萬寿鏡甕覗かめのぞき
この甕覗は酒蔵の奥深くで とくと熟成させた酒を 小甕に満たし それを柄杓で汲むという 茶の湯の所作を模して などなど 新趣向を凝らしたもの
--- 酒蔵主人 敬白
ほくそ笑み 甕のひも解く 亭主殿
--- 鏡子
なかなかに人とあらずは 酒壺になりてしかも 酒に染みなむ
--- 旅人
萬寿鏡 甕覗(かめのぞき)
甕詰品シリーズの最初のオリジナル品。
酒が一升甕に詰めてあり、添付してある柄杓で汲んで飲むもの。
徳利や瓶から注いで飲む文化から、柄杓で汲んで飲む文化への啓蒙的かつ革命的な品。
ただいまベストセラー継続中。
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