4時間目

いよいよ収穫の秋になりました
農家にとって春からの苦労が報われる時です豊作なら楽しいですけど凶作なら
チョット気合が入りません
4条刈りのコンバインを使って稲刈りをします 雨が降る時は刈取りは休みですし
朝は露が無くなるまでできませんので晴れの日は早くて9時頃から動き始めます
一条刈りから6条刈りまでのコンバインが市販されています
四角のたんぼの刈取りは四隅を機会が回れるだけの面積だけ鎌で手刈りをします
鎌は稲刈り専用の鎌で刃の部分がノコギリの刃のようなギザギザ状に成っています
一枚の田んぼに4ヶ所50枚あれば200ヶ所けっこう手刈りも大変な作業です
左手で稲の根元から20センチ位上を親指を上にしてつかみ10センチ位の所を引き
ながら刈ります 注意しなければ左手の小指を切ってしまいます
私も小さい頃切った事が有り傷が残っていますこの人はサウスポーですネ!
四隅を刈った後、左回りにコンバインは刈り取ります何故左回りかというと運転席が右に付いて
いるので畦際が良く見え機械を畦にぶつけ無い様にする為です
コンバインは刈り取り脱穀しタンクに籾を溜めておき長い筒状の先から籾運搬車に移しかえます
その後乾燥機に移し15〜15.5%まで乾燥します
刈取ったばかりの籾は晴れの日は25%前後くもりの日は30%前後水分が含まれています
乾燥終了後 籾を作業所の二階へ上げ常温に低下したら調整機にかけ玄米にし計量器を通り
30キロの袋詰めにします 運搬車から袋詰めまでの作業まで流れ作業です