春待ちカマチャン
王様 :なにやら白い霧が薄ぼんやりと・・・ まるで粉ふき芋みたいな僕だにゃ 召使い:王様がよりいっそうお美しゅう 見えるよう紗をかけてみました 王様 :美男はよりハンサムに見えるってやつか
召使い:周りのがらくたも上手に隠れて 王様の美しさが引き立ってごじゃります 王様 :どうせならしょぼい目も修正して くれりゃよかったのに 目やにがこびりついてるニャ
王様 :それに、春が近いというのなら淡いピンク色にでもすりゃ能があるっていうもんじゃ 召使い:へへ〜、仰せのとおりでごじゃります 王様 :ま、きょうのところはびん長マグロで我慢してやろう んじゃ、次のご飯になったら起こしてくれ。zzzzz