IpLink ver 1.00 ダウンロード
●開発背景
もう10年近く前、パソコン通信を使っていたころ、
自宅のパソコンのデータを外出先から取り出せないかとパソコン通信のサーバーを立てていたことがありました。しかし、いちいちダイアルアップで接続する必要があり速度も、1200bpsと信じなれないくらい遅いものでした。
そのとき、こんなことを考えていました、
・・・フロッピーディスク読み込み程度の速度で外部からアクセスできないだろうか・・・・現在はインターネットの接続速度が非常に高速になり、その頃考えていたことが実現できる環境が整ってきました。
そこで、ADSLを使ってWWWサーバ・FTPサーバを立ててみました。
しかし、再接続するたびにIPアドレスが変わってしまう、固定IPサービスはとんでもなく高い。IPアドレスを通知するプログラムを使っては見たものの、いちいち手入力しなければならず
無精者の私としては、全自動でこれらの処理が出来ないかと考え、このプログラムが出来ました。
●動作環境
このプログラムを使用するためには、別途CGIが設置可能なISPのWWWサーバーが必要です。
更に、自宅などに電源を入れたままのパソコンが最低1台必要です。
そのISPのWWWページから自宅などのパソコンにリンクを自動的に生成するプログラムです。WWWサーバ・FTPサーバなどのソフトは別途各自でご用意ください。
フリーのソフトがたくさんあります。
●動作原理
まず、ISPのWWWサーバー上にCGIプログラムを2本設置しますこのプログラムがIPアドレスの監視と、リンク生成を行います。
もうひとつ、自宅のパソコンに一本ソフトを入れます、これがWWWサーバー上のCGIプログラムにIPアドレスを通知するために、WWWサーバーにポーリングをかけます。
WWWサーバー上のページからリンク生成用のCGIにリンクを張れば、自宅のパソコンに転送する仕組みです。
●使用方法
1、解凍すると出てくる ipset.cgi と ipget.cgi のファイルをホームページに置いてください。
(パーミッションを実行可能にする設定をお忘れなく)2、自宅サーバー上で、ip_set.exe を実行します。
CGIファイルを置いたアドレスを、CGIアドレスに設定してください。
動作テストのボタンを押すと、正常に動作していれば、レスポンスにIPが表示されます。
ポーリング周期は、IPアドレスの変更チェックを行う周期になります。
3、リンクの記述は、以下のように行ってください。
赤文字の部分に、ディレクトリパスを記述できます。
<a href="cgi/ipget.cgi?homepage/iplink/index.htm">(こちらは自前サーバーです)
</a>