2時間目は 田植準備と田植えです

田植準備

田植え前に田起し、代かき作業をして田んぼをドロ状にしなければなりません。

両作業ともトラクターでします。トラクターは皆さん見たこと有りますか、

ないかもしれませんので我家の機械はこんな物を使っています

トラクター本体です。後ろの装置(アタチメント)を取り換えることにより

色々な作業が出来ます運転席の中はエヤコン、ラジオ、

カセットテープが装備されています。しかしけっこう作業音がうるさいので

車のなかみたいに快適ではありません。

これがアタッチメントの一つロータリーと呼んでいます

田起こしを行います

田起こしは・空気を土の中に入れる・わら(稲を刈った後の切り株や根、

コンバインの後ろから切断されて出てきた切りワラ)を土とよく混る、

土を柔らかくするなどの目的が有ります

ハローと呼んでいます、代かきを行います

代かきは田んぼに水を入れてハローでかき混ぜドロ状にし、その後田面

を平らにする作業ですあまりかき混ぜ過ぎない様にするのがコツです

ロータリーもハローもカバーの下に爪がついています

それがトラクターから回転動力を受けて回転して田んぼの中をグシャグシャに

かき混ぜます。

 

 

 

田植え

いよいよ子供を育てる様にだいじに育てた苗を更に青年くらいにたくましく

丈夫に育てた苗を田んぼに移します

この田植え機はヤンマー8条植えで、条件の良い田んぼで最高一日

1ヘクタール植える事ができます

30年くらい前までは手で植えていましたのでおじいちゃん達は腰が痛く

てしょうがなかったと思います。

大人の1人で朝から苗を手で取り束ねて運び、一日植えて4アールだっ

たそうです

私も小さい頃良く手伝わされました、 もっぱら苗を畦から投げ渡す役でした

それも3時の休憩まででその後は用水路の水の取り入れ口などでの魚取り

ばかりしていた記憶があります