震いをしたら、花壇の中から出て来た青白い手に足首を掴まれて、慌てて教室に駆け込み、先生や生徒達を連れてもう一度花壇に戻るが、誰も信じてくれず、みんなが教室に戻り、諸星がひとり残されると再び土の中から手が伸びて、足首を掴んだ。
諸星が段々孤立してきているとの報告を聞いて、作戦がうまく進んでいると笑う男だったが、先生方にも変なことが起こっていると聞いて不審がる。しかし、オバケなどいる訳ないだろうと一喝し、これからも様子を伺っているのだと指示をして電話を切った。
ローラースケート部では先生から最近妙なウワサが広がっているが、そんなものに惑わされることないようにとの話があり、9月の大会に向けての練習に励んでいた。その頃、女子生徒達は転入生の歓迎会を行っていたが、やはり話題はオバケ騒動のことだった。
寮に戻って寛之達が夕食の準備をしていると、鎌倉先生の悲鳴が聞こえた。先生は誰かの手に押されて階段から落ちたと言う、それもどうも女性の手だったような気がする…と。騒ぎの発端はお前なんだぞと大沢に言われた諸星は、でも本当にこの学園は呪われているんだ、もうこんな寮にはいたくないので、静岡の家に帰るからなと言った。それを聞いて俺も考えようかな…と言う山本。確かに何か妙な雰囲気をみな、感じていた。
その夜、誰も寮の階段を下りる、白い服を着た女性の姿があった…。
この日の特別講義の講師は江戸屋小猫さんで、動物ものまねにチャレンジしました。まずは先生の模範演技から。指笛や口笛で鳥や虫の鳴き声をまねする先生をみんなは感心して見てました。何かできる人と言われて森口博子ちゃんがハトをやって、なかなか上手だったけど、ちょっと声が低すぎるからと先生がハトのまねを教えてくれて諸星くんがチャレンジしました。続いてイヌやネコをひとりずつやるんだけど、声が出ない晃くんは前に出されてやってみたけど、やっぱり声が出なくて上手くネコになれませんでした。諸星くんが淳くんはチンパンジーも出来ると言うのでチンパンジーのものまねをする淳くん。笑いながらも先生は褒めてくれたけど、どうせやるならもっと思い切ってと言われてました。続いてヒツジやニワトリの鳴きまねを教えてもらって全員でやるもんでうるさいったら…(^^;)。