サブシアター構築記(第1期)

激安、激狭サブシアター

ひょんなことから3管式プロジェクターを手に入れましたので実家でサブシアターを作って見ました。メインもまだ全然できてないのに・・・ この部屋は私が独身のころのMyルームでした。広さは4帖半(2.8mx2.8m)で1帖の押入れがありました。あーこの部屋でがんばってシアターやっていたなーという感じです。 今となってはただの物置部屋になってしまっていましたが・・・ 当時はPJがXV−E1Z、アンプがDSP−A1(今のメインシアター用)スクリーンはシャープの80インチ、フロントスピーカーはネッシー改、センターはFE−208ΣでPST方式のバーチカルツイン型のバスレフ、エフェクトスピーカーはFE−108Σの小型バスレフ、その他もろもろとこんな狭いところで、そんなに機械を置いてなおかつここで寝ていました。 今思えばかなりごちゃごちゃしたもので、その点を反省して今度はシンプルなシアターを目指していこうと思います。

前述のFUKUMOTOシアターでは現在VPH−100QJが使用されています。 これは私がオークションで買ったもので3万5千円で落札しましたが、輸送事故にあい無理を言って3管とも新品にしてもらったものです。 この3管を活かすべく今度はジャンクの100QJ(写真)を5千円で落札しました。 この3管は前ユーザーによると字幕映画の見すぎでに字幕の映るところがぼんやり、白っぽくなっているとのことでした。レンズをはずして電源を入れてみてもみごとにへたっていました

この3管にはVISCOMのRGB入力ボードがささっており、またおまけで日本ビスコム ビデオプロセッサー VSA1000Uもついていました。

この機械はS端子入力信号を高品位なGBR信号に変換するというものでした。まあ”カーナビもRGBのほうが綺麗やし”ぐらいの気持ちでFUKUMOTOシアターのために買ってやろうという気持ちで買いました。 結構いろいろ調節できそうです。R,G,Bのゲインがそれぞれ3管の蓋を開けなくてもできるというところが気に入りました。

ところが、非常にいそがしく(というかこれを付けに行くと、レジの調整もやり直さなければならないしメンドクサイなーという感じでした。)実家に放ったまんま1年ほどが過ぎました。 ところがある日オークションを眺めていると、使用時間少々の電源をいれてもウンともスンともいわないジャンク100QJが出品されていました。 これはチャンスと思い入札しましたがなんと11000円まで値段が上がってしまいました。 ”これはちょっと失敗したかなー”と思いましたが、直接とりにいけるところだったのでOKということにしました。 これでFUKUMOTOシアターにあげるはずだったVISCOMを我が家(実家)で使うことに決定しました。

早速持ち帰って悪いほうのブラウン管をはずしてみました。はずしてあまりの線の多さにビックリしてしまいました。 ”これは無理かなー”と思いつつとりあえずバラバラにして3管ともはずしました。 半田でコードがついているところはコードの色がわかるようにコードを少し残してカットしました。

外したブラウン管の裏側です。 (大きい画像あり画像をクリックしてください) 外したコードは真ん中緑の基盤上の3本(こちらは半田で外しました)とコネクター1つ、茶色の基盤上の4本、左の端の銀色の部分からコネクターを4つ?ほど、あとブラウン管のしたからにょろっと見えています高圧ケーブルをカットしました。 高圧ケーブルをカットした理由は後述します。 こうやって書いてみるとたいしたことないかな・・・

左から、グリーン、レッド、ブルーです。ブルーはかなり台形の形に焼けているのがわかります。 (大きい画像あり画像をクリックしてください) これら3管は焼け以外にもかなりへたっておりまして、なかの液体にも空気がたくさん侵入していましたし、レンズを外して直接映像を見てもかなりぼやけていました。

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